テクニカルマイスター

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【フランス大統領選を受けて、ユーロ急伸、円は大幅安】

23日に行われたフランス大統領選の第1回投票が即日開票され、出口調査等により、中道・独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)と極右政党・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(48)が、決選投票への進出を確実になったことが判明した。決選投票は5月7日に行われる。


マクロン氏は「左派でも右派でもない政治」を掲げるとともに、EU=ヨーロッパ連合の枠組みを堅持すると主張し、支持率が低迷する左派右派の双方の支持者から幅広く票を集めた。

これに対して、ルペン氏は「フランス第1主義」を掲げて、EUからの離脱の是非を問う国民投票の実施を主張しているほか、移民の受け入れを制限する立場をとり、有権者の幅広い支持を集めた。

市場は、EU懐疑派の進左派である左派党のメランション元共同党首が敗れたことで、同氏とルペン氏の決戦投票という最悪の事態は避けられたと安堵し、週明け23日早朝のアジア市場ではユーロが急伸した。

ユーロは主要16通貨に対してほぼ全面高。

ユーロ円は一時1ユーロ=120円91銭と21日の終値(116円94銭)から大幅にユーロ高・円安に振れ、3月21日以来の高値を付けた。

ユロエン

ユーロドルは一時1ユーロ=1.0937ドルと昨年11月10日以来の高値まで急伸した。

ユロドル

市場のリスクオンモードが強まり、円は全面安。ドル円は21日の終値1ドル=109円09銭から上振れ、一時110円64銭と今月11日以来の水準までドル高・円安が進行した。

ドルエン

NY金時間外相場は、一時前日比23ドル安の1266ドル台まで急落し、午前10時時点では1277ドル(前日比-12ドル)近辺で推移している。ただし、東京金は円安を受けて4500円近くに上昇している。

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4月24日(月)
【4月21日の海外相場および市況】
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*週末21日のNY金は続伸。フランス大統領選の第1回投票を23日に控えて、投資家らのリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる金が買われた。また、パリ中心部での銃撃テロに加え、北朝鮮などをめぐる地政学的リスクも引き続き金相場を支えた。ただ、積極的な買いは控られ、相場の上値は重かった。一方、ムニューシン米財務長官が20日、トランプ政権の税制改革案を近く提示すると述べた上で、同案が年内に議会で承認されるとの見通しを示したことを受け、金相場への影響に注目している。CFTC建玉4月18日時点:ファンドの金買い越しは19万5768枚(前週比+2万3102枚)と増加。総取組高は47万2263枚と前週比1万6132枚の増加。

*週末21日のNY白金は反落。CFTC建玉4月18日時点:ファンドの白金買い越しは2万9227枚(前週比+3068枚)と増加。総取組高は6万6022枚と前週比1193枚の増加。

*週末21日のNY原油は下落し、3週間ぶりに50ドル割れとなった。ロイター通信による報道で、米国の産油量は2016年半ばから約10%増加しており、世界最大の産油国であるサウジアラビアとロシアの生産量に迫っていることが判明。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した最新週の国内石油掘削リグ稼働数は前週比5基増の688基と、14週連続で増加し、米国内の供給過剰懸念が強まった。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国は21日、協調減産の実施状況を点検する専門家レベルの技術委員会をウィーンで開き、減産期間の6カ月延長を勧告。閣僚級の監視委員会での承認を経て、5月のOPEC総会などの場で延長の是非を最終決定する見通しだが、ロシアのノバク・エネルギー相が同日「石油の余剰分は削減された。状況は一段と安定的となり、市場の値動きも落ち着いてきた」などと発言し、ロシアが減産延長に参加するかどうかについて、言及を避けた。CFTC建玉4月18日時点:ファンドの原油買い越しは44万3883枚(前週比+6840枚)と増加。総取組高は216万1434枚と前週比3万2133枚の減少。

*週末21日のシカゴトウモロコシは続落。米中西部が作付けに適した天候になるとの予報に圧迫された。CFTC建玉4月18日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは3万6742枚(前週比-1万0978枚)と減少。総取組高は147万5977枚と前週比1万8445枚の増加。

*週末21日のシカゴ大豆は、ショートカバーに反発。CFTC建玉4月18日時点:ファンドの大豆売り越しは1万2673枚(前週比+1万2727枚)と増加。総取組高は77万1596枚と前週比2779枚の増加。

*週末21日のNY外国為替市場のドル円相場は、フランス大統領選の第1回投票を23日に控えて様子見姿勢が強り、109円台前半で小動きとなった。この日はトランプ米大統領が大型の税制改革案を26日に発表する方針を明らかにしたことから、一時的にドルが買われる場面があったものの、フランス大統領選の行方を見極めたいとの思惑から、買いが続かなった。米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は21日、年内の利上げはあと2回が適切との考えを改めて示したほか、保有資産の縮小に関しては年内に決定する可能性などに言及したが、相場の反応は限定的だった。CFTC建玉4月18日時点:ファンドのドル買い・円売りは3万0463枚(前週比-4301枚)と減少。総取組高は20万3617枚と前週比5236枚の増加。

*週末21日のNYダウは小反落。前日にムニューシン米財務長官が「極めて近いうちに」提示すると発言した税制改革案への期待で買い支えられた一方、混戦が伝わるフランス大統領選の第1回投票を23日に控えて様子見姿勢が強まり、上値を削った。供給過剰懸念を背景に原油相場が50ドルを割り込んだことも嫌気された。


【本日の主な経済指標およびイベント】
17:00 (独) 4月Ifo景況感指数 112.3 112.4 --
18:00 (EU) 2016年政府債務 (対GDP比) +90.4% -- --

第113回 『おしえて陳さん』 
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【4月21日(金)国内市況と終値】
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*21日の金は円安を受けて3日ぶりに反発。白金も3日ぶりに反発。金相場は、週末のフランス大統領選の第1回投票を前に様子見姿勢が強まっている。これまで中東や朝鮮半島の地政学リスクとともに、フランス大統領選の不透明感から、NY金は安全資産として買われてきたが、ここにきて調整に入っている。目先は、23日のフランス大統領選が注目材料だが、第1回投票で過半数を得る候補はいないとみられており、5月7日の決選投票を前提に動いているようだ。世論調査によると、フランス大統領選は欧州連合(EU)離脱や「反イスラム」を唱える極右政党のルペン党首と、中道系独立候補マクロン前経済相がリードしており、市場もこの2人の決選投票になるとの見方を強めている。しかし、ここにきて急進左派・左翼党のメランション元共同党首が存在感を高めているという。

*21日の中東産原油は小反発。石油製品は小動き。この日はNY原油が50ドル台後半を維持し、ドル円相場が109円台前半に上昇したため、下げ止まったようだ。産油国の協調減産延長により、価格が維持されることへの期待が根強い。

*21日のゴムは大幅続伸。円安や上海ゴム相場の反発で買いが優勢となった。

*21日のトウモロコシは続落。一般大豆は小安い。今週に入り、米中西部の雨がちな天候に伴う作付け遅れへの懸念が後退しており、シカゴコーンの上値は重くなっているようだ。今後の米中西部の降水量は、南部と東部が平年並みから多めと予想されるものの、北西部ではむしろ、平年並みから少なめの見込みという。南米の豊作を背景に輸出市場の供給圧力が強まっている。

*21日の東京外国為替市場のドル円相場は、フランス大統領選を控えて動きにくく、109円台前半で保ち合い。23日にフランス大統領選の第1回投票が実施される。上位4候補は接戦で、反EUを掲げる候補者が決選投票に進むことへの警戒感は根強く、結果を見るまでは動きにくいようだ。

*21日の日経平均株価は円安を受けて大幅反発。ただ、23日のフランス大統領選挙の第1回投票や、地政学リスクを背景に、高値圏でのもみ合いが続いた。


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【NY原油は上値重くレンジ相場】

20日発表されたEIAの週間在庫統計で、原油在庫が100万バレル減と、市場予想の150万バレル減よりも小幅な取り崩しにとどまったこと、ガソリン在庫が前週比150万バレル増と、市場予想の190万バレル減に反して積み増しとなったことが嫌気されて、NY原油は下落に転じた。

これから本格的にドライブシーズンを迎えるものの、ガソリン在庫の増加は、予想外の弱材料となって50ドル割れ寸前まで下げた。

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石油輸出国機構(OPEC)は今年1月から日量120万バレルの削減を行い、ロシアなど非OPECも60万バレルの減産を行うことで合意している。

OPECの合意遵守率は高く、非OPECの遵守率も次第に上がってきている。しかし、減産合意を完全達成しても、世界の石油需給状況は均衡に達する程度で、相場には相当に織り込まれているといえるだろう。

現行の協調減産は相場のサポート要因だが、上値を突破していく強材料としては力不足で、しばらくは、3月中旬の安値47ドルが下値、上値は直近の高値53ドルがそれぞれの目安になりそうだ。

今後は、OPECが減産を延期するかどうかがポイントになろう。OPECは5月25日の総会で今年下半期の政策を協議する。その際、非加盟産油国との協議も行う予定。サウジアラビアなど多くの主要加盟国は、ロシアやその他非加盟国の合意があれば、減産延長を支持する考え。ただ、ロシアは、ノバク・エネルギー相が今月、国内石油会社と近く減産について協議すると述べたものの、減産を支持するかについては明らかにしていない。

また、イスラム教シーア派連立与党の指導者、アンマル・ハキム氏は19日、イラクは、原油価格の下支えを目的とした石油輸出各国による減産量の拡大を支持すると述べた。ただ、イラクは、過激派組織「イスラム国」(IS)と戦うため、石油収入が必要なことから、減産参加の免除を求める可能性があると警告した。

OPECC内部でも、減産延長についてはまだ意見がまとまっていないようだ。

ファンドの買い玉は一時39万8千枚まで減少したが、11日時点では43万7千枚まで増えている。弱い在庫統計を受けて、買いポジションが整理され、30万枚前半ぐらいまで減少すれば、内部要因的にも軽くなるだろう。

NY原油の日足チャートを見ると、53から55ドルが上値抵抗ゾーンだが、下値は200日移動平均線にサポートされそうだ。


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4月21日(金)
【4月20日の海外相場および市況】
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*20日のNY金は堅調。為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て金は割安感からが買い入った。ただ、欧米株が全面高となり、安全資産である金の需要が後退したため、上値は重くなった。20日は日米財務相会談や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれるほか、23日にはフランス大統領選の第1回投票が予定されているため、様子見姿勢が強まった。NY白金は金に連れて3日ぶりに反発。

*20日のNY原油は4日続落。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国による協調減産延長への期待があるものの、米国内のシェールオイル増産に対する警戒感から、売りが優勢となった。OPEC主導の協調減産合意をめぐっては、この日新たにサウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が期限の延長に向けたコンセンサスが産油国間で広がっているとの認識を示したほか、クウェートのマールゾウク石油相も非加盟国のロシアが暫定的に延長に合意していると発言したため、50ドル台前半では下げ渋った。

*イスラム教シーア派連立与党の指導者、アンマル・ハキム氏は19日、イラクは、原油価格の下支えを目的とした石油輸出各国による減産量の拡大を支持すると述べた。ただ、イラクは、過激派組織「イスラム国」(IS)と戦うため、石油収入が必要なことから、減産参加の免除を求める可能性があると警告した。

*20日のシカゴトウモロコシは、小麦の大幅下落に連れ安となった。シカゴ大豆は反落。米農務省によると、週間輸出成約高は22万5000トンと、市場予想の40万~80万トンを下回った。米中西部での降雨でトウモロコシの作付けが遅れ、代わりに大豆の作付面積が増えるとの観測も重石となった。

*20日のNY外国為替市場では、日銀が引き続き大規模な量的金融緩和を行うとの見方から円が売られ、ドル円は109円台前半に上昇した。訪米中の日銀の黒田東彦総裁はこの日、現在の年間80兆円の国債買い入れペースを「当面は続ける」と発言。米欧の中央銀行が量的緩和の縮小を視野に入れる中、日本では大規模な資金供給がしばらく続くとの見方が強まり、市場では円売り・ドル買いの動きが進んだ。また、23日に第1回投票を控えたフランス大統領選で中道派のマクロン候補のリードが伝えられたほか、ムニューシン財務長官が夏前までに議会が債務上限を引き上げるとの見通しを示したこともドル買い要因となった。

*20日の日経平均株価は大幅反発。米企業の好決算が強材料となった。今週に入って本格化している米主要企業の2017年1~3月期決算の発表だが、主要企業の純利益は前年同期比11.1%増と2ケタ増益が見込まれている。一方、3月下旬の医療保険制度改革(オバマケア)見直しのとん挫を受け、トランプ政権の政策実行力への不安が米株価の重しとなっていたが、ムニューシン財務長官は20日、税制改革案を「極めて近いうちに」提示すると表明し、法人税減税の早期実現への望みが高まったことも株価を押し上げた。今週末23日のフランス大統領選第1回投票に関しても、世論調査で中道系独立候補のマクロン氏のリードが報じられたことも市場の安心感を強めた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
13:30 (日) 2月第3次産業活動指数 (前月比) 0.0% +0.3% --
16:30 (独) 4月製造業PMI・速報 58.3 58.0 --
16:30 (独) 4月サービス業PMI・速報 55.6 55.5 --
17:00 (EU) 4月製造業PMI・速報 56.2 56.0 --
17:00 (EU圏) 4月サービス業PMI・速報 56.0 56.0 --
17:30 (英) 3月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +1.4% -0.3% --
23:00 (米) 3月中古住宅販売件数 548万件 560万件 --
   (米) 3月中古住宅販売件数 (前月比) -3.7% +2.2%


第112回 『おしえて陳さん』 
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