テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【英国経済指標】

英政府統計局(ONS)が26日発表した第3四半期の国内総生産(GDP )改定値は前期比0.7%増と、速報値と一致。前年同期比では3%増で、これも速報値と変わらずだった。7-9月(第3四半期)は7四半期連続のプラス成長となった。なお、4-6月GDPは前期比0.9%増だった。

個人消費は0.8%増と、2010年4-6月(第2四半期)以降で最大となった。一方、企業の設備投資は約1年ぶりに落ち込んで0.7%減、輸出は0.4%減少した。

輸出と設備投資は減ったものの、個人消費 が約4年ぶりの大きく伸びた事がGDPに寄与した。

ユーロ圏経済が低迷する状況ながら、英国経済は内需に依存して好調な状況がうかがえる。

イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を来年半ばまで過去最低に維持すると予想されている。

好調な個人消費を受けて、ポンド円は184円後半から186円前半へと上昇した。しかし、27日には、反落に転じている。

ポンド円の1時間足を見ると、186円超えはこれで3度目となっているが、下値は184円でサポートされており、おおよそ184~186円のレンジが形成されている。

一目均衡表を当てはめると、雲がサポートゾーンとして機能しており、上昇基調が崩れた状況にはない。MACDはデッドクロスして下落しているものの、依然としてゼロラインを上回っているので、上昇基調は崩れていない。RSI(14日)は43.6%にあり、押し目完了が近い可能性がある。

仮に、上昇に転じてレンジの上限を明確に上抜いて来ると、レンジ幅186-184=2円をレンジの上限に上乗せして、186+2=188円が上値目標値として算定される。

逆に、雲を割り込んで、下落に転じて184円を下回れば、トリプルトップが完成され、レンジ幅186-184=2円をレンジの下限から下に伸ばして、184-2=182円が下値の目安になるだろう。

*ポンド円1時間足
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情報提供:(株)インベステック
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【ドル円テクニカル分析】
昨日のドル円相場の分析では、1時間チャートで144本移動平均線を割り込んだので、下落の可能性(円高への進行)が高まるとした。ただ、小さい長方形(紫)や大きい長方形(緑)の中で推移しているため、まだレンジの中にあり、上昇基調が崩れたわけではないが注意したい、とした。

しかし、昨夜のNY市場では冴えない米経済指標を受けてドル売り・円買いが進み、ドル円は小さい長方形の下限を下回った。加えて、雲のねじれの時間帯とほぼ一致していたため、基調転換の可能性も高い。

小さい長方形(紫)は、上限118.595円、下限117.68円で構成されるが、下限を割り込んだ事で、レンジ幅の118.595-117.68=0.915円をレンジの下限から伸ばして、117.68-0.915=116.765円が次の安値として算定される。

ただし、大きい長方形(緑)の下限でサポートされて下げ止まる可能性はある。しかし、仮に大きい長方形(緑)の下限を下回ると、こちらは、上限118.995円、下限117.345円で構成されるため、レンジ幅は118.995-117.345=1.655円となり、これをレンジの下限から伸ばして117.345-1.65=115.695円が算定されるだろう。

117.345円を割り込んだ時は、下落基調に転換する可能性が高まるだろう。市場ではドル高・円安を当然視する見方が多いため、注意しておきたい。

*ドル円1時間足

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【東京トウモロコシテクニカル分析】
東京トウモロコシは押し目を確認したようだ。

年初来高値2万8490円(4月30日)と年初来安値2万2680円(10月3日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、高値から0.38倍押し=2万6280円、0.5倍(半値)押し=2万5590円、0.62倍押し=2万4890円となり、20日には0.5倍押しラインを割り込んだ。

しかし、翌日には反発に転じ、0.5倍押しラインを上回って推移している。現在は、200日移動平均線(2万5790円)と転換線(2万5930円)を上回っており、17日の高値2万6560円からの調整安は終了したと見ていいだろう。

一目均衡表でも、再び”三役好転”状態になった。
三役好転(一目均衡表では、「買いシグナル」となる)とは、①.ろうそく足が雲を上回っている、②.転換線が基準線を上回っている、③.遅行線が実体を上回っている、状態を指す。

また、50日移動平均線と100日移動平均線がゴールデンクロスを示現しつつあり、長期的な上昇の条件が加わる。MACDが再びゴールデンクロスとなれば、新たな上昇相場再開のシグナルとなるだろう。

短期的には前回の高値2万6560円を目指す展開になるだろうが、より長期的に見るならば、N型パターンを当てはめると、2万6560円(11月17日高値)-2万2680円(10月3日安値)+2万5300円(11月20日安値)=2万9180円が算定される。

N型計算に関してはコチラ
⇒ http://www.ntaa.or.jp/technical/counting/count_ichimoku

達成時期としては、10月3日から11月17日または11月20日までの日柄が対等に延長されると想定すると、2015年1月~2月になると予想される。

以上は強気の見方だが、相場が2万5300円を下回った場合、下落相場に転換したと判断した方がいいだろう。


*東京トウモロコシ日足

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11月27日(木)
【11月26日の海外相場および市況】
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*NY金は、感謝祭を翌日に控えて、1200ドルを下回る小幅なレンジで推移した。米労働省が発表した22日までの1週間の新規失業保険申請件数は31万3000件と、前週比2万1000件増加し市場予想の28万8000件を大きく上回った。10月の耐久財受注額は前月比0.4%増と、0.6%減との予想に反して増加。同月の新築一戸建て住宅販売件数は、前月比0.7%増の45万8000戸と、予想の47万2000戸に届かなかった。

*30日に行われるスイスの国民投票では、金準備増強に支持が集まるとの観測が高まっている。国民投票はスイス国立銀行(中銀)の金準備売却を禁止し、少なくとも資産の20%を金で保有することを義務付けることが狙い。現時点で金の占める割合は8%。

*米欧石油先物相場では、北海ブレント、WTIがともに続落。米エネルギー情報局(EIA)の週報では、原油在庫が前週比190万バレル増となり、積み増し幅は市場予想(46万7000バレル)を大きく上回った。OPEC代表団筋は、OPECのペルシャ湾岸諸国はOPEC総会で、減産を提案しないことで一致したと明らかにした。

*26日のロイター通信によると、サウジアラビアを中心とするペルシャ湾岸4カ国は27日の石油輸出国機構(OPEC)総会で協調減産を提案しないことで一致した。サウジのヌアイミ石油相は、4カ国は「減産不支持で合意に達した」と明言。他の複数のOPEC筋も、OPEC加盟国が総会で協調減産を決める可能性はほとんどないとの見方を示した。4カ国会談後、ロシア石油大手ロスネフチのセチン最高経営責任者(CEO)が声明を発表し、石油市場の需給に重大な不均衡はなく、「現行の価格水準は危機的ではない」との認識を明らかにした。

*コーンは、国内現物市場の強さや、小麦相場高に支えられて上昇。米農務省が28日に発表する週間輸出成約高報告について、60万~80万トンが予想されているが、前週の成約高は90万8689トンだった。大豆は、南米産地の天候が良好なことに圧迫されて下落。

*NY外国為替市場のドル円相場は、低調な米経済指標の発表を受けて軟調に推移した。朝方発表が相次いだ経済指標は、さえない内容が目立った。週間新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財受注が2カ月連続のマイナス。個人消費と新築住宅販売は前月から増加したものの市場予想に届かず、シカゴ地区の企業景況感、ミシガン大学調査の消費者景況感もそれぞれ悪化した。米景気の先行きに対する強気な見方が後退し、ドル売り・円買いが強まった。

*NYダウは、27日の感謝祭以降に本格化する米年末商戦への期待感を背景に、24日に付けた史上最高値を更新して終了した。朝方発表された新規失業保険申請件数やシカゴ地域の景況指数、ミシガン大消費者景況感指数(確報値)はいずれも市場予想を下回ったものの、今年の年末商戦は、ガソリン価格の下落や株価上昇による資産効果によって押し上げられるとの期待感が相場を支えした。

【本日の主な経済指標およびイベント】
NY休場(感謝祭)
17:55 (独) 11月失業者数 -2.2万人 -0.1万人
17:55 (独) 11月失業率 6.7% 6.7%
18:30 (南ア) 10月生産者物価指数 [前年比] +6.9% +6.6% 
22:00 (独) 11月消費者物価指数・速報 [前月比] -0.3% 0.0% 
      (独) 11月消費者物価指数・速報 [前年比] +0.8% +0.6%
30:45 (NZ) 10月住宅建設許可 [前月比] -12.2% 

*数値は順に、前回、予想。

【ドル円テクニカル分析】
ドル円の1時間チャートを見ると、上昇相場に変化が出てきたようだ。

まず一目均衡表では、ろうそく足が雲を下回り、転換線が基準線を下回って共に雲を下回っている。遅行線は雲を割り込んで、”三役逆転”状態になった。短期的には下落基調が強まる可能性があるだろう。

また、今回の上昇相場ではサポートラインになっていた144本移動平均線を割り込んできた。転換線とこの144本線がデッドクロスし、下落への条件がまた一つ増えた。MACDはすでにゼロラインを割り込んで下落している。

ただ、チャートの小さい長方形や大きい長方形の中にあるように、まだレンジの中に収まっているため、、上昇基調が転換したとは言い難い。上値を取りに行く状況ではなくなり、戻り売り圧力が強まってきているというべきだろう。

これがレンジの下限を割り込んで行くと、下値試しの展開になると予想する。大きい長方形の下限である117.345円を割り込んだ時は、下落基調に転換する可能性が高まるだろう。

*ドル円1時間足

yen1126

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