テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【12月2日(金)国内市況と終値】
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*2日の金は小幅下落。1日のNY金が、堅調な米経済指標を背景に下落し、為替も円高で推移したため、売りが優勢となった。白金は上伸。NY高を映して買われた。

*2日の中東産原油は小幅続伸。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意に非加盟のロシアが協調する姿勢を示したことを背景に、1日の欧米原油が上昇した流れを受け、買いが継続した。石油製品も原油になびいて続伸。

*2日のゴムは為替の円高を受けて反落。ただ、石油輸出国機構(OPEC)が協調減産で合意し、原油相場が上昇していることは、合成ゴム相場を支え、天然ゴムにも間接的に強材料となる可能性が大きい。また、米国で実際にインフラ投資の動きが出てくれば、建設機械用タイヤなどゴムの引き合いが拡大するとみられている。

*2日のトウモロコシと一般大豆は下落。米国の豊作が重石になっているようだ。

*2日の東京外国為替市場のドル円相場は、今夜発表される11月の米雇用統計を控えて利益確定売りが優勢となり、114円前後で小幅保ち合いとなった。

*2日の日経平均株価は3日ぶりに反落。円安が一服したため、輸出株に売りが出た。


第94回 『おしえて陳さん』 
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12月2日(金)
【12月1日の海外相場および市況】
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*1日のNY金は3日続落。この日発表された11月の米ISM製造業景況指数は53.2と前月の51.9から上昇し、市場予想の52.2も上回った。最近発表されている米経済指標の大半が良好であることから、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを速めるとの見方が強まっており、金利を生まない資産である金にはこの日も売りが継続した。原油相場が石油輸出国機構(OPEC)の減産合意などを受けて大幅続伸する中、NYダウも上昇を続けており、安全資産としての金の魅力が薄れていることも売り材料となった。NY白金は3日ぶりに反発。

*1日のNY原油は大幅続伸し、終値は51ドル台に乗せ、1カ月半ぶりの高値となった。石油輸出国機構(OPEC)による減産合意に加え、ロシアも協調する姿勢を示したことが好感された。OPECが30日に減産で合意したことを受け、ロシアのノバク・エネルギー相も1日、産油量を11~12月の水準をベースに引き下げる方針を表明。オマーンやバーレーンなど他のOPEC非加盟国も減産合意に歩調を合わせるとの期待が広がった。また、為替市場では対ユーロでドル安が先行し、ドル建て原油などの商品に割安感が生じたことも、買いに拍車がかかったようだ。

*1日のシカゴトウモロコシは3日続落。米農務省が発表した週間輸出販売統計が弱い内容だったことや、小麦安に圧迫された。シカゴ大豆は3日続落。米国産の需要鈍化観測や南米の好天が圧迫要因となった。

*1日のNY外国為替市場では、米雇用統計の発表を翌日に控えてドルの利食い売りが優勢となり、ドル円は114円台前半に反落した。この日、発表された米週間新規失業保険申請件数は増加したものの、11月の米ISM製造業景況指数が予想以上に改善したことから、ドル円は一時114円73銭まで上昇した。しかし、その後はドルの利食い売りが強まり、ドル円は反落に転じた。

*1日のNYダウは続伸し、最高値を更新した。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受けた原油価格の続伸が好感されてエネルギー関連株が買われ、NYダウを押し上げた。一方、原油価格の上昇でインフレが加速するとの見方から、長期金利の上昇が続いた。大規模なインフラ投資や大型減税などトランプ次期大統領の経済政策が米経済の成長率を引き上げるとの観測もあり、長期間続いた低金利環境は転換局面にある。金利上昇で融資業務の利ざや拡大期待が高まり、金融株も買われた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
09:30 (豪) 10月小売売上高 (前月比) +0.6% +0.3% --
18:30 (英) 11月建設業PMI 52.6 52.2 --
19:00 (EU) 10月生産者物価指数 (前年比) -1.5% -1.0% --
22:30 (米) 11月非農業部門雇用者数 +16.1万人 +18.0万人 --
22:30 (米) 11月失業率 4.9% 4.9% --
22:30 (米) 11月平均時給 (前月比) +0.4% +0.2% --
22:30 (加) 11月就業者数 +4.39万人 -1.50万人 --
22:30 (加) 11月失業率 7.0% 7.0% 

第93回 『おしえて陳さん』 
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【12月1日(木)国内市況と終値】
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*1日の金は軟調。為替の円安が進んだものの、NY金が大幅安となったため、売りが優勢となった。白金はまちまち。昨日のNY金は、石油輸出国機構(OPEC)の減産合意に伴うリスク選好意欲の高まりから、株や原油が買われ、安全資産である金は売られた。終値は1173.90ドルと1180ドルを割り込み、2月5日以来約10カ月ぶりの安値を付けた。

*1日の中東産原油は急反発。欧米原油相場が石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意を背景に急伸したほか、為替の円安・ドル高を受け、相場水準を切り上げた。石油製品は原油になびいて大幅高。OPECは30日の総会で、約8年ぶりの減産(日量120万バレル)を正式に決めた。難航が予想されていた国別の生産割り当ても設定された。非OPECも日量60万バレル減産する見込みで、合計で日量180万バレルの減産が見込まれる。長引く原油安で産油国の財政状況が逼迫しており、シェアよりも価格を優先させる戦略に転換したようだ。しかし、原油相場が一段と上昇するかは予断を許さない。過去を振り返ると、減産合意が必ずしも順守されていないことが多々あった。また、原油価格が上昇した場合、米シェールオイルの供給拡大が予想され、上値を抑える要因にもなる。トランプ次期政権が、環境規制緩和など産業界寄りの経済政策を実行すれば、シェールオイルが増産される可能性もある。

*1日のゴムは3日ぶりに反発。円安と原油高が追い風となった。

*1日のトウモロコシは円安を受けて堅調。一般大豆も高い。

*1日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の上げ幅縮小を眺めて調整売りが進み、114円付近で保ち合いとなった。早朝、石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意を好感した買いが入り、一時114円80銭台に浮上した。しかし、午前9時以降は利益確定売りが優勢となった。

*1日の日経平均株価は大幅続伸し、終値は年初来高値を更新した。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受けて、ドル円が114円台まで円安が進行したため、日経平均株価は1万8500円台を回復し、上げ幅は一時430円を超えた。ただ、午後は過熱感から利益確定売りが優勢となり、上値を削った。


第93回 『おしえて陳さん』 
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