テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

7月21日(金)
【7月20日の海外相場および市況】
ny0721

*20日のNY金は5日続伸。ドル安・ユーロ高に伴う割安感から買いが入り、5日続伸した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日の記者会見で、量的緩和策について、来年以降の方針を「秋に議論する」と表明したことなどを受けて、為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て金に割安感が強まったことから、金買いが加速し、一時1247.20ドルまで上昇した。また、トランプ政権の政策運営に懐疑的な見方が広がっていることも、安全資産である金を下支えしたようだ。NY白金はドル安を受けて反発。

*20日のNY原油は3日ぶりに反落。前日の上昇を受けた利益確定売りが優勢となった。米原油在庫は過去3週連続で減少したものの、引き続き産油量とともに記録的な高水準を維持している。また、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国が24日にロシアで開く共同閣僚監視委員会で、現行の協調減産の枠組みから外れているナイジェリアとリビアの産油量に上限を設定できるかどうかをめぐっても懐疑的な見方が強まっていた。OPECと非加盟産油国は24日、ロシアのサンクトペテルブルクで共同閣僚監視委員会を開く。最大産油国サウジアラビアは減産拡大を検討中との報道も一部で出ている。

*20日のシカゴトウモロコシは大幅続伸。米中西部では高温が予想されており、受粉期にあるトウモロコシのイールド(単位
面積当たり収量)に悪影響が及ぶ可能性があるとの見方が強まっている。シカゴ大豆は、米中西部の高温が懸念されて続伸。
 
*20日のNY外国為替市場のドル円は、112円近辺で引けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が定例理事会後の会見で、量的緩和の来年以降の方針を「秋に議論する」と発言すると、ECBが近く出口戦略に向かうとの思惑からユーロ買いが加速。円相場は対ドルでのユーロ高につれて111円台半ばまで上昇した。ロシア政府の米大統領選介入疑惑に絡み、トランプ陣営の関与を捜査中のモラー特別検察官が捜査対象を拡大すると報じられたことも、ドル売り圧力となった。ただ、売り一巡後に買い戻され、ドル円は下げ幅をほぼ消した。

*20日のNYダウは小反落。この日は、欧州中央銀行(ECB)理事会で、マイナス金利など金融政策の現状維持が決められた。これを受け、急激な金融の引き締めはないとの安心感が広がり、下値は抑えられた。6月の景気先行指数が市場予想を上回る強い内容だったことも支援材料となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
17:30 (英) 6月財政収支 -60億GBP -42億GBP --
21:30 (加) 6月消費者物価指数 (前月比) +0.1% -0.1% --
      (加) 6月消費者物価指数 (前年比) +1.3% +1.1% --
21:30 (加) 5月小売売上高 (前月比) +0.8% +0.3% --
      (加) 5月小売売上高 (前月比:除自動車) +1.5% 0.0% 

第124回 『おしえて陳さん』 
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【7月20日(木)国内市況と終値】
tk0720

*20日の金は3日ぶりに反落。NY金時間外の反落を受けて売りが優勢となった。白金は軟調。今夜の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、金市場では様子見姿勢が強まっている。ドラギECB総裁は6月27日の講演で、金融緩和縮小の可能性に言及。来年からの量的緩和の段階的縮小について、9月の理事会で示唆する公算が大きいとの観測が浮上している。ドラギ総裁が理事会後の会見で、金融政策の正常化に向けた姿勢を示すかが注目される。

*20日の中東産(ドバイ)原油は続伸。石油製品(バージ)も、原油高に追随して堅調。特にガソリンは5月30日以来、約2カ月ぶりの高値を付けた。石油元売りの強気の販売姿勢が背景にあるようだ。NY原油は、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、同国の原油在庫は市場予想を上回り、大幅に減少したことを受けて大幅上昇となった。

*20日のゴムは大幅続伸し、先限りは一代高値を更新した。欧米原油高や上海ゴム高が強材料となった。

*20日のトウモロコシは小幅まちまち。一般大豆は反発。昨日のシカゴトウモロコシは続伸。米農務省のクロップ・プログレス(16日現在)によると、トウモロコシのシルキング率は前週から21ポイント上昇の40%で、前年同期(53%)と過去5年平均(47%)を下回っている。特に、生産量が全米最大のアイオワ州で土壌水分不足が深刻化しているという。

*20日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の堅調を反映して、112円台前半に上昇した。日銀はこの日終了した会合で、金融政策の現状維持を決定し、2%物価目標達成時期を「2019年度ごろ」に先送りすることとした。日銀の会合結果は、サプライズはないと受け止められ、為替相場や株式市場への影響は限定的だった。

*20日の日経平均株価は続伸。前日の米主要株価指数が過去最高値を更新したほか、為替の円高が一服したことが買い材料視された。日銀の金融政策決定会合の結果発表後、手控えられていた買いが一気に入ったようで、物価目標の達成時期を19年度に先送りし、現状の緩和策が長期化されるとの見方が強まったようだ。


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7月20日(木)
【7月19日の海外相場および市況】
ny0720

*19日のNY金は、ほぼ横ばい。米上院で医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決が困難になったことを受け、トランプ政権の政策運営に懐疑的な見方が広がっているため、安全資産として金か買われている。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げペースが鈍化するのではないかとの観測が浮上していることも、金にはサポート要因となった。ただ、為替市場でドルが対ユーロで買い戻されると、ドル建て金の割安感が薄れたため、上げ幅を縮小した。NY白金はドルの反発を受けて下落。

*19日のNY原油は続伸し、1カ月半ぶりの高値をつけた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計で原油やガソリンなどの在庫が大幅に減少したことが好感された。EIA週報によると、14日までの1週間の原油在庫は前週比470万バレル減となり、市場予想の320万バレル減を上回る取り崩しとなった。ガソリン在庫も440万バレル減と、予想の70万バレル減を大幅に上回る取り崩し。ディスティレート(留出油)在庫も120万バレルの積み増し予想に反して210万バレルの取り崩しとなった。米国内の供給過剰懸念が後退し買われたが、為替市場ではユーロに対してドル高が進行したことから、ドル建て原油に割高感が生じ、上値は抑えられた。また、米産油量は日量943万バレルと、2015年7月以来の高水準となったことから、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国の協調減産による価格押し上げは、米国の増産によって困難になるとの見方が広がっている。

*19日のシカゴトウモロコシは、米国中西部の生産地で高温と、降雨が限定的と予想されていることが相場を押し上げた。シカゴ大豆も天候要因から続伸。

*19日のNY外国為替市場のドル円は、111円台後半に下落した。日銀や欧州中央銀行(ECB)による金融政策決定を翌20日に控えて、やや売りが優勢となった。トランプ政権の政策運営に対する懸念が再燃する中、安全資産である円を買ってドルを売る流れが継続した。また、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催も予定されており、最近の低調な経済指標を受けて追加利上げ観測が後退していることから、FOMC声明の内容を見極めたいとの向きも多かった。一方、6月の住宅着工件数は市場予想を上回り、4カ月ぶりの高水準となったが、市場の反応は限られた。

*19日のNYダウは上昇し、3日ぶりに最高値を更新した。有料動画配信サービス世界最大手の米ネットフリックスが今週17日夕に発表した2017年4~6月期決算が好調だったことが好感されて、ハイテク株が買われた。調査会社トムソン・ロイターによると米主要企業の2017年4~6月期の純利益は、前年同期比8.7%増と堅調な業績が見込まれるため、オバマケア代替法案の否決にもかかわらず買いが優勢となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
未定 (日) 日銀金融政策決定会合
未定 (日) 日銀展望レポート
08:50 (日) 6月貿易収支 -2034億円(-2042億円) +4880億円 --
10:30 (豪) 6月就業者数 +4.20万人 +1.50万人 --
10:30 (豪) 6月失業率 5.5% 5.6% --
15:00 (独) 6月生産者物価指数 (前年比) +2.8% +2.3% --
17:30 (英) 6月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) -1.2% +0.4% --
20:45 (EU) 欧州中銀金融政策発表 0.00% -- --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.7万件 24.5万件 --
21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業指数 27.6 23.0 --
23:00 (EU) 7月消費者信頼感・速報 -1.3 -1.2 --
未定 (南ア) SARB政策金利発表 7.00% 

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【7月19日(水)国内市況と終値】
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*19日の金、は金はいずれも小幅高。昨日のNY金は、一時1244.10ドルと6月30日以来の高値を付けた。トランプ大統領が公約した医療保険制度改革(オバマケア)見直しをめぐり、可決に必要な過半数を与党共和党が確保できないことが判明し、米政権の経済政策の実現に懐疑的な見方が広がってドル安が進行。安全資産とされる金を買う動きが強まった。

*19日の中東産原油は堅調。石油製品は季節要因からガソリン高の灯油安。24日にロシアで開かれる石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国の共同閣僚監視委員会は、協調減産をめぐる参加国の足並みに乱れが見られ、不透明感が広がっているが、ドル安が下落に歯止めをかけている。協調減産に参加しているエクアドルはこのほど、増産に転換する方針を表明した。減産努力にもかかわらず原油相場は40ドル台で低迷し、参加国からは不満の声が出始めている。エクアドルの産油量は小さいものの、心理的に強気筋を挫いているようだ。なお、サウジアラビアは、8月の原油輸出量を日量660万バレルと、年初来の最低水準に絞る方針。

*19日のゴムは一段高。中国が17日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比6.9%増加したことが上昇要因。。秋の共産党大会に向けた強力な景気対策に支えられ、前期と同じ伸び率を保ったもようだ。しかし、東南アジア産地は増産期を迎え、国内の在庫も積み上がっている。

*19日のトウモロコシ、一般大豆は米国産地の降雨予報を受けて反落。

*19日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の反発を受けて、112円台前半に浮上した。

*19日の日経平均株価は小反発。前日の米国では医療保険改革の代替案をめぐる混乱からトランプ政権の政策遂行能力に対する疑念が再浮上。米長期金利は低下し、為替は円高・ドル安方向に振れるなどリスク回避的な動きが目立った。しかし、東京市場では市場心理がさらに悪化した雰囲気はなく、底堅く推移した。


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