テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【9月29日(木)国内市況と終値】
tk0929

*29日の金は反発。為替の円安やNY金時間外の上昇を受けて上げ幅が拡大した。白金も円安とNY白金時間外の上昇を受けて反発。

*29日の中東産原油は大幅反発。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受けた海外原油高に加え、為替が大幅に円安となったため、上げ幅が拡大し12日以来約2週間ぶりに3万円台を回復した。石油製品も、原油高になびいて堅調。OPEC加盟国は28日の会合で、原油生産量を日量3250~3300万バレルに制限することで合意した。8月の産油量は日量約3324万バレルで、合意が履行されれば実質的には減産となる。OPECは11月30日の総会に向けて、産油量制限の詳細を詰めることになる。

*29日のゴムは原油高や円安を受けて上昇。

*29日のトウモロコシは円安や時間外相場の反発を受けて高い。一般大豆も上昇。ただ、いずれも米国の豊作観測が強く、上値は重そうだ。

*29日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の上昇を受けてドル買い・円売りが加速し、101円台後半に続伸した。

*29日の日経平均株価は大幅反発。28日の欧米株の上昇や海外原油相場の上昇が好感されて買いが加速した。円安もあって上げ幅が一時300円近くまで拡大する場面があった。

第84回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

9月29日(木)
【9月28日の海外相場および市況】
ny0928

*28日のNY金は、ドルが対ユーロで上伸したことに伴う割高感から売られ続落した。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では、今後の利上げペースに関しては「決まったタイムテーブルはない」とし、具体的な利上げ時期に言及しなかったことから、金利を生まない資産である金の下値は買い支えられた。シカゴ連銀のエバンズ総裁は、金融安定への懸念を理由に利上げを行うことは、FRBの物価目標を達成する能力を損なう懸念があると指摘。また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、インフレが引き続き弱いため、低金利は当面続く可能性があるとの認識を示した。NY白金はドル高を受けて4日続落。

*28日のNY原油は、石油輸出国機構(OPEC)が産油量の制限で合意したことを好感して大幅急反発した。終値は8日(47.26ドル)以来約3週間ぶりの高値となった。OPECはアルジェリアで26~28日の国際エネルギーフォーラムに合わせ非公式会合を開き、OPEC加盟国は11月から生産量を日量3250万~3300万バレルに制限することで合意した。サウジアラビアとイランがぎりぎりまで意見が衝突していたため、実効性には疑問が残るものの、合意見送り観測が強かっただけにサプライズとなり、相場は一時47.45ドルまで急上昇した。OPECが11月に開く会合で、産油量を制限することになるが、これは2008年以来の減産合意となる。OPECは、現在の生産量を3324万バレルと推計している。イランのザンギャネ石油相は「われわれは、生産量を日量70万バレル前後減らすことを決定した」と語った。OPECは11月30日にウィーンで会合を開き、加盟各国の生産水準について合意を得る。世界的な供給過剰をさらに緩和するため、非加盟の産油国にも支援を求めるという。米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した最新週の米原油在庫は前週比190万バレル減と、積み増し予想に反して4週連続の取り崩しとなった。ただ、ガソリン在庫が200万バレル増と予想を上回る積み増しだった。

*28日のシカゴトウモロコシは反落。米国中西部で乾燥が予想され、農家の収穫が進展するとの見方が強まった。一方、メキシコ向けに157万7000トンの輸出成約が発表され、下値は支えられた。シカゴ大豆は反落。米国中西部で収穫ペースが加速する中、現物相場価格が軟調に推移し弱材料視された。

*28日のNY外国為替市場では、欧米株高や原油相場の上昇を背景にリスク回避姿勢が後退したことから、ドル買い・円売りが強まった。ドイツ銀行が非中核事業の売却を決定したことで、同行の経営不安が落ち着き、この日の欧州株は全面高。また、石油輸出国機構(OPEC)加盟国が同日の非公式会合で、産油量を制限することで合意したことから、欧米の原油相場が急上昇した。これを受け、市場のリスク選好意欲が強まった。この日はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言やシカゴ連銀のエバンズ総裁の講演などがあったが、発言内容にあまり新味がなかったため、相場の反応は限定的だった。

*28日のNYダウは続伸。アルジェリアで開かれていた非公式会合で、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国らが産油量の制限で合意したと伝わると、NY原油相場が一時6%超上昇し、エネルギー関連株が反発し、NYダウも原油高に追随して上昇した。


【本日の主な経済指標およびイベント】
16:55 (独) 9月失業者数 -0.7万人 -0.5万人 --
16:55 (独) 9月失業率 6.1% 6.1% --
17:30 (英) 8月消費者信用残高 +12億GBP +14億GBP --
18:00 (EU) 9月経済信頼感 103.5 103.5 --
18:00 (EU) 9月消費者信頼感・確報 -8.2 -8.2 --
18:30 (南ア) 8月生産者物価指数 (前年比) +7.4% +7.5% --
21:00 (独) 9月消費者物価指数・速報 (前年比) +0.4% +0.6% --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 25.2万件 26.0万件 --
21:30 (米) 8月卸売在庫 (前月比) 0.0% 0.0% --
21:30 (米) 4-6月期GDP・確報 (前期比年率) +1.1% +1.3% --
21:30 (米) 4-6月期個人消費・確報 (前期比年率) +4.4% +4.4% --
21:30 (米) 4-6月期GDPデフレーター・確報 (前期比年率) +2.3% +2.3% --
21:30 (米) 4-6月期コアPCEデフレーター・確報 (前期比年率) +1.8% +1.8% --
23:00 (米) 8月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) +1.3% 0.0% 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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【9月28日(水)国内市況と終値】
tk0928

*28日の金は下落。前日のNY金の下落と為替の円高を受けて、売りが優勢となった。白金も安い。27日は、大統領選に向けた初の討論会ということで注目も高く、値動きは15ドルを超えた。討論会を受け、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が優勢との見方が広がり、投資家のリスク選好意欲が高まったため、リスク資産とされるNYダウが買われ、安全資産の金は売られる逆相関の動きを見せた。

*28日の中東産原油は反落。NY原油時間外の軟化と為替の円高を受けて売りが優勢となった。石油製品も原油になびいて反落。現在、ナイジェリアで開催さrている石油輸出国機構(OPEC)とロシアとの会合では、生産調整は見送られる公算が大きいようだ。しかし、米石油協会(API)の週間在庫統計で、原油在庫が減少したことが下値を支えている。APIの週報によれば、原油在庫は前週比75万2000バレル減と、市場予想(300万バレル増)に反して取り崩しとなった。原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの在庫は83万2000バレル減、ガソリン在庫は370万バレル減だった。

*28日のゴムは小じっかり。上海ゴム相場の上昇と為替の円高といった強弱両材料の綱引きとなった。

*28日のトウモロコシは続落。一般大豆はまちまち。

*28日の東京外国為替市場のドル円相場は、特に材料もなく100円台半ばで保ち合い。実需筋の買いにドル円は浮上したが、ドイツ銀行の経営不安などが重しとなり、追随的な買いは入らず保ち合いとなった。

*28日の日経平均株価は反落。円高進行に対する警戒感が根強く、売りが優勢となった。米国の金融政策や大統領選の行方が明確にならないため、積極的にポジションを取れないようだ。

第84回 『おしえて陳さん』 
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