テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【8月14日 国内市況と終値】
tk0814

*金は8日ぶりに反落。13日のNY金が下落したことを受けて利益確定売りが優勢となった。RSI(14日)=51.1%。中国による人民元切り下げを契機に同国経済への先行き懸念が広がり、リスク回避姿勢の強まりから金が買われてきたが、昨日、人民銀行幹部が、大幅な元切り下げの終了を示唆したとみられる発言をしたことで、金買いも一服となった。人民銀行幹部は、「基準値と市場実勢の乖離の修正は基本的に完了した」と述べた。本日午前に公表された基準値は前日比0.054%のドル安・元高水準となり、元切り下げ終了観測を裏付ける結果になった。これを受け、為替市場でドルは対ユーロで上昇し、NY金は下落に転じた。市場の関心は、再び9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、米利上げ動向に戻ってきた。白金は5日ぶりに反落。RSI(14日)=48.2%。

*中東産原油は反落。13日の欧米原油相場が需給緩和観測の高まりを背景に下落したことから、売りが優勢となった。石油輸出国機構(OPEC)が高水準の生産を続ける一方、米シェールオイル生産も大きく落ち込んでいない。一方、需要面では、中国の経済指標や株価動向から、強気になれず、売り圧力は継続しそうだ。RSI(14日)=37.4%。石油製品も原油安になびいて反落。ガソリンのRSI(14日)=37.1%。灯油のRSI(14日)=40.6%。

*ゴムは、原油安を受けて反落。中国の新車販売の落ち込みが、圧迫材料として意識されている。RSI(14日)=34.9%。

*トウモロコシは小反発。13日のシカゴトウモロコシが反発したことから、買戻しが入った。RSI(14日)=43.4%。一般大豆は3日続落。RSI(14日)=30.8%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、124円台前半で動意薄い展開となった。午前10時過ぎに、中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を前日より元高に設定したことで、ドル買い・円売りがやや強まり、124円50銭台に上昇。その後は伸び悩み、124円40銭台前後に軟化した。

*日経平均株価は反落。人民元安は一服したものの、中国景気に対する不安は払拭されず、売りが優勢となった。中国人民銀行(中央銀行)が対ドル基準値を前日比で0.05%元高の水準に設定したことが伝わると市場には安心感が広がったが、戻り待ちの売りに上値を削った。中国の景気後退懸念などから原油相場が6年5カ月ぶりの安値を更新したことも弱材料となった。


第27回 『おしえて陳さん』 
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8月14日(金)
【8月13日の海外相場および市況】
ny0813

*13日のNY金は、利食い売りに押され、6日ぶりに反落した。中国人民銀行(中央銀行)はこの日、3日連続で人民元取引の目安となる対ドル基準値を引き下げたものの、同中銀幹部が会見し、実勢レートとの乖離が埋まったとの認識を明らかにしたことで、大幅な調整局面は終了したとの見方が強まった。中国経済の先行き懸念が収まり、内外の株式市場が上昇に転じたため、安全資産として買われていた金には売り圧力が強まった。また、8日まで1週間の新規失業保険申請件数が前週比5000件増の27万4000件と、市場予想の27万件をやや上回ったものの、想定の範囲内であったこと、7月の小売売上高が前月比0.6%増と、市場予想の0.5%増を上回ったことで、米景気の回復が順調と見られ、早期利上げ観測が意識され、金には圧迫要因となった。RSI(14日)=49.9%。白金も利食い売りで6日ぶりに反落した。RSI(14日)=47.8%。

*ロイター通信によると、13日、南アフリカの産金業界の労使交渉が難航しているという。労組側は南ア政府に調停を要請するとともに、スト権確立に向けた手続きを開始する。労組側は最低水準の賃金の最大100%アップを要求。これに対し企業側は最終段階で9~18%の賃上げを回答していた。中国経済の減速などを背景に、南アの鉱山各社は競うように人員削減に乗り出している。ラマトロディ鉱物資源相は、鉱業労使首脳との緊急会合を開くとともに、産金業界の賃金交渉で労組側に合理的な水準での妥結を促している。南アのズマ大統領は13日の会合で、「現在の価格水準では、南アの白金鉱業の40%以上、金鉱業の31%が赤字となる」と危機感をあらわにした上で、「この状況を方向転換するため、政府と労使が協力する必要がある」と訴えた。

*13日のNY原油は反落し、約6年5カ月ぶりの安値を更新して引けた。一時42ドルも割り込む場面もあった。主要エネルギー消費国である中国の景気先行き懸念が強く、原油には売り圧力が継続した。エネルギー情報企業の米ジェンスケープが21日公表したデータによると、受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が、11日までの1週間に130万バレル超増加したことも弱材料となった。ドルが対ユーロで上昇し、ドル建て原油に割高感が生じたことも、嫌気された。RSI(14日)=24.7%。北海ブレント原油も反落。

*13日のシカゴトウモロコシは安値拾いで反発。RSI(14日)=41.3%。シカゴ大豆は、前日の急落の反動から反発。RSI(14日)=41.6%。

*13日のNY外国為替市場のドル円相場は124円台前半で堅調に推移した。中国人民銀行(中央銀行)はこの日、3日連続で人民元取引の指針となる対ドル基準値を引き下げた。ただ、同中銀の幹部が会見し、実勢レートとの乖離が埋まったとの認識を明らかにしたことで、大幅な調整局面は終了したとの見方が強まった。市場の関心は、米利上げに移り、ドルが買い戻された。週間新規失業保険申請件数も27.4万件と予想の27.0万件とほぼ一致し、労働市場の改善傾向が明らかになった。月の米小売売上高は季節調整後で前月比0.6%増と市場予想を上回り、ドル買いを後押しした。

*13日のNYダウは、人民元切り下げによる懸念は収束したものの、原油安が重石しとなりほぼ横ばいで引けた。7月の米小売売上高は季節調整後で前月比0.6%増と市場予想を上回り、米経済の堅調さが意識された。ただ、原油安を背景にエネルギー株が売られ、NYダウも上値を削った。

【本日の主な経済指標およびイベント】
15:00 (独) 第2四半期GDP・速報値 [前期比] +0.3% +0.5% 
          (独) 第2四半期GDP・速報値 [前年比] +1.0% +1.5% 
18:00 (EU) 第2四半期GDP・速報値 [前期比] +0.4% +0.4% 
      (EU) 第2四半期GDP・速報値 [前年比] +1.0% +1.3% 
21:30 (米) 7月生産者物価指数 [前月比] +0.4% +0.1% 
      (米) 7月生産者物価指数 [コア:前月比] +0.3% +0.1%
      (米) 7月生産者物価指数 [前年比] -0.7% -0.9% 
      (米) 7月生産者物価指数 [コア:前年比] +0.8% +0.5% 
22:15 (米) 7月鉱工業生産 [前月比] +0.3%(+0.2%) +0.3%
23:00 (米) 8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 93.1 94.0 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。


第26回 『おしえて陳さん』 
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【8月13日 国内市況と終値】
tk0813

*金は7日続伸。12日のNY金の上昇を受けて買いが優勢となった。RSI(14日)=55.9%。中国人民銀行は、本日3回目の人民元切り下げを実施した。前日の基準値(1ドル=6.3306元)に比べ、1.11%元安・ドル高の1ドル=6.4010元とした。この3日間で、基準値ベースでは4.65%の元安・ドル高となり、中国の元安誘導政策は加速している。元切り下げを受けた同国景気の減速懸念と、これに伴う米利上げ後ずれ観測から、NY金は短期的には、上昇基調が続くと見られている。しかし、米国の年内利上げ実施に変化はないと見られ、金の上値も限定的と見られている。NY金は差し当たり1150ドルが目先の上値となりそうで、ここを上抜けば、1200ドルが視野に入ってきそうだ。白金は4日続伸。RSI(14日)=52.1%。

*中東産原油は反発。12日の欧米原油相場が、ドル安などを背景に上昇した流れを受け継ぎ、買いが優勢となった。日経平均株価が、マイナス圏からプラス圏に浮上したことも強材料視された。RSI(14日)=40.2%。石油製品も原油に追随し反発。ガソリンのRSI(14日)=39.0%。灯油のRSI(14日)=43.8%。

*東京ゴムは小反発。人民元切り下げにもかかわらず、日経平均株価が切り返したため、買い戻された。RSI(14日)=34.7%。テクニカル的には、190円が下値として意識され、売り込みが警戒されているようだ。ただ、人民元の切り下げにより、マレーシア・リンギとインドネシア・ルピアが、対米ドルで17年ぶりの安値を更新したため、現地通貨建てゴム相場には割高感が生じ、輸出が促進されやすくなっているため、東京ゴム相場には先安観が拭えない。

*トウモロコシは急落。昨日発表された需給報告の生産見通しが予想に反して上方修正されたことからシカゴ相場が急落し、東京市場も売りが優勢となった。RSI(14日)=42.5%。一般大豆もシカゴ安を映し大幅続落。RSI(14日)=31.7%。

*13日の東京外国為替市場のドル円相場は、124円台半ばで底堅く推移している。本日、中国人民銀行が3回目の人民元の切り下げを実施し、日経平均株価が急落し、ドル円も一時124円10銭台まで下落した。しかし、株価が反発に転じると、ドル円も買い戻された。人民銀行は基準値設定メカニズムをさらに改善するとし、元が下落し続ける根拠はないと表明したため、市場のリスク回避姿勢は弱まった。

*日経平均株価は3日ぶりに反発。中国は3日連続で人民元の基準値を引き下げたため、日経平均株価はマイナス圏に沈む場面もあったが、中長期な観点から元の切り下げは中国経済にとってはプラスとの見方が有力となり、押し目買いに反発に転じた。


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8月13日(木)
【8月12日の海外相場および市況】
ny0812

*12日のNY金は5日続伸。中国人民銀行(中央銀行)は、11日に人民元の対ドル基準値を前日比1.9%引き下げたが、この日も1.6%引き下げ、2日連続の切り下げとなった。このため、同国経済に対する先行き不安が広がり、市場にはリスク回避姿勢が強まった。各国による「通貨安戦争」や世界同時株安への懸念も強まる中、資金の逃避先として金が買われた。米国の早期利上げ観測が後退し、為替市場でドルが主要通貨に対して下落したことも支援材料となった。終値は25日移動平均線を上回った。RSI(14日)=54.4%。白金はドル安を受けて5日続伸。終値は25日移動平均線を上回った。RSI(14日)=49.9%。

*12日のNY原油は小反発。国際エネルギー機関(IEA)は同日公表した月報で、世界の石油需要は景気回復と原油安を受けて過去5年で最も速いペースで拡大しているとし、2015年の需要予測を引き上げた。これを受けて買いが入った。為替市場でドルが対ユーロで反落したことも、ドル建て原油には支援材料。ただ、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計(7日までの1週間)は、原油在庫が前週比170万バレル減と市場予想の180万バレル減とほぼ一致。ガソリン在庫が130万バレル減と予想の64万7000バレル減を上回る取り崩しとなる一方、ディスティレート(留出油)が300万バレル増と積み増し幅が予想を上回った。一方、米原油輸入は日量39万3000バレル増の700万バレルとなった。在庫統計は弱材料視され、上げ幅を削った。RSI(14日)=27.0%。北海ブレント原油はドル安を受けて反発した。

*12日のシカゴトウモロコシは、需給報告を受けて大幅続落。米農務省が12日発表した8月の農産物需給報告で生産高が上方修正されたことが市場のサプライズになった。RSI(14日)=37.1%。シカゴ大豆も、需給報告を受けて6%の大幅安となった。米農務省が12日発表した8月の農産物需給報告で、米国産大豆のイールド(単位面積当たり収量)予測を上方修正したことが市場のサプライズになった。RSI(14日)=37.0%。

*米農務省は12日発表した8月の農産物需給報告で、2015~16年度の米国産トウモロコシのイールド(単収)予測を1エーカー当たり168.8ブッシェルと、前月の166.8ブッシェルから上方修正した。市場予想の164.5ブッシェルを上回った。生産高も136億8600万ブッシェルに上方修正され、総供給量は、過去最高の154億8800万ブッシェルに引き上げられた。期末在庫も市場予想の14億2400万ブッシェルを上回る17億1300万ブッシェルに上方修正された。米大豆についても、2015~16年度のイールドが46.9ブッシェルと、前月(46.0ブッシェル)から上方修正され、市場予想の44.7ブッシェルを上回った。生産高も39億1600万ブッシェルに上方修正され、期末在庫は4億7000万ブッシェ
ルに引き上げ、市場予想の3億0100万ブッシェルを上回った。

*12日のNY外国為替市場のドル円相場は、一時4日以来約1週間ぶりに123円台に下落した。中国人民銀行(中央銀行)は、11日に人民元の対ドル基準値を前日比1.9%引き下げたが、この日も1.6%引き下げ、2日連続の切り下げとなった。中国が通貨切り下げによる輸出拡大に頼らざるを得ない状況にあることが判明し、同国の景気減速に対する懸念などから世界的に株安となる中、リスク回避姿勢から円買いが強まった。早ければ9月とみられている米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが先送りされるのではないかとの見方も広がり、ドル買い・円売りポジションが巻き戻された。

*12日のNY株式相場は、中国人民銀行(中央銀行)による2日連続の人民元切り下げを受けて急落したが、午後に入ると割安感から買い戻され、下げ幅を縮小した。中国人民銀行は12日、人民元の対ドル基準値を前日比1.6%引き下げた。前日に1.9%引き下げたばかりで、通貨切り下げによる同国の輸出拡大が懸念された。アジアや欧州株はいずれも下落し、NYダウも一時は前日比277ドル安まで売られた。しかし、午後に入りアップル株が切り返すと、NYダウも下げ幅を急速に縮小し。中国経済の減速など外部環境に不透明感が増す中、米連邦準備制度理事会(FRB)が模索する9月利上げは難しくなったとの見方が広がり、株式市場には好感された。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 6月機械受注 [前月比] +0.6% -4.8%
      (日) 6月機械受注 [前年比] +19.3% +17.6%
21:30 (米) 7月小売売上高 [前月比] -0.3% +0.6%
      (米) 7月小売売上高 [前月比:除自動車] -0.1% +0.4%
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 27.0万件 27.0万件 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。


第26回 『おしえて陳さん』 
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