テクニカルマイスター

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【南アフリカランド円は堅調に推移】
3月の南アフリカ消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.9%上昇し、伸び率は前月の5.7%から加速。食品価格の上昇が全体を押し上げた。景気が減速する中でインフレ懸念も強く、先週19日に、南アフリカ準備銀行(中央銀行)は、政策金利を0.5ポイント引き上げて4.75%とした。0.5ポイントの利上げは2016年1月以来。世界的な物価上昇と資金流出への対応を強め、今後の利上げ継続も示唆した。

格付け会社S&Pが南アフリカ格付けの見通しを「ネガティブ」から「ポジティブ」に引き上げた。格付けに関してはジャンクのままだが、見通し引き上げは南アランドの支援要因になろう。

中国が主要都市でロックダウンが実施していたが、6月で一部解除される可能性があり、これが実現すれば南アランドには好感されよう。

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情報提供 : TradingView Inc.
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【ニュージーランド利上げ】
ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は25日の金融政策決定会合で、政策金利のオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を50ベーシスポイント(bp)引き上げて2.0%にすることを決めた。利上げは5会合連続で、インフレ抑制を目指す。

政策金利が従来の想定よりも高い水準でピークを打つとの見通しも示し、積極的な利上げの継続を示唆した。

ニュージーランドドル円日足は、12日に大陰線をつけ、一目均衡表の雲を下回ったが、この時、RSIは30%を下回り、売られ過ぎ感が強まっていた。そのため、翌日から反発に転じ、現在は、転換線にサポートされている一方で、基準線が抵抗線になっている。また、雲の中にいるため、もち合い状況にあるが、雲全体が切り上げっているため、下値を切り上げていく展開になりそうだ。

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【5月26日海外市況】
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*26日のNY外国為替市場では、黒田東彦日銀総裁が大規模金融緩和の「出口」に関する発言を受けた円買いの動きが一巡後、小幅な値動きとなり、127円台前半に下落した。127円02~12銭。黒田日銀総裁は26日の衆院予算委員会で、大規模金融緩和の「出口戦略」に言及した。この発言を受けて円高・ドル安が進行し一時126円台半ばまで下落した。1~3月期米実質GDP(国内総生産)改定値は年率1.5%減少、予想は1.3%減だった。


*26日のNYダウは、一部の小売企業の好決算を受けて積極的な買いが入り、5営業日続伸した。3万2637.19ドル(+516.91)。この日発表された百貨店大手メーシーズ、ディスカウントストア大手ダラー・ツリー、同ダラー・ゼネラルの2~4月期決算がいずれも市場予想を上回ったほか、各社は通期業績予想も上方修正した。小売り大手では、高インフレが逆風となる中で前週発表のウォルマートやターゲットの決算が振るわず、個人消費の減退などをめぐり懸念が強まっていた。ただ、一部の小売企業については業績が堅調なことが確認でき、投資家の間に安心感が広がった。この日発表された米経済指標はまちまち。1~3月期米実質GDP(国内総生産)改定値は前期比1.5%減で、速報値の1.4%減から小幅下方修正された。4月中古住宅販売契約指数は2年ぶりの低水準に沈んだ。一方、新規失業保険申請件数は2週ぶりに改善した。


*26日のNY金は堅調。1847.60ドル(+1.30)。25日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、急速な利上げに対する市場の警戒感を強める内容ではなかった。26日は米株価が続伸し、リスク回避ムードが後退。ドルが対ユーロで下落する中、ドル建て金の割安感が高まり、一時1852.80ドルまで買われる場面もあったが、利益確定の売りなどに押され、値を消した。

金ETFは、1069.81トン(変わらず)。

NY白金は3日ぶり反発。937.40ドル(+8.10)。
パラジウムは4日続伸。1993.50ドル(+4.20)。


*26日のNY原油は、米国での夏のドライブシーズンを控え、原油の需給がひっ迫するとの見方が強まり、続伸した。114.09ドル(+3.76)。米国では、30日のメモリアルデーの連休から、夏のドライブシーズンが始まり、ガソリン需要が一層高まる。前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計では、原油在庫が前週末比100万バレル減となり、減少幅が市場予想を上回った。市場では、前日に引き続き、原油需給のひっ迫が意識された。ミシェルEU大統領は前日の記者会見で、欧州連合(EU)によるロシア産石油の輸入禁止をめぐり、30、31両日に開くEU首脳会議までに「この問題を解決できると確信している」と発言。

*26日のシカゴトウモロコシは反落。765.00セント(-7.25)。米国産トウモロコシの輸出需要が低下していることへの懸念が重し。

シカゴ大豆は反発。1726.50セント(+45.50)。プレーンズ北部の降雨予報を受けて、ミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタ州で作付けがさらに遅れるとの見方が強まった。一時1737セントと2月24日以来約3カ月ぶり高値を付けた。


【27日】
08:30 (日) 5月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比] 1.9%
10:30 (豪) 4月 小売売上高 [前月比] 1.6%
21:30 (米) 4月 卸売在庫 [前月比] 2.3%
21:30 (米) 4月 個人所得 [前月比] 0.5% 0.6%
21:30 (米) 4月 個人消費支出(PCE) [前月比] 1.1% 0.6%
21:30 (米) 4月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比] 6.6%
21:30 (米) 4月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比] 0.3% 0.3%
21:30 (米) 4月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比] 5.2% 4.9%
23:00 (米) 5月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値 59.1 59.1


*ストックボイス「FXフォーカス」出演
https://www.stockvoice.jp/vod_playlists/PL84385BD60AE8CDE1

【NY原油に先高見通し強まりそう】
NY原油は下値を切り上げ、110ドルを軸としたレンジで推移している。中国は新型コロナの感染拡大を受けて3月下旬から北京、上海等の主要都市でロックダウン(都市封鎖)を行ってきたが、上海市は6月中に企業の生産活動と住民生活を全面的に正常化する方針を示した。実質的な封鎖解除となる見通し。経済や市民生活の全面的な正常化が期待され、エネルギー需要も増加するとの見方が強まった。

欧州連合(EU)は、ロシアへの追加制裁案の一環として、同国産原油の輸入禁止を協議したが、ロシア産原油への依存度が高いハンガリーが反対姿勢を崩さず、合意に至っていなかった。しかし、数日内に合意する可能性があるとの見方が表明されたことで、需給逼迫懸念が強まった。

OPECとロシアなどの産油国が構成するOPECプラスは6月の増産目標を日量43.2万バレル引き上げることで合意し、これまでの小幅な増産路線を維持した。基本的に産油国が増産しなければ、需給は緩和しないだろう。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計によると、戦略石油備蓄(SPR)を除く原油の在庫は、前週比100万バレルの取り崩しとなった。取り崩し幅は市場予想の70万バレルを上回った。ガソリン在庫は取り崩し、ディスティレートは積み増しとなった。いずれも需要の堅調さを示した。

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今週末の米メモリアルデー(戦没者追悼の日)連休の旅行はここ2年間で最も混雑すると予想されている。ガソリン価格の高騰にもかかわらず、車の使用は増える見通しで、需要は増加する見通し。

ドライブシーズンが本格化するため、米国の製油所は通常であればガソリン生産を増やすが、精製能力不足のせいでドライブシーズンを前にガソリン在庫は減少し、ガソリン価格の上昇が止まらない。

ガソリン価格の上昇が要因となり、NY原油は120ドル台に上昇する可能性が出てきたようだ。

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【JPX金は7300~7800円のレンジを想定】
25日に公表された5月3、4日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、「大半の参加者」がインフレ抑制のため、6、7月に連続0.5%の大幅利上げを支持した。しかし、市場ではFRBのタカ派色は相場に織り込み済みだったようで、サプライズとはならなかった。発表前のNY金は一時1840ドル台を割り込んだが、発表後に買い戻され、1850ドル台を回復した。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は9月末までにマイナス金利からの脱却を目指す計画を示した。ユーロ高・ドル安となり、ドル建て金には割安感が強まって金のサポート要因になった。

4月米耐久財受注額が市場予想を下回るなど、米景気に減速観測が浮上する中、米長期金利やドル指数の上昇も一服しているため、投資家の目が金に向かっているようだ。

NYダウは8週連続で下落し、地合いが弱くなっており、高値から20%以下に下落すると弱気相場入りとなるため、市場の警戒感は高まっている。リセッション懸念が強まる中、安全資産として金が注目されそうで、NY金は1900ドルへの戻りを試す展開も予想される。

JPX金は一目均衡表の雲で下げ止まり値固め局面に入ったようだ。当面は雲の下限である7300がサポートライン、基準線のある7800円が上値抵抗線となろう。

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