テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【東京白金テクニカル分析】
東京白金日足を見ると、10月6日に年初来安値4225円をつけた後、4500円台まで反発したが、再び反落して17日には4250円の安値をつけた。その後、緩やかな上昇となって、17日には4500円を上回った。

これで4500円のネックラインをブレイクし、ダブルボトムが形成されたと言えるだろう。

年初来高値4994円(7月3日)と年初来安値4225円(10月6日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、高値から0.38倍押し=4702円、0.5倍(半値)押し=4610円、0.62倍押し=4517円となり、現状は0.62倍押しの水準を上回っている。 
 

一目均衡表を見ると、雲の中に入り込み、雲の抵抗を受けてはいるが、転換線は基準線を上回り、遅行線は実体とゴールデンクロスして上昇しており、上昇相場の条件が揃いつつある。

また、50日移動平均線(現在4549円)を一時的に上回っており、雲の上限をブレイクすれば、50日移動平均線も上回るため、上昇相場へ発展する可能性が高まる。

MACDはゴールデンクロスした後、上昇しておりゼロラインが近づいている。0.5倍押し=4610円を終値でブレイクすれば、ゼロライン越えとなり、0.38倍押し=4702円が視野に入ってくるだろう。

*東京白金日足

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11月18日(火)
【11月17日の海外相場および市況】
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*週明け17日のNY金相場は利食い売りに小反落。週明けの時間外取引では、日本の今年7~9月期の国内総生産(GDP)が予想外のマイナスとなったことを受け、アジアや欧州の株式市場は下落し、リスクオフモードが強まり安全資産である金が買われた。しかし、NY時間では、11月のNY州製造業景況指数、10月の鉱工業生産・設備稼働率がそろって市場予想を下回ったものの、景気に対する強気な見方は変わらず、外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇したため、金は利益確定売りに反落に転じた。NY金の上値抵抗線は50日移動平均線のある1211ドルと見られている。

*17日発表された日本の7~9月期国内総生産(GDP)が年率換算で前期比1.6%減。4~6月期は消費税の引き上げで7.3%も急減しており、それに続くマイナス成長だったことを受けて、ドルは対円で7年ぶりの117円台に急伸した。

*週明け17日の海外原油相場は、北海ブレント原油、WTI原油共に日本のリセッション(景気後退)をめぐる懸念を背景に下落した。ただ、産油国のロシアとベネズエラによる価格防衛策での連携観測を受け、下落幅は縮小した。27日の石油輸出国機構(OPEC)総会では、減産が合意される可能性は小さいという。しかし、ロシア国営石油最大手ロスネフチのセチン最高経営責任者(CEO)は25日、OPEC総会が開かれるウィーンに向かう予定。ロシアがOPEC加盟国の一部と原油相場対策での連携を模索するのではないかとの観測が高まっており、市場は警戒しているようだ。

*コーンは輸出需要の低迷や利食い売りに圧迫され続落。最新週の輸出検証高は40万1116トンと、予想の65万~85万トンを下回った事も嫌気されたようだ。大豆は、加工業者や輸出業者に需要回復の兆しが出てきたことを受けて大幅反発。最新週の輸出検証高は311万トンに達した。全米油実加工業者協会(NOPA)は10月の圧砕量が1億5796万ブッシェルと予想を上回り、同月として過去最高を記録した。

*週明け17日のNY外国為替市場のドル円相場は米国の長期金利の小幅な上昇などを背景に堅調、116円台後半で推移した。日本の7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が予想に反して大幅に悪化したことを受けて、ドル買い・円売りが強まり、朝方には7年ぶりに117円台に達した。しかし、日経平均株価の急落を背景に、ドル買い・円売りポジションも巻き戻されて115円台まで急落した。しかし、米国景気の堅調さを受けてNY時間には116円前半を回復していた。

*11月のNY連銀製造業景気指数は、10.6と予想の12.0を下回ったが、前回の6.17を大幅に上回った。10月の鉱工業生産(前月比)は、-0.1%と予想の+0.2%を下回った。

*ユーロは軟調。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が議会証言で、低インフレ対策として国債購入も含めた一段の追加金融緩和策の可能性を示した。

*週明け17日のNY株式相場は堅調。日本の7~9月期の国内総生産(GDP)が2期連続のマイナス成長となったことで、海外経済鈍化の影響が懸念されたものの、米株市場への影響は限定的。堅調な米景気やガソリン安を背景に米年末商戦に向けた期待が高まっており、じり高の展開となった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
09:30 (豪) RBA議事録
18:30 (英) 10月消費者物価指数 [前月比] 0.0% +0.1%
      (英) 10月消費者物価指数 [前年比] +1.2% +1.2%
18:30 (英) 10月生産者物価指数 [コア:前年比] +0.8% +0.8%
19:00 (独) 11月ZEW景況感調査 -3.6 0.5
19:00 (ユーロ圏) 11月ZEW景況感調査 4.1
22:30 (米) 10月生産者物価指数 [前月比] -0.1% -0.1%
     (米) 10月生産者物価指数 [コア:前月比] 0.0% +0.1%
     (米) 10月生産者物価指数 [前年比] +1.6% +1.3%
     (米) 10月生産者物価指数 [コア:前年比] +1.6% +1.5%
24:00 (米) 11月NAHB住宅市場指数 54 55
30:00 (米) 9月対米証券投資 [ネット長期フロー] +521億USD
      (米) 9月対米証券投資 [ネットフロー合計] +745億USD
 
*数値は順に、前回、予想。

【東京金テクニカル分析】
東京金日足で、年初来高値4545円(3月13日)と年初来安値4074円(2月5日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、0.38倍押し=4366円、0.5倍(半値)押し=4310円、0.62倍押し=4253円となるが、週末の急騰で大陽線がたち、0.38倍押しのラインどころか、4400円の上値抵抗線までブレイクしてしまった。

6月下旬以降、およそ5ヶ月に渡って形成されたレンジ、下限=4176円(10月6日安値)、上限=4382円(7月11日高値)、をブレイクしたと言えるだろう。MACDもゼロラインを越えてきており、上昇相場の条件がまた一つ加わった。

レンジブレイクから今後の上値の目安は、レンジ幅4382-4176=206円をレンジの上限に上乗せして、4382+206=4588円が算定される。これは年初来の高値4545円を上回ることになるが、果たしてどうなるか。なお、RSI(14日)は70%に達し、短期的には買われ過ぎ感が強まる可能性が高いが、レンジブレイクの場合、価格水準が上方へシフトするため、さほど気にする必要はないだろう。

逆行現象が出現した場合は、天井圏形成の可能性があるが、まだ先の話だろう。

*東京金日足

tkg1117
情報提供:(株)インベステック
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【7-9月期国内総生産(GDP)は大きく落ち込む】

日本時間8時50分、内閣府は平成26年7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の速報値を発表した。

物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%減、年率換算で1.6%減となった。
マイナス成長は2四半期連続で、民間予測平均の年率2%前後の増加を大きく下回った。

4月の消費税率引き上げや、7月~8月の天候不順が消費を押し下げた。設備投資の回復の遅れも影響し、4~6月期の年率7.3%減からの回復が遅れていることが鮮明になった。

これを受けて、ドル円相場は117.07円まで急上昇し、2007年10月以来の117円台となった。市場は、GDPの内容が市場予想より下振れた場合、消費増税延期の可能性が高まると見て、ドル円の上昇を見込んでいたが、発表直後は予想通りの展開となり117円台へ上昇した。


しかし、東京外国為替市場がオープンすると、利益確定売りや高値警戒感により急速に売られ、116円20銭台まで急落した。9:30以降、下落基調を強め、一時116円を割り込んだ。

先週末のG20では、円安についての非難や牽制は出なかった。安倍首相はG20会合後、景気が腰折れしてデフレに戻り、税収が落ちれば意味がなく、冷静な判断が求められると話し、消費再増税については、GDP速報値を見て最終的に判断する考えをあらためて示した。

一部では、消費増税は先送りされ、衆院解散・総選挙が実施されると報道されており、市場は既に織り込んでいるようだ。

解散・総選挙となればドル買い・円売り基調は継続し、逆に、解散を見送れば、ドル買い・円売りポジションが巻き戻されそうだ。

*ドル円5分足
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11月17日(月)
【11月14日の海外相場および市況】
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*週末14日のNY金は、ショートカバーやテクニカルな買いが入り大幅続伸した。終値ベースでは10月30日(1198.60ドル)以来、2週間ぶりの高値となった。対ユーロでのドル安を背景にドル建て金の割安感が強まり買いが入った。原油相場が上伸したことも金の押上げ要因となった。10月の米小売売上高は前月比0.3%増と、市場予想の0.2%増を上回ったが、金相場への影響は限定的だった。売られ過ぎの状態が続いていたが、週末のG20を控えてかなりのショートカバーが入ったようだ。CFTC建玉11月11日時点:ファンドの買い越しは5万6043枚(前週比-7182枚)と買い越し幅は減少傾向にある。取組高は44万3422枚と前週比2万6045枚の増加で、新規のロングとショートが増えている。

*白金は金、銀に連れて5日ぶりに反発。CFTC建玉11月11日時点:ファンドの買い越しは2万2133枚(前週比+813枚)と微増。取組高は6万167枚と前週比155枚の増加でほぼ変化なし。

*週末14日の海外原油先物相場は、北海ブレントが2ドル近く上昇した。80ドルを割り込み、4年ぶりの安値に下落した後で買い戻しが入った。WTI原油は、米北東部と中西部での週末の冷え込みで暖房用需要が増えるとの観測から2%上昇した。ただ、市場が最も懸念している供給過剰が解消されたわけではなく、この上昇も懐疑的に見ている向きも多いようだ。27日に開催される石油輸出国機構(OPEC)会議では、相場を押し上げる具体的な対応が打ち出される可能性は、今のところないようだ。CFTC建玉11月11日時点:ファンドの買い越しは27万6832枚(前週比+8300枚)と買い越しはやや増加。取組高は150万9371枚と前週比1万635枚と増加しており、安値圏での取組が構成されつつあるようだ。

*米下院は14日、カナダと米メキシコ湾岸をつなぐ原油パイプライン「キーストーンXL」建設を承認する法案を可決した。ただ、上院も同様の法案を18日に採決する予定だが、可決されるかは不透明という。同パイプラインは、雇用増につながるとして野党共和党が建設推進を主張。これに対し、オバマ政権側は環境への影響懸念から慎重な姿勢を示している。ただ、民主党内でも石油を主要産業とする州の保守的な議員らは賛成している。

*国際エネルギー機関(IEA)は14日発表した月報で、石油市場について、中国経済成長鈍化と米シェールエネルギー生産増加で新しい時代に入ったと指摘、価格がすぐに高値へと戻る公算は小さいとの見解を示した。IEAは「北海ブレントで80~90ドルが新しい均衡点になるかもしれないとの観測がある一方、需給バランスからは価格下落がまだ行き着いていないことを示唆している」と分析し、供給混乱が新たに発生しなければ、価格下落圧力は2015年前半に一段と増す可能性があるとの見通しを示した。

*IEAの11月月報によると、2015年の石油需要予測は前年比114万バレル(1.2%)増の日量9358万バレルとなり、前月予想から5万バレル上方修正された。2014年は前年比68万バレル(0.7%)増の9244万バレルで、前月予想から4万バレル上方修正された。リビアで起きた油田の操業停止騒動は、需給逼迫の一因になる可能性があるが、ドル高や米国での生産増などの要因により、逼迫状態は緩和され、原油価格は軟化傾向が続くと分析している。

*コーンは反落。前日までに7月以来の高値を付けたため、週末要因から利益確定売りが強まった。前日は7月18日以来の高値となる389.00セントを付けた。CFTC建玉11月11日時点:ファンドの買い越しは2万5115枚(前週比+1万1823枚)と買い越しは増加。取組高は132
万8322枚と前週比2万3461枚と増加、ロングが増加し、ショートが減少している。

*大豆は現物市場の軟調を反映して大幅反落。11月限の受け渡しが大量だったため、圧迫されたようだ。CFTC建玉11月11日時点:ファンドの買い越しは21万392枚(前週比+2万2765枚)と買い越しは5週連続の増加。取組高は66万607枚と前週比5308枚と増加、ロングが増加し、ショートが減少している。

*週末14日のNY外国為替市場のドル円相場は、好調な米経済指標を受けた買いが強まり一時116円83銭まで上昇したが、米長期金利の低下を受けて116円台前半に戻して引けた。10月の小売売上高は前月比0.3%増と市場予想の0.2%増を上回った。11月のミシガン大学消費者景況指数暫定値は、89.4に上昇し、予想の87.5より上振れした。消費関連の指標が良好なため、年末商戦を前に米景気先行きに楽観的な見方が強まり、ドル買い・円売りが加速した。引けには上値を削ったものの、日本の消費再増税の先送りや衆院解散・総選挙観測などの不透明感から、円売り圧力が再び強まる可能性はありそうだ。

*週末14日のNYダウは、週末を控えて利益確定売りが優勢となり、反落して引けた。10月の小売売上高とミシガン大学の11月の消費者景況感指数がともに市場予想を上回ったことで、米景気の堅調ぶりが確認されたが、週前半に連日で最高値を更新していたため、週末を控えて利食い売りが強まった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
06:45 (NZ) 第3四半期小売売上高指数 [前期比] +1.2% +0.8% +1.5%
08:50 (日) 第3四半期GDP・一次速報 [前期比] -1.8% +0.5% -0.4%
      (日) 第3四半期GDP・一次速報 [前期比年率] -7.1% +2.2% -1.6%
19:00 (ユーロ圏) 9月貿易収支 +92億EUR +180億EUR
22:30 (米) 11月ニューヨーク連銀製造業景気指数 6.17 12.00
23:15 (米) 10月鉱工業生産 [前月比] +1.0% +0.2% 

*数値は順に、前回、予想、結果。

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