テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【6月17日 国内市況と終値】
tk0617

*東京金は続落。RSI(14日)=49.8%。NY金は、18日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表と、それに続くイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えて様子見が強まっている。利上げ実施時期に関する何らかのメッセージが示されるかどうかに、市場の注目が集まっている。9月の利上げが示唆されれば、金には売り圧力が強まりそうだ。白金は大幅続落。RSI(14日)=30.3%。

*中東産原油は続落。16日の欧米原油相場が下落したため、売りが優勢となったが、NY原油時間の小幅高を受けて下げ幅を縮小した。RSI(14日)=51.3%。石油製品も軟調。ガソリンのRSI(14日)=51.0%。灯油のRSI(14日)=52.7%。米石油協会(API)がこの日発表した週間統計によれば、原油在庫は前週比290万バレル減少で、市場予想の170万バレル減を上回る取り崩しとなった。また、ガソリン在庫は290万バレル減と、減少幅は市場予想の31万4000バレルを大きく上回った。 ただ、原油受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫は32万9000バレルの増加に転じた。

*ゴムは小幅安。RSI(14日)=50.1%。同じ工業用原料である非鉄相場の下落が重石になったようだ。非鉄であるNY銅は約3カ月ぶりの安値に下落し、アルミや鉛も下落基調が続いている。中国の経済成長の鈍化やギリシャ問題への不透明感から、需要減少が懸念されているようだ。

*トウモロコシはシカゴ高を反映して上昇。RSI(14日)=58.8%。大豆もシカゴの上昇を受けて高い。RSI(14日)=55.2%。16日のシカゴ大豆新穀11月限が急伸した。15日に895.75セントの安値を付けた後、900セントの大台を回復した。全米油実加工業者協会(NOPA)が15日発表した5月の圧砕高が前年比15%増の1億4841万6000ブッシェルと5月の記録を更新したことや、米南部の降雨による作付けの遅れが強材料になったようだ。トウモロコシもこれに連れて買い戻されたようだ。

*東京外国為替市場のドル円相場は、123円台半ばでやや強含みの展開。18日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表と、それに続くイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えて小動きで推移した。

*日経平均株価は小幅下落。一時前日比131円37銭安の2万0126円57銭まで下落したが、為替が円安に振れたため、下げ幅が縮小した。18日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表と、それに続くイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えて様子見気分が強まった。


第18回 『おしえて陳さん』 
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6月17日(水)
【6月16日の海外相場および市況】
ny0616

*16日のNY金は反落。RSI(14日)=45.7%。為替市場でドルが対ユーロで反発し、ドル建て金の上値を抑えた。ギリシャ債務不安を手掛かりとした質への逃避買いも一服し、利益確定売りが優勢となった。5月の住宅着工件数は前月から11.1%減少。先行指標の住宅着工許可件数は11.8%増と7年9カ月ぶりの高水準となった。しかし、17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)による政策決定を前に様子見気分が広がった。白金は4日続落。RSI(14日)=34.1%。

*16日のNY原油は反発。RSI(14日)=53.0%。米国立ハリケーン・センター(NHC)は16日午後、熱帯低気圧「ビル」がテキサス州に上陸したと発表した。これを受けて、メキシコ湾岸に集積する米石油生産施設への影響が懸念された。また、17日に米エネルギー情報局(EIA)が発表する週間在庫統計では、原油在庫の減少が予想され、需給引き締まり観測が強まっていることも、強材料視された。北海ブレント原油は、世界的な原油の供給過剰感に反落。

*16日のシカゴトウモロコシは、大豆高を受けてショートカバーが入り6日ぶりに反発。RSI(14日)=44.0%。シカゴ大豆は、作柄懸念から急伸。米農務省が発表した14日時点の米国産大豆の作柄は、「優」「良」評価が前週比2ポイント低下の計67%となった。大豆の作付け進捗率は87%。6月中旬としては5年平均値を3ポイント下回った。RSI(14日)=55.7%。

*16日のNY外国為替市場のドル円相場は、17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を前に、123円台前半で小動きとなった。市場は、今回のFOMCでは政策金利の引き上げ決定はないと見ているが、声明発表後のイエレンFRB議長の記者会見で、利上げ時期に関する何らかのヒントが得られるのではないかとの期待もあるようだ。5月の住宅着工件数は年換算で前月比11.1%減の103万6000戸と、市場予想の110万戸を下回った。一方、先行指標となる住宅着工許可件数は11.8%増と予想を上回り、2007年8月以来の高水準となり、強弱入り混じる内容となった。 ユーロは、ギリシャの債務問題が懸念材料となり軟調。金融支援をめぐる交渉がギリシャの強硬な姿勢により難航していることから、ユーロ圏諸国では決裂に終わった場合を視野に入れた準備も始まっているという。

*16日のNYダウは、3日ぶりに上昇。5月の米住宅着工許可件数は、7年9カ月ぶりの高水準となったことが好感された。また、17日まで2日間の予定で始まった今回のFOMCでは、事実上のゼロ金利を据え置く公算が大きく、株式市場には支援要因となった。市場では、FRBが年内に利上げに踏み切るとの観測が浮上しているが、FOMCがタカ派的な内容だとしても、今後の景気や金利について慎重な見通しを示せば、必ずしも株式市場にはマイナスにならないだろうとの見方が強まっているようだ。

【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 5月通関ベース貿易収支 -534億円(-558億円) -2588億円 
17:00 (南ア) 5月消費者物価指数 [前年比] +4.5% +4.5%
17:30 (英) 5月失業保険申請件数 -1.26万件 -1.38万件
17:30 (英) 5月失業率 2.3% 2.2%
17:30 (英) BOE議事録
20:00 (南ア) 4月実質小売売上高 [前年比] +2.0% +2.1% 
27:00 (米) FOMC政策金利発表 0.00-0.25% 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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6月16日(火)
【6月15日の海外相場および市況】
ny0615

*週明け15日のNY金は、3日ぶりに反発。先週末に行われたギリシャの金融支援をめぐる同国と欧州連合(EU)など債権団との交渉は、物別れに終わった。ギリシャがデフォルトに陥るのではないかとの警戒感が強まったことから、株が下落し、安全資産の金には買いが入った。市場は、16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)が、利上げ時期に関する明確な示唆を出す可能性があると予想しており、その通りであれば、金には売り圧力が強まる可能性が高まる。RSI(14日)=48.3%。白金は3日続落し、終値として2009年3月半ば以来6年3カ月ぶりの安値を付けた。RSI(14日)=36.7%。

*週明け15日のNY原油は、3日続落。RSI(14日)=51.4%。先週末のギリシャ金融支援での実務者交渉が物別れになったことを受けて、リスク回避のドル買いが活発化し、ドル建て原油には売りが先行した。米株価の大幅下落も圧迫材料となり、一時58.73ドルまで下落した。ただ、ユーロが反発に転じると、原油も下げ幅を圧縮した。リビアの原油生産が日量50万バレル(前週は46万バレル)に増加したとの報道も弱材料となった。5月の米鉱工業生産指数は前月比0.2%低下と、市場予想(0.2%上昇)と反対の内容となり、エネルギー需要の先行きに不安が広がった。北海ブレント原油も大幅続落。

*週明け15日のシカゴトウモロコシは5日続落。小麦相場の急落や、米国産地の好天により、昨年10月以来の安値を付けた。RSI(14日)=36.8%。シカゴ大豆も下落。ただ、米中西部の一部で作付けが遅れるとの懸念から下値は浅かった。RSI(14日)=44.6%。

*週明け15日のNY外国為替市場のドル円相場は、123円台前半で小動き。17日に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明が発表されるため、様子見状況となった。6月のNY州製造業景況指数が前月から大幅に悪化したほか、市場予想も大幅に下回ったものの、相場の反応は限定的だった。ギリシャ財政支援をめぐり、ギリシャと欧州連合(EU)など債権団との実務者協議が前日に物別れに終わったと伝えられた。ギリシャの債務不履行(デフォルト)懸念が広がったため、ユーロ売りが優勢となったが、引けにかけて、対円、対ドルで反発に転じた。

*週明け15日のNYダウは続落。ギリシャ債務問題をめぐり週末に実施された実務者協議が物別れに終わったことで、先行きに対する警戒感が高まり、弱材料視された。次回交渉は18日のユーロ圏財務相会合となる見込み。 5月の米鉱工業生産と6月のNY州製造業景況指数がともに前月から悪化したことも嫌気された。

【本日の主な経済指標およびイベント】
10:30 (豪) RBA議事録
17:30 (英) 5月消費者物価指数 [前月比] +0.2% +0.2%
      (英) 5月消費者物価指数 [前年比] -0.1% +0.1%
17:30 (英) 5月生産者物価指数 [コア:前年比] +0.1% +0.1%
18:00 (独) 6月ZEW景況感調査 41.9 37.3
18:00 (EU) 6月ZEW景況感調査 61.2 
21:30 (米) 5月住宅着工件数 113.5万件 109.0万件
21:30 (米) 5月建設許可件数 114.3万件(114.0万件) 110.0万件 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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【6月15日 国内市況と終値】
tk0615

*金は続落。先週末12日のNY金が下落し、為替が円高に振れたため、売りが優勢となった。
RSI(14日)=49.3%。今夜は5月の米鉱工業生産指数の発表が予定されており、雇用市場に続いて企業の生産活動も回復基調にあることが確認されれば、市場が9月の利上げ実施を意識する公算が大きく、金には弱材料になりそうだ。ただ、16~17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、結果が出るまでNY金は小動きに留まりそうだ。白金は続落。NY白金時間外安を受けた売りに下げ幅が拡大した。RSI(14日)=37.0%。

*中東産原油は続落。先週末12日の米欧原油相場が、世界的な供給過剰見通しを受けた利益確定売りに下落したことから、売りが優勢となった。RSI(14日)=52.3%。今週の在庫統計に大きな変化がなければ、原油市場は、16~17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)とそれを受けたドル相場の動向に左右されそうだ。石油製品も原油に追随して続落。ガソリンのRSI(14日)=51.4%。灯油のRSI(14日)=54.0%。

*ゴムは、上海ゴム安を受けた利食い売りに続落。終値は25日移動平均線を下回った。RSI(14日)=48.9%。中国の新車販売の減速に加えて、米商務省がこのほど、中国製タイヤに対し関税を課すことを決定するなど、ゴムの需要面で弱材料が出てきていることが嫌気されたようだ。

*トウモロコシは続落。RSI(14日)=52.0%。一般大豆は先限のみ反発。RSI(14日)=44.5%。シカゴ大豆時間外で、新穀11月限が9ドルの節目を割り込んでいる。米中西部で好天が続き、売りが継続しているようだ。一方、7日現在の米クロップ・ブログレスでは、主要18州の作付け進展状況は79%(平年81%)と、今年初めて平年を下回った。

*東京外国為替市場のドル円相場は、123円台半ばで保ち合いとなった。ギリシャ金融支援交渉の決裂から円高になる場面もあったが、日経平均株価が下げ渋るとドルが買い戻された。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合を控えて、様子見が強まっている。

*日経平均株価は下落。ギリシャの債務返済問題が嫌気され、売りが優勢となった。今週はギリシャ問題で大詰めを迎えるユーロ圏財務相会合が18日に開かれる。また、FOMCや日銀金融政策決定会合が予定されており、様子見が次第に強まった。


第18回 『おしえて陳さん』 
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