テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【国内市況終値】
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*東京金は上昇。前場は、NY金相場が米国の早期利上げ観測を背景に下落したことを受けて、売りが先行し。その後は時間外の上昇を受けて反発に転じ、後場は一段の円安からプラスに転じた。白金は下落。NY安を受けて反発局面では売られた。

*東京原油は軟調。為替は円安に振れたものの、昨日の北海ブレント需給緩和観測を背景に100ドルの大台を割り込んだため、売り優勢となった。ガソリン、灯油も原油安と時期的に需要が低下することから軟調に推移した。

*東京とうもろこしは下落。9日のシカゴ相場安や夜間相場の軟調を受けて売り優勢となった。先限は継続足ベースで2012年6月以来の安値を付けた。東京一般大豆は下落。シカゴ相場安を受けて安寄りして下げ幅を拡大した。先限は2012年11月以来の安値を付けた。

*東京外国為替市場では、ドル・円相場は一時1ドル=106円56銭と、2008年9月29日以来の水準までドル高・円安が進行した。米国の早期利上げ観測や日本政府関係者の円安をめぐる発言などで、ドル買い・円売りが強まった。経済再生担当の西村副大臣は、「円安は日本経済全体にとってプラス」と語った。


【東京ガソリンテクニカル分析】

東京ガソリンの先限継続足に一目均衡表を当てはめると、本日からちょうど雲のねじれの時間帯を迎えており、基調転換が起きる可能性が出てきた。

8月19日の安値7万7510円から本日の終値7万9610円まで、およそ2000円程度上昇しており、この上昇基調が続くのか、戻りいっぱいとなるのかの分岐点に来ているといえるだろう。

転換は基準線を越えているが、まだ雲の下側にあり、遅行線も実体に重なっている状態で雲の中にある。本日のRSI(相対力指数14日)は52.27%で、やや強い地合いにある。明日以降、相場が上昇して終値が8万円を超えた場合、上昇相場が開始したと考えてもいいだろう。

6月につけた高値8万2400円を超えるのかどうかがポイントになるが、今年の大発会で生じたギャップを埋めきって8万5000円を超えるのはなかなか困難だろう。最需要シーズンが終えていることを考えると、8万4200円が高値の目安になるかもしれない。

逆に、明日以降、転換線(現在7万9620円)を下回った場合、雲の抵抗を受けて押し返された格好になり、基準線(7万8830円)を目安に下落する展開になりそうだ。

*東京ガソリン
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【9月9日の海外相場および市況】
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*NY金は続落し1248.50ドルと1250ドルの節目を割り込んで引けた。一時は1248.10ドルと、6月6日以来の安値をつけた。ドルが約1年ぶりの高値に上昇したため、ドル建て金価格が割高となり、金を買う動きが弱まった。米国経済が順調に回復しているとの見方が強く、ドルが買われている。

*NY原油は小反発。世界の供給の伸びが需要を上回るとの見方から、北海ブレントはほぼ1年5カ月ぶり安値。 現在のファンダメンタルズは需要が低下する一方で、供給は依然として潤沢という。

*シカゴ大豆は続落し、2010年8月以来1000セントの大台を割り込んだ。今週の米中西部産地北部の広い範囲で、降霜に対する懸念が後退していることや、11日の米農務省需給報告で、大豆の生産高やイールド予想が上方修正されるとの見方が強まった。コーンも米中西部産地での降霜懸念の後退に加え、米農務省需給報告で、コーンの生産高予想が過去最高を記録するとの見方が強まり、2010年6月以来の安値を付けた。

*NY外国為替市場では、ドルが円に対し一時ほぼ6年ぶりの高値(106円47銭)を付けた。米国債利回りの上昇や、米金融当局が来年半ばまでに利上げするとの見方が強まった。 ユーロはドルに対し、1.285ドルのサポートから反転した。新興国通貨および資源国通貨は下落。中でもトルコ・リラや南アフリカ・ランドの下げが目立った。サンフランシスコ連銀が8日付のリポートで、投資家は利上げペースの速さを過小評価している可能性があると指摘したことが手掛かり。
 

*米株式相場は続落。S&P500種 株価指数は1カ月ぶりの大幅安。利上げ開始時期が予想よりも早くなるとの懸念から、売りが強まった。米連邦公開市場委員会(FOMC

)は債券購入プログラムを縮小し、利上げ開始の時期を探る中、景気動向を見極めようとしている。次回FOMC会合は16-17日。

*9日に行われた日銀金融政策決定会合の議事要旨(8月7・8日分)
・国内景気は緩やかな回復を続けていると全会一致
・物価安定の目標は、消費者物価の総合指数で定義
・物価の予測は生鮮食品を除く消費者物価を用いる
・物価判断は、様々な物価指標を点検することが重要

【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 7月機械受注 (前月比 前回=+8.8%、予想=+4.0%)
      (日) 7月機械受注(前年比 前回=-3.0%、予想=+0.5%)

10:30(日)岩田日銀副総裁講演

【国内市況終値】
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*9日の東京金は、為替が106円台の円安に振れたが、8日の海外金相場がドル高・ユーロ安を背景に反落したことを受け、強弱要因が相殺された。米国の早期利上げ観測は円安要因となっているが、同時にドル建て金を圧迫しているため、国内金は方向感が出にくくなっているようだ。白金はNY安と円安が相殺して小動き。

*東京原油はまちまち。為替の円安進行と欧米原油相場安で強弱材料が相殺された。ガソリンと灯油は需要低下から売りが先行した。

*東京トウモロコシ、大豆ともに下落。8日のシカゴ相場が米産地の霜害懸念の後退を受けて下落し、夜間相場も弱含みで推移したため、売り優勢となった。ブラジル農業調査会社アグロコンサルトは8日、今月末に作付けが開始される2014~15年度の大豆生産量が9510万トンと、過去最高を更新するとの見通しを示した。政府の最新統計では、13~14年度の大豆生産量は過去最高の8570万トンだった。
 

【東京金テクニカル分析】
週明け8日のNY金は大幅下落となった。1250ドル台まで下落し、約3カ月ぶりの安値圏に値を沈めた。一方、米国の利上げ観測を背景に米長期金利が上昇し、ドル買いが強まり、ドル円は約6年ぶりとなる106円台前半で推移している。これを受けて東京金相場は、軟調ながらレンジ内で推移しており、下落基調で推移しているNY金相場とは異なった地合いにあるようだ。

東京金日足に一目均衡表を当てはめると、日足は雲の上にあり、転換線と基準線も雲を超えている。遅行線は実体とゴールデンクロスしており、下落基調とはいえないだろう。

また、ここ1年の高値と安値にフィボナッチリトレースメントを当てはめてみる。高値4545円(2014年3月13日)、安値3975円(2013年10月16日)より、、上昇幅は570円となり、高値より0.38倍押し=4329円、0.5倍(半値)押し=4260円、0.62倍押し=4190円となり、現状の4180円台は0.5倍押しと0.38倍押しのレベルにあるため、上昇基調は崩れていないといえる。

本日の安値4257円は、ほぼ半値押しの水準であり、そこから下値を切り上げて下ひげを引いていることは注目していいだろう。

RSI(相対力指数は)は49.7%であり、ほぼ中立状態にあるだろう。言うなれば、ここ1年のレンジの中で居心地のいい水準にあるといえる。

これが中段保ち合いとなって上に放れるか、下に放れるかだが、現状を見ると、雲の上にあり、かつ0.5倍押しと0.62倍押しのゾーン(4190~4260円)があるため、サポートは厚いとみなせるだろう。

日柄的には9月末頃に雲のねじれを迎えるため、このあたりで基調変化が出てくる可能性が高い。終値で0.38倍戻しの水準を突破した場合、今年後半に向けて金の上昇相場が開始するだろう。逆に、4190円を割り込むと0.62倍押しを下回るため、全値戻しの可能性が高まり、4000円割れの可能性も出てきそうだ。

*東京金
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