テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【4月15日 国内市況と終値】
tk0415

*金は続落。14日のNY金はポジション調整の売りに押されて続落。東京市場はNY安と為替の円高を反映して手じまい売りが優勢となった。RSI(14日)=47.1%。白金は反発。NY白金時間外相場の底堅い動きに支援された。RSI(14日)=47.9%。本日は金が下落する一方で、白金が上昇した。白金と金の逆ザヤは111円となり、3月30日の200円から縮小傾向にある。

*中東産原油は4営業日続伸。14日の欧米原油相場が米原油生産の減少観測を背景に上昇したのを受け、買いが優勢となった。NY市場引け後に発表された米石油協会(API)の週間在庫統計で、原油在庫の増加幅が前週比260万バレル増と市場予想の410万バレル増を下回った上、ガソリン在庫が410万バレル減となり、予想の20万バレル減を大きく超えて減少したことも買い要因となった。終値は50日移動平均線を上回った。RSI(14日)=56.8%。石油製品も原油に追随し4日続伸。ガソリンの終値は50日移動平均線を上回った。RSI(14日)=56.9%。灯油の終値は50日移動平均線を上回った。RSI(14日)=59.6%。

*ゴムは反発。上海相場の堅調を受けて買いが膨らんだ。RSI(14日)=39.9%。中国の1~3月期のGDP成長率は前年同期比7.0%と14年10~12月期の7.3%から減速した。しかし、市場予想通りだったことから、弱気筋の買い戻しが
入ったようだ。市場では、これで弱材料が出尽くしとの見方も出ている。ただ、中国の景気減速で在庫の余剰感が強く、本格的な上昇も困難のようだ。

*トウモロコシは小反発。シカゴトウモロコシ相場が買い戻しに反発したことを受け高寄りしたが、その後はシカゴ時間外の弱含みに圧迫され、下落に転じた。しかし、引けにかけては再び買われた。RSI(14日)=36.7%。一般大豆は、期先3限月がシカゴ時間外高になびき小幅上伸。RSI(14日)=39.7%。米農務省が13日に発表した今年1回目のトウモロコシの作付け進捗率は2%と、過去5年平均の5%を下回った。ただ、2014年も3%から始まり、結果的に大豊作となったことから、市場では、まだ天候を懸念する向きは少ないようだ。

*東京外国為替市場のドル円相場は、119円台後半で下げ渋った。中長期的には、米国の利上げをにらんで、ドルの先高観は強いものの、強い米経済指標が出そろうまでには時間がかかりそうで、しばらくはレンジ相場が続きそうだ。

*日経平均株価は小反落。手掛かり材料に乏しい中、利益確定売りが優勢となった。


第10回 『おしえて陳さん』 
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4月15日(水)
【4月14日の海外相場および市況】
ny0414

*14日のNY金は続落。寄り付き直後に一時1183.50ドルと、4月1日以来約2週間ぶりの安値を付けた。しかし、米経済指標をきっかけに相場は下げ幅を縮小した。3月の小売売上高は前月比0.9%増と、市場予想の1.0%増を下回った。利上げ時期が後ずれするとの見方が強まって、為替市場ではドル安が進行した。ドル建て金に割安感が生じ、相場は安値から引き戻した。3月の卸売物価指数(PPI)が前月から0.2%上昇と5カ月ぶりの大幅な上昇率となったことからインフレ懸念が浮上し、インフレヘッジとしての金買いも相場を押し上げた。ただ、終値は50日移動平均線を割り込んだ。RSI(14日)=48.7%。白金は続落し、終値は50日移動平均線を下回った。RSI(14日)=49.3%。

*14日のNY原油は、国内のシェールオイル供給減少見通しや石油輸出国機構(OPEC)による減産期待を背景に4営業日続伸した。終値は7日(53.98ドル)以来1週間ぶりの高値となった。米エネルギー情報局(EIA)が13日公表した報告書によると、5月の米シェールオイル生産が前月比で約4年ぶりに減少する見通し。米国内のシェールオイル生産はピークを迎えたとの見方から、買いが強まった。為替市場では、ドルが対ユーロで下落したため、ドル建て原油には割安感が強まり、相場を押し上げた。終値は50日移動平均線を上回った。RSI(14日)=59.0%。北海ブレント原油もドル安やイエメンなど中東情勢の緊張が強材料となり小幅高で引けた。

*14日のシカゴトウモロコシは7日ぶりに小反発。約1カ月ぶりの安値に下落した後で、買い戻しが入った。 米国の作付けペースが例年より遅れていることも強材料視された。RSI(14日)=41.3%。シカゴ大豆は4日ぶりに反発。数カ月ぶりの安値に下落したことを受け、安値拾いが入った。RSI(14日)=43.1%。

*14日のNY為替市場のドル円相場は、3月の米小売売上高が市場予想を下回ったことを受け、119円台前半に下落した。3月の小売売上高は前月比0.9%増と1年ぶりの高い伸び率となったものの、予想の1.0%増を下回った。自動車・同部品とガソリンを除く伸びは0.5%増で、予想の0.6%増を下回った。米国の消費の伸びが依然として弱いことから、利上げ開始時期が当初予想よりも後ずれするとの見方が強まり、ドル円は一時119円07銭と約1週間ぶりの安値を付けた。ユーロは対円、対ドルともに上伸。米小売売上高発表後にドル売り・ユーロ買いが進むにつれ、対円でも買いが強まった。

*14日のNYダウは、原油価格の上昇を背景にエネルギー株が買われたが、米企業業績への警戒感から上値は重かった。米エネルギー情報局(EIA)が前日公表の報告書で、国内シェールオイルの減産を予測。需給引き締め期待から原油価格は堅調に推移し、エネルギー株が上昇した。同日発表の米主要企業の2015年1~3月期決算はまちまち。


【本日以降の主な経済指標およびイベント】
11:00 (中) 第1四半期GDP [前期比] +1.5% +1.4%
      (中) 第1四半期GDP [前年比] +7.3% +7.0%
11:00 (中) 3月鉱工業生産 [前年比] -- +7.0%
11:00 (中) 3月小売売上高 [前年比] -- +10.9%
18:00 (ユーロ圏) 2月貿易収支 +79億EUR +210億EUR
20:00 (南ア) 2月実質小売売上高 [前年比] +1.7% +1.9%
20:45 (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表 0.05% 
21:30 (米) 4月ニューヨーク連銀製造業景気指数 6.90 7.17 
22:15 (米) 3月鉱工業生産 [前月比] +0.1% -0.3% 
23:00 (加) 加中銀政策金利発表 0.75%
23:00 (米) 4月NAHB住宅市場指数 53 55 
27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
29:00 (米) 2月対米証券投資 [ネット長期フロー] -272億USD
      (米) 2月対米証券投資 [ネットフロー合計] +883億USD 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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【4月14日 国内市況と終値】
tk0414

*金は3営業日ぶりに反落。13日のNY金がドル高を受けて下落し、東京市場では為替が円高にも振れて下げ幅が拡大した。RSI(14日)=50.1%。白金は3営業日ぶり反落。NY白金時間外相場の下げや円高を受けて一段安となった。RSI(14日)=46.9%。

*今夜は3月の米小売売上高が発表される。3月の米雇用統計が予想以上に悪かったため、米経済指標への注目が高まっている。3カ月連続で前月比マイナスとなった反動から、3月分は1.0%の増加が予想されている。

*中東産原油は3営業日続伸。13日の欧米相場が米産油量の減少予測を背景に上伸したことを受けて買いが優勢となった。ただ、為替が円高に振れたため、上値を削った。RSI(14日)=54.8%。石油製品は中東産原油高に追随して高い。ガソリンのRSI(14日)=54.7%。灯油のRSI(14日)=57.4%。

*ゴムは戻り売りに反落。中東産原油高を受けて堅調に始まったが、上海相場が軟化したため、戻り売り優勢になった。RSI(14日)=34.7%。9日に発表された中国の3月の新車販売台数は、前年同月比3.3%増の224万600台と1~2月の合計の4.3%増から減速した。13日発表された3月の貿易統計では、合成ゴムを含む1~3月の輸入の累計が98万トンと前年同期の119万トンから減少した。

*トウモロコシは反落。シカゴ時間外相場の伸び悩みや円高を受けて下げ幅を広げた。RSI(14日)=35.4%。一般大豆はシカゴ安を受けて下落。RSI(14日)=38.8%。シカゴ穀物市場では、春小麦の作付け進捗率が17%(5年平均は11%)に達し、予想以上の順調な進展がトウモロコシの圧迫材料になっている。

*東京外国為替市場のドル円相場は、浜田宏一内閣官房参与の円安牽制発言が意識されて、上値が重くなり119円台後半で軟調に推移した。前日のテレビ番組で、浜田氏がドル円の120円程度というの現在の水準について「かなり円安」と発言し、105円程度が適当と発言したため、ドル買い・円売りポジションが巻き戻された。本日午前11時頃には、浜田氏が再び、「円安は限界」と発言したことも伝わり、ドル売り・円買いが進んだ。今夜には3月の米小売売上高の発表もあるため、ドル買いの動きが弱まった。

*日経平均株価は、3日ぶりに小反発。市場は、日米主要企業の決算に注目している。米企業の1~3月期決算は、原油安やドル高を背景に前年同期比で減益になるとの見方が大勢。国内企業の決算については、2015年3月期は好調だが、2016年3月期の業績予想は円安一服などを映してやや弱まりそうと見込まれている。

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4月14日(火)
【4月13日の海外相場および市況】
ny0413

*週明け13日のNY金は、ドル相場が堅調に推移したため反落した。米国の早期の米利上げ観測を背景としたドル買いにより、ドル建て金は割高感が強まって売られた。前週末10日、リッチモンド連銀のラッカー総裁が事実上のゼロ金利の6月解除は確実だと言明した。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も利上げ後の景気腰折れリスクは低下しているとの見方を示した。3月の中国貿易収支の黒字幅が30.8億ドルと予想の401億ドルから大幅に落ち込み、輸出入ともに大きく低下したことは、同国の景気減速懸念が強まったとして弱材料視された。RSI(14日)=51.5%。白金もドル高を受けて反落。RSI(14日)=49.4%。

*週明け13日のNY原油は、国内の供給減観測から3営業日続伸した。前週末に米国内の掘削リグ稼動数が減少したことや、サウジアラビアなどの中東諸国によるイエメンでのイスラム派武装組織への攻撃が続いていること、イランの核問題をめぐる協議が進展する一方、原油供給体制が戻るまでに時間がかかるとの見通しが出たことなどが強材料視された。RSI(14日)=55.9%。北海ブレント原油は小幅高で引けた。中国の弱い輸出統計は、世界2位の石油消費国の需要が減少するとの見方につながり、原油相場の上値を抑えたようだ。

*シカゴトウモロコシは、小麦の急落につられ、約3週間ぶりの安値を付けた。6営業日続落となった。米国産地は、降雨により土壌水分が増加しているとの報道も弱材料となった。RSI(14日)=38.1%

*シカゴ大豆は、米国産大豆に対する輸出需要の弱さを背景に3営業日続落となった。米国産大豆はドル高により輸出競争力が弱まっているという。一方、アルゼンチンやブラジルは、通貨安により引き合いが多いという。米国産大豆の最新の週間輸出検証高は45万317トンと、前週の56万9648トンから減少。市場予想は、35万~50万トンだった。RSI(14日)=38.0%。

*週明け13日のNY外国為替市場のドル円相場は、浜田宏一内閣官房参与の発言を受けて急落したが、その後は下げ幅を縮小した。浜田内閣参与がテレビ番組で120円台は「かなり円安」と発言したことを受けて、円安基調に警戒感が広がったことから、急速に円買い・ドル売りが進み、一時119円68銭まで下落した。ただ、米国の早期利上げ観測を背景にドルの先高観は強く、下落場面で押し目買いが入り120円台を回復した。ユーロは対円、対ドルともに下落。対円では米長期金利が一時上昇したことを背景に一時126円50銭台と、2013年6月18日以来1年10カ月ぶりの安値を付ける場面があった。 

*週明け13日のNYダウは、米企業の1~3月期決算発表への警戒感から4営業日ぶりに下落した。米主要500社の1~3月期決算では純利益は前年同期比で3%弱減少する見込み。特にダウ採用銘柄には多国籍企業が多く、最近のドル高が悪影響を与える可能性があるとの見方から、警戒感が強まった。

【本日以降の主な経済指標およびイベント】
17:30 (英) 3月消費者物価指数 [前月比] +0.3% +0.2% 
     (英) 3月消費者物価指数 [前年比] 0.0% 0.0% 
17:30 (英) 3月生産者物価指数 [コア:前年比] +0.2% +0.1% 
18:00 (ユーロ圏) 2月鉱工業生産・季調済 [前月比] -0.1% +0.4% 
21:30 (米) 3月小売売上高 [前月比] -0.6% +1.1% 
     (米) 3月小売売上高 [前月比:除自動車] -0.1% +0.7% 
21:30 (米) 3月生産者物価指数 [前月比] -0.5% +0.2%
     (米) 3月生産者物価指数 [コア:前月比] -0.5% +0.1% 
     (米) 3月生産者物価指数 [前年比] -0.6% -0.9% 
     (米) 3月生産者物価指数 [コア:前年比] +1.0% +0.9% 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

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【4月13日 国内市況と終値】
tk0413

*金は続伸。先週末10日のNY金が反発したのを受け、買いが優勢となった。為替の円安も支援要因。終値は50日移動平均線を上回った。RSI(14日)=58.4%。白金は続伸だが、NY白金時間外が軟化したため、上値を切り下げた。終値は50日移動平均線を上回った。RSI(14日)=56.7%。今週のNY金相場は、米経済統計や米企業決算に左右される展開となりそうだ。今週は、3月の小売売上高や3月の住宅着工件数、3月の消費者物価指数などの米重要指標の発表が相次ぐ。今週の指標が弱い内容となれば、利上げ実施時期が後退するとの思惑が強まり、金相場にとっては強材料になる可能性がある。逆に、指標が良好であれば、金は急落する展開になりそうだ。

*中東産原油は続伸。先週末10日の米欧原油相場がイランの核開発問題をめぐる協議の先行き不透明感を背景に上伸したことから、買いが優勢となった。NY原油時間外相場の底堅さや円安も相場を押し上げた。RSI(14日)=54.3%。石油製品は原油に追随し続伸。ガソリンのRSI(14日)=53.4%。灯油のRSI(14日)=55.2%。ただ、NY原油時間外相場は、3月の中国貿易統計が弱い内容となったのを受け、上値重くなる場面があった。中国の貿易統計は、人民元建てで3月の輸出が前年同月比14.6%減、輸入は12.3%減となった。

*ゴムは、中東産原油高と上海高を受けた買い戻しにより上伸。RSI(14日)=37.8%。中国の貿易統計は、人民元建てで3月の輸出が前年同月比14.6%減、輸入は12.3%減となり、予想通り悪化していたが、ゴム相場が既にそれを織り込む形で下落していたため、買戻しが優勢となった。

*トウモロコシは上伸。先週末10日のシカゴトウモロコシが潤沢な供給やドル高を背景に下落した流れを引き継ぎ、売りが先行したが、為替の円安基調を受けてプラスサイドに切り返した。RSI(14日)=39.3%。一般大豆はまちまち。RSI(14日)=46.8%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、120円台で堅調に推移した。朝方、120円25銭前後で推移していた。日経平均株価が次第に軟化したため、120円10銭前後まで値を下げたが、その後はじりじりと上昇し、午後2時ごろには120円50銭前後まで反発した。3月の中国貿易統計は輸出入とも振るわず、貿易黒字額は約31億ドルと市場予想を大幅に下回った。これを受けて中国指標との連動性の高い豪ドルの売りと米ドルの買いが強まり、米ドル円も押し上げられたようだ。

*日経平均株価は小安い。短期的な過熱感を背景にした利益確定売りに押された。2万円の大台が意識されたが、下値では買いが入り、下げ幅は小さかった。


第10回 『おしえて陳さん』 
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