テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【7月1日 国内市況と終値】
tk0701

*金は小幅安。30日のNY金が対ユーロでのドル高を受けた売りに反落したことから、弱気売りが先行した。RSI(14日)=40.1%。白金は続伸。円安を受けた買いが先行した。RSI(14日)=41.9%。

*中東産原油は反発。RSI(14日)=46.0%。30日の米欧原油相場がイラン核協議の先行き不透明感を背景に上伸したことから、買いが優勢となった。イラン核問題をめぐる欧米など6カ国とイランとの協議は結局、7日まで1週間延長されることになった。NY原油時間外は、米石油協会(API)の週間統計で原油在庫が増加したことに圧迫されて反落している。API週報によると、原油在庫は前週比190万バレル増加し、市場予想の200万バレル減少を大きく上回った。原油受け渡し拠点オクラホマ州クッシング在庫は減ったものの、減少幅は1万9000バレルにとどまった。石油製品も原油に追随し反発。ガソリンのRSI(14日)=41.6%。灯油のRSI(14日)=45.2%。

*ゴムは5日ぶりに反発。上海ゴムが反発し、為替も円安を維持したことで買いが優勢となった。テクニカル的にも売られ過ぎ感が強まっていた。RSI(14日)=40.0%。

*トウモロコシは大幅反発。RSI(14日)=74.5%。30日のシカゴ相場が、作付面積報告と四半期在庫報告を背景に急伸したことから、買いが優勢となった。一般大豆も作付面積が予想平均を下回ったことで急反発。RSI(14日)=65.3%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、122円台後半で堅調に推移した。日経平均株価が大引けにかけて上げ幅を広げ、ドル円も上値を切り上げた。ギリシャ情勢はIMFへの融資返済が遅延状態となり、デフォルト懸念が強い一方で、ユーロ圏との交渉次第では救済される可能性もあり、情勢は依然として流動的のようだ。

*日経平均株価は続伸。日銀が発表した企業短期経済観測調査(短観)の業況判断指数(DI)や設備投資計画は、市場予想を上回った。国内景気は内需主導の回復が持続し、企業業績は好調との見方から、内需関連株が買われた。ただ、事実上のデフォルト(債務不履行)状態に陥ったギリシャでは、財政緊縮策の受け入れの是非を問う国民投票が予定されていることは、市場の不安材料となっており、高値では警戒感が出ている。


第20回 『おしえて陳さん』 
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7月1日(水)
【6月30日の海外相場および市況】
ny0630

*30日のNY金は、3日ぶりに反落。6月シカゴ購買部協会景気指数や6月消費者信頼感指数が、前回より改善していたため、ドルが対ユーロで上昇し、ドル建て金に割高感が出て売られやすくなった。ユーロ圏財務省会合のデイセルブルム議長は、ギリシャからの新提案を議論するため、同日夜に電話会合を開くことを発表。新たな支援交渉に入る可能性から、ギリシャの先行きに対して過剰な懸念が後退したことも金売り要因。RSI(14日)=43.2%。白金は小反落。RSI(14日)=42.0%。

*30日のNY原油は、5日ぶりに反発。RSI(14日)=49.7%。イラン核問題をめぐる欧米など主要6カ国による交渉は30日に最終合意期限を迎えたが、対イラン制裁緩和措置などの期限は7月7日まで延長された。制裁解除に関する決定が先送りとなったことで買われた。北海ブレント原油もイラン核協議の延期を受けて反発。

*30日のシカゴトウモロコシは、30日に発表された米農務省の作付面積報告と四半期在庫報告が市場予想よりも低水準だったことを受け急上昇。RSI(14日)=82.0%。米農務省のクロップ・プログレスでの作柄状況の評価が悪化したことも強材料。2015年のトウモロコシ作付面積は、8889万7000エーカー、在庫は6月1日段階では約44億4700万ブッシェル。いずれも市場平均予想の範囲内だが、市場予想の平均値を下回った。

*30日のシカゴ大豆は、6月1日時点の米国農作物の四半期在庫報告が約6億2500万ブッシェルとなり、市場予想平均の6億7000万ブッシェルを下回ったことを受けて急上昇。2015年の作付面積報告は、約8500万エーカーと、過去最高になる見込み。RSI(14日)=74.3%。

*米農務省は30日、2015年の米国農産物の作付面積報告を発表した。トウモロコシは前年比1.9%減の8889万7000エーカーで、市場予想平均の8929万2000エーカーを下回った。3月の作付意向面積8929万9000エーカーも下回り、2010年以来5年ぶりの低水準になる見込み。大豆の作付面積は8513万9000エーカーと前年比1.7%増の過去最高になる見込み。作付意向面積8463万5000エーカーを上回ったものの、市場予想の8517万1000エーカーは下回った。また、収穫面積予想は、トウモロコシが2.4%減の8110万1000エーカー、大豆が1.7%増の8444万9000エーカー。

*米農務省は30日、6月1日時点の米国農産物の四半期在庫報告を発表した。トウモロコシは前年同時点比15.4%増の44億4670万1000ブッシェルとなり、市場予想平均の45億5500万ブッシェルを下回った。大豆の在庫は54.4%増の6億2540万4000ブッシェルとなり、市場予想平均の6億7000万ブッシェルを下回った。

*30日のNY外国為替市場のドル円相場は、軟調に推移した。欧州連合(EU)ユーロ圏諸国はこの日、ギリシャ政府が土壇場で提出した新たな支援案について協議するため、電話による緊急の財務相会合を開催した。会合の行方に警戒感が強まった。シカゴ地域景況指数、コンファレンス・ボード消費者信頼感指数などの経済指標を受けて、軟調地合いで推移した。ユーロ圏が7月1日に改めて対ギリシャ支援協議を行う方針が明らかになると、ドル円は反転した。ただ、現行の枠組みが予定通り30日で打ち切られれば、ギリシャは同日期限の国際通貨基金(IMF)に対する債務を返済できず、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高い。
*30日のNYダウは小反発。6月の消費者信頼感指数が良好だったため上昇に転じたが、ギリシャ債務問題への懸念から徐々に上げ幅を縮小した。ギリシャ債務問題をめぐっては、欧州連合(EU)による現行支援が30日で打ち切りとなるほか、ギリシャの国際通貨基金(IMF)への債務も同日、返済期限を迎える。EUがギリシャと新たな支援交渉に入るとの報が伝わり、交渉の進展を期待する向きもあるが、先行きは依然として不透明。7月5日に予定されている緊縮財政の是非を問うギリシャ国民投票では、緊縮策が受け入れられるとの見方が優勢。ただ、仮に反対となった場合はユーロ離脱の可能性につながるため、買いのリスクが警戒されているようだ。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 日銀短観 [大企業製造業業況判断] 12 12
   (日) 日銀短観 [大企業製造業先行き] 10 14
   (日) 日銀短観 [大企業非製造業業況判断] 19 22
   (日) 日銀短観 [大企業非製造業先行き] 17 23
   (日) 日銀短観 [設備投資計画:前年比] -1.2% +5.3%
10:00 (中) 6月製造業PMI 50.2 50.4
10:00 (中) 6月非製造業PMI 53.2
10:30 (豪) 5月住宅建設許可件数 [前月比] -4.4% +1.2%
10:45 (中国) 6月HSBC/マークイット製造業PMI・確報 49.6 49.6
17:30 (英) 6月PMI製造業 52.0 52.5
21:15 (米) 6月ADP全国雇用者数 +20.1万人 +21.8万人
23:00 (米) 6月ISM製造業景況指数 52.8 53.2 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。


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【6月30日 国内市況と終値】
tk0630

*金は反落。NY金時間外が下落しているため、売りが優勢となった。RSI(14日)=40.3%。白金は反発。NY白金高を受けた買戻しに堅調に推移した。RSI(14日)=35.9%。

*中東産原油は4日続落。RSI(14日)=41.3%。29日の欧米原油相場がギリシャ債務問題の拗れによるリスク回避の動きに下落した地合い受けて下落したため、売りが優勢となった。また、欧米など6カ国とイランの核協議をめぐる最終合意の期限が30日に迫っているが、イラン情勢も流動的なため、ポジションを取りにくい状態にある。石油製品も中東産原油に追随して続落。ガソリンのRSI(14日)=38.6%。灯油のRSI(14日)=40.8%。

*ゴムは上海ゴム安を受けてCBが発動し大幅続落。RSI(14日)=34.9%。中国人民銀行(中央銀行)が急遽発表した追加利下げの効果で、週明けの中国株や上海ゴムは相場回復が期待されたにもかかわらず、ともに急落しており、東京ゴムは失望感から手じまい売りが急がれた。また、ギリシャ債務問題の深刻化から、原油相場が下落したことも嫌気されたようだ。

*トウモロコシは反落。大手投資銀行が弱気のレポートを発行したことに加え、米四半期在庫
と作付面積の発表を控えて利食い売りが出た。RSI(14日)=65.8%。一般大豆は、シカゴ大豆時間外の下落を眺めて下落。RSI(14日)=52.6%。

*米農務省は今夜午前1時に作付面積を発表する。トウモロコシの市場予想平均は8929万2000エーカーと作付意向面積報告の8919万9000エーカーから微増が見込まれている。大豆の市場予想平均は8517万1000エーカーと作付意向面積報告の8463万5000エーカーから上方修正され、過去最高を記録する見通し。

*東京外国為替市場のドル円相場は、122円台前半で保ち合い。早朝、122円台半ばで推移していたが、実需筋の売りや中国株の下落に圧迫されて軟化し。ギリシャのデフォルトが懸念される中、リスクオフムードが根強く、円買い基調が継続しているようだ。

*日経平均株価は反発。前日600円近く下落したことから値頃感が強まり、買いが先行した。ただ、ギリシャ債務危機は、7月5日の国民投票の結果が判明するまでは予断を許さない状況が続きそうだ。


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6月30(火)
【6月29日の海外相場および市況】
ny0629

*週明け29日のNY金は続伸。RSI(14日)=46.8%。欧州連合(EU)ユーロ圏諸国は週末、緊縮財政の是非を問う国民投票の実施を決めたギリシャに対し、現行の金融支援策の打ち切りを決定。国際通貨基金(IMF)への債務返済期限が30日に迫る中、同国がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が強まったとの警戒感が広がった。これを受け、世界的に株価が下落する一方で、安全資産とされる金は買われた。白金は小反発。RSI(14日)=43.1%。

*週明け29日のNY原油は4日続落。RSI(14日)=44.2%。ユーロ圏諸国が先週末、対ギリシャ金融支援の延長を拒否し、交渉は合意に至らずに終了し、同国がデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が高まる中、リスク回避姿勢が強まり、世界的に株価が下落し、原油にも売り圧力が強まった。また、欧米など6カ国とイランによる核問題解決に向けた交渉が翌30日に最終合意期限を迎える。交渉が合意に至れば、イラン産原油の輸出が拡大されるとの観測もあり、需給緩和も意識されたようだ。北海ブレント原油は続落し、一時5日以来の安値を付けた。

*週明け29日のシカゴトウモロコシは、一時急伸したものの、30日の米農務省の作付面積報告の発表を前に、利食い売りが出て反落した。RSI(14日)=74.5%。シカゴ大豆はまちまち。期近はショートカバーで反発する一方、期先は米農務省の統計発表を控えたポジション調整を受け下落した。RSI(14日)=60.1%。

*週明け29日のNY外国為替市場のドル円相場は上昇。週末に行われたギリシャの債務問題をめぐる財務相会合で、同国への金融支援が6月30日に打ち切られることが決定し、ギリシャがデフォルトに陥る可能性が高まった。ギリシャの政府当局者は週明け29日、国際通貨基金(IMF)に対する債務返済を期限の30日に行わないと表明した。金融市場ではリスク回避姿勢が強まり、株が売られ、安全資産とされる円が買われた。

*週明け29日のNYダウは大幅下落。ギリシャの金融支援をめぐる交渉が先週末に合意できず、同国がデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が広がった。ギリシャ当局者が今月期限を迎える国際通貨基金(IMF)融資の支払いには応じないと表明したことで、株は大幅安となった。市場では、ギリシャで7月5日に予定している金融支援の是非をめぐる国民投票で反対派が多数を占めれば、同国のユーロ圏離脱が現実となり、金融市場全体に混乱が拡大する可能性があると見られている。


【本日の主な経済指標およびイベント】
07:45 (NZ) 5月住宅建設許可 [前月比] -1.7%(-0.9%) -- 0.0%
15:00 (独) 5月小売売上高指数 [前月比] +1.7%(+1.3%) 0.0%
      (独) 5月小売売上高指数 [前年比] +1.0% +2.8%
16:55 (独) 6月失業者数 -0.6万人 -0.5万人
16:55 (独) 6月失業率 6.4% 6.4%
17:30 (英) 第1四半期GDP・確報値 [前期比] +0.3% +0.4%
      (英) 第1四半期GDP・確報値 [前年比] +2.4% +2.5%
17:30 (英) 第1四半期経常収支 -253億GBP -240億GBP
18:00 (EU) 6月消費者物価指数・速報 [前年比] +0.3% +0.2%
18:00 (EU) 5月失業率 11.1% 11.1%
21:00 (南ア) 5月貿易収支 -25億ZAR -32億ZAR
21:30 (加) 4月GDP [前月比] -0.2% +0.1%
22:00 (米) 4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +5.04% +5.50%
22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数 46.2 50.0
23:00 (米) 6月消費者信頼感指数 95.4 97.4 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。


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【6月29日 国内市況と終値】
tk0629

*金は小反発。RSI(14日)=45.8%。ギリシャ債務ショックを受けて、ユーロが急落する中、「質への逃避」からNY金時間外が急反発したことを受けて買われた。ただ、為替市場では、円買い・ドル売りが強まったため、上げ幅を縮小した。白金は続落。RSI(14日)=33.1%。安寄り後、買い戻しに安値を切り上げる場面があったものの、午後に入る
と円高に圧迫された。

*中東産原油は大幅続落。先限は一代の安値を更新した。RSI(14日)=41.9%。NY原油時間外安と円高を受けて売りが優勢となった。原油市場では今週、ギリシャへの金融支援問題に加え、イラン情勢も大きなポイントになっている。イラン核協議をめぐり、欧米など6カ国との最終合意の期限が6月末に控えており、最終合意した場合、イランからの原油供給がすぐに拡大するわけではないものの、心理的には弱材料視されそうだ。逆に、合意に至らなければ、強材料視される可能性がある。石油製品も原油になびき下落。ガソリンのRSI(14日)=40.3%。灯油のRSI(14日)=42.2%。

*ゴムは下落。上海ゴム安や円高が嫌気された。RSI(14日)=42.1%。中国人民銀行は27日、株価の急落を受ける形で0.25%の追加利下げに踏み切ったが、中国の株安を止めることはできず、上海ゴムにも先安観が強まりそうだ。

*トウモロコシは続伸。シカゴ時間外相場高を受け買いが優勢となった。RSI(14日)=76.3%。シカゴトウモロコシ時間外で、新穀12月限が前週末26日402.0セントと急伸し、1月13日以来、約5月半ぶりに400セントの大台を回復した。米中西部の長雨による作柄の悪化懸念を背景に、弱気ファンドが買戻しを急いだようだ。一般大豆は下落。RSI(14日)=62.6%。

*東京外国為替市場のドル円相場は急落。早朝、週末にユーロ圏財務相会合がギリシャに対する金融支援の延長を否決し
たことから、122円前半に急落。その後は値頃感からの買いも入り、123円台を回復する場面もあった。しかし、上海総合株価指数が大幅安となり、日経平均株価も連れ安となったことで、リスクオフモードが強まり、122円台後半に押し戻された。

*日経平均株価は大幅下落。ユーロ圏諸国によるギリシャへの金融支援交渉がまとまらず、ギリシャ政府が債務を返済できなくなる可能性が高まり、日経平均株価は大幅安となった。一時600円を超える下落場面もあった。急激な円高や中国株の下落も弱材料となった。


第20回 『おしえて陳さん』 
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