テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

10月24日(金)
【10月23日 海外相場および市況】
ny1023

*NY金は、欧米株高を受けたリスクオンの動きが強まり、安全資産である金は売られ、10日以来約2週間ぶりの安値で終えた。米株相場は、良好な企業決算を好感した買いに大幅高となった。外為市場でドルが対ユーロで強含んでいたことも、ドル建て金の割高感につながった。18日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比1万7000件増の28万3000件と、市場予想の28万2000件に近い数字だったが、米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した9月の米景気先行指標総合指数は、前月比0.8%の上昇となり、0.6%上昇との予想を上回った。米景気の回復を裏付ける数字となり金の下げ幅は拡大し、一時1226.30ドルまで下落した。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの22日時点の金保有高は0.3%減の749.87トンと、2008年末以来の低水準となった。今週の流出量は11トンを上回り、9月中旬以来、最大となった。白金は続落し、パラジウム5営業日続伸した。

*米欧石油市場では、サウジアラビアが夏場の相場下落を受けて9月の産油量を減らしたとの情報をきっかけに、北海ブレント相場が約3%高まで急伸した。ユーロ圏の経済指標が力強い内容だったことや、中国の製造業統計が市場予想を上回ったこと、米株式市場で株価が上昇したことも押し上げ要因になった。石油輸出国機構(OPEC)は11月27日に会合を開き、日量3000万バレルの生産目標を2015年前半に改めるかどうかを検討する。今のところ、減産を主張するOPEC加盟国は少数にとどまっている。 一方、産業筋はこの日、9月のサウジアラビアの産油量は936万バレルとなり、前月の約969万バレルから減少したと述べた。

*コーンは、堅調な大豆相場が支援材料となって反発した。ただ、収穫作業にとって好ましい天候、米中西部各地の高水準のイールド(エーカー当たりの収量)に関する情報が上値を抑えた。アルゼンチン政府は、同国の2014~15年度のトウモロコシ作付面積見通しを560万ヘクタールから550万ヘクタールへと下方修正した。大豆は急反発し、約5週間ぶりの高値を付けた。6月30日以来初めて50日間移動平均を上回った。米中西部各地の大豆加工業者らは、収穫期であるものの、収穫された大豆の荷動きが鈍いと指摘。加工業者の大豆圧砕ペースは、通常の収穫期を下回る水準を維持しており、大豆が原料である大豆ミールの供給不足につながっているという。

*NY外国為替市場の円相場は、米景気指標の改善を受けて下落した。米株相場の大幅上昇や米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した9月の景気先行指標総合指数が前月から0.8%上昇と予想以上に改善したため、円売り・ドル買いが強まり約2週間ぶりに108円台に下落。米長期金利が上昇したことも円を押し下げた。

ユーロは堅調に推移。対円で上昇。英金融情報会社マークイットがこの日発表した10月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)の速報値が52.2と前月の52.0から上昇し、エコノミスト予想も上回った。10月のユーロ圏製造業購買担当者指数(PMI )速報値は50.7と、前月の50.3から上昇。予想値は49.9。ドイツでは51.8と予想に反して前月の49.9から上昇。

NZドルは対ドルで大幅に下落。同国の7-9月(第3四半期)のCPIは前年比1%上昇と、前期の同1.6%上昇から伸びが鈍化し、政策当局が利上げを遅らせるとの観測が広がった。

日本銀行の黒田東彦は今月、経済実体に沿っていれば円安は全体としてはプラスとの見解を示した。また必要に応じて追加緩和を検討する考えも示した。日本の財務省が23日実施した国庫短期証券3カ月物の入札では、平均落札利回りがマイナス0.0037%と、初めてマイナスとなった。  

米労働省が発表した失業保険統計によると、週間の新規申請件数より変動の少ない4週移動平均は28万1000件で、これは2000年5月以来の低水準。前週は28万4000件。

*NY株式相場は、米大手製造業の好決算を受けて急反発した。キャタピラーの7~9月期利益が市場予想を上回ったほか、通期見通しも上方修正。自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)など、海外事業が大きな割合を占める他の製造業大手からも好決算が相次いだ。ドル高や世界減速が米国輸出に悪影響を及ぼすとの懸念が強まっていただけに、これらの決算を受けてダウ平均は一時、300ドルを超えて上昇した。しかし、エボラ出血熱に似た症状を訴えた医師が、検査のためにニューヨーク市内の病院で隔離されていると伝わると上値を削った。

【本日の主な経済指標およびイベント】
06:45 (NZ) 9月貿易収支 -4.72億NZD -6.25億NZD -13.50億NZD
17:30 (英) 第3四半期GDP・速報値 [前期比] +0.9% +0.7%
      (英) 第3四半期GDP・速報値 [前年比] +3.2% +3.0%
23:00 (米) 9月新築住宅販売件数 50.4万件 47.0万件

*数値は順に、前回、予想、結果。

【10月23日 国内市況終値】
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*金は期先3限月が小反発。22日のNY金場はドル高を受けて反落し、東京市場も売りが先行した。その後、NY時間外が堅調となったため、期先3限月がプラス圏に浮上した。白金はNY時間外安を受けて安い。22日のNY金相場はドル高や利益確定売りにより3営業日ぶりに反落した。22日に発表された9月の米消費者物価指数が、前月比0.1%上昇とプラスに転じたため、ドル買いが進み、ドル建て金に割高感が生じた。また、今週初からインドの金現物需要の活発化を受けて上伸していたため、利益確定売りも出たようだ。今夜は、米週間新規失業保険申請件数や9月の米景気先行指数などが発表される。好調な数字が出れば、ドル高に振れNY金の上値は抑えられそうだが、来週28、29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、大きな動きにはなりにくいだろう。FOMCではQE3が予定通りに終わるのか、もしくは先延ばしされるのかが注目されるが、利上げ時期に関するフォワードガイダンスの変更があるかどうかにも関心が集まっている。

*中東産原油は反落。22日の欧米原油相場が米原油在庫の増加を背景に大幅下落したことなどを受けて反落した。石油製品も中東産原油に追随して反落。本日発表された中国製造業PMIは50.4で、好不況の分岐点とされる50を上回り、前月確報値の50.2から改善した。ただ、予想内の数字で反応はほとんどなかった。午後5時には10月のユーロ圏PMIの発表がある。50を下回る予想値も出ており、その通りであれば、欧州経済の先行き悪化懸念から、原油相場の下落要因になりそうだ。

*石油輸出国機構(OPEC)理事でリビア石油省の責任者は、OPECが原油供給過剰に取り組み、4年ぶり安値に落ち込んだ原油価格を下支えするには、生産目標を少なくとも日量50万バレル引き下げる必要があるとの見解を示した。11月27日に開かれるOPEC総会は、日量3000万バレルの現行生産目標を2015年上半期に関して調整するかどうか検討する予定だが、今のところ減産を支持する加盟国は少数にとどまっている。
ロシアのノバク・エネルギー相は22日、需要低迷のため6月末以降、4分の1程度値下がりした石油価格について、長期的にみて1バレル=90~110ドルに回復するとの見解を示した。

*ゴムは続伸。堅調な上海相場を眺めて高値圏で終えた。午前に発表された10月の中国HSBC製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は、50.4と、市場予想を上回ったが、値動きへの影響は小さかった。9月の新車販売の伸びが減速しているため、強材料視されなかったようだ。日本ゴム輸入協会が23日発表した10日現在の全国営業倉庫生ゴム在庫は、9月30日時点に比べて1382トン減り、1万2528トンとなった。1~10日の入庫は282トン、出庫は1664トンだった。在庫は5月31日以降、連続で減少している。

*トウモロコシは反落。シカゴコーンの下落を受けて売りが先行。その後も時間外が軟調に推移したため弱基調で推移した。一般大豆は続伸し、この日の高値圏で終了した。中西部の大豆産地では、今週は乾燥した天候で収穫が進捗する見通しだが、19日現在の収穫率は過去5年平均よりも低水準にとどまった。米国では2011、12年の干ばつの影響で、肉牛の飼育頭数が落ち込んでいる。飼育頭数の急回復は困難のため、肉牛一頭当たりの価格が上昇しているという。農家は牛を太らせて出荷価格を高くしようと、飼料を余計に与えているため、飼料価格の上昇が大豆価格をサポートしているようだ。

米農務省のメキシコ駐在農務官が22日までに公表した報告によると、2014~15年度(14年10月~15年9月)のメキシコ・トウモロコシ生産は2300万トンとなる見通し。これは米農務省の公式予想の2250万トンを上回る水準。作付面積が予想を若干上回ったことや、天候が生育に好ましい状況になっているという。

*東京外国為替市場のドル円相場は、株価が軟化したため、107円台前半で上値が重い。
ドルは対ユーロで約1週間ぶりの高値を付けた。ユーロ圏の経済発表を前にして、米国と欧州の景況感格差からドル買いユーロ売りが強まったようだ。ユーロドルは一時1.2633ドルと今月15日以来の水準までドル買いが進行した。

23日発表の10月のユーロ圏製造業購買担当者指数(PMI)は49.9と、16カ月ぶりに製造業活動の拡大・縮小の境目となる50.0を下回ると予想されている。

ECBのストレステスト(健全性審査)の対象となるイタリアの銀行15行のうち、2行が資本不足の穴埋めを求められる見通し。スペイン通信は同日、ギリシャやベルギーなどの銀行、合計11行が不合格になる見通しと報じた。  

米国では、9月の景気先行指数が発表される。事前予想は前月比0.7%上昇の見込み。8月は0.2%上昇だった。

*日経平均株価は米国株安を嫌気した売りが優勢となり反落した。

【速報】
16:30 10月製造業PMI<速報値>  49.9 49.5 51.8
16:30 10月サービス業PMI<速報値>  55.7 55.0 54.8
17:00 10月製造業PMI<速報値>  50.3 49.9 50.7
17:00 10月サービス業PMI<速報値>  52.4 52.0 52.4
*数値は順に、前回、予想、結果。

ドイツ、ユーロ圏の指標は事前予想に反して改善していた。


*東京金1時間足
昨夜の夜間取引ではサポートライン4285円を割り込んだが、54本移動平均線にサポートされて下ヒゲを引いて反発した。本日の日中取引では、朝の寄り付きで下放れて4285円を下回り、かつ54本移動平均線も割り込んだが、4278円で下げ止まり、4273~4285円のギャップを埋め切ることはなかった。MACDも下落しているものの、ゼロゼロラインを下回るには至らなかった。引けにかけては4285円をブレイクして反発し、MACDもゴールデンクロスしている。ストキャスティックス(スロー12本)も上昇しており、今夜の夜間取引では、再び4300円ブレイクにトライする展開になりそうだ。逆に、下落に転じた場合は4273円のサポートラインが維持されるかどうかに注意したい。
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【ポンド円テクニカル分析】
22日午後5:30(日本時間)、MPC(イングランド銀行=BOEの金融政策委員会)議事録が公表された。

世界経済への悲観論が強まったとの認識が示され、利上げ観測が後退した。政策金利は0.5%の据え置きとなった。

*MPC議事録ポイント
政策金利を7対2で据え置き
資産購入枠を全員一致で据え置き
英景気回復が勢いを失っている兆候が一部ある
CPI見通しは利上げを正当化しない
世界的な需要の弱さやポンド高は輸出の減速要因
ユーロ圏の景気減速は英経済にとってリスク

議事録公表後、ポンドは急落し、対円では発表前の水準(172.50円レベル)から171.05円まで下落した。

しかし、その後はドル円相場が反発したことに影響されて急速に買い戻されて、深夜2時には172.50円台を回復した。ただ、172.50円レベルでは24本、48本、72本の3本の移動平均線が収束しており、それが上値抵抗となって押し返したようだ。23日午前9;30頃は172円を挟んで保ち合っている。

一方、チャートを見ると、16日には168.35円まで下落したがダブルボトムが形成されて上昇に転じている。それ以降の高値173.02円と安値168.35円にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、0.38倍押し=171.11円、0.5倍(半値)押し=170.50円、0.62倍押し=169.91円となり、MPC公表後の安値は0.38倍押しのレベルとほぼ一致しており、上昇基調は崩れていないといえるだろう。

短期的には171円~172.60円のレンジが形成されており、今後、どちらをブレイクしていくか注目される。現状は移動平均線を下回っている上にRSI(14本)が50%を割り込んでいるため上値は重くなりそうだが、171円を割り込まない限りは、上昇相場に転じる可能性は高い。

*ポンド円1時間足
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10月23日(木)
【10月22日 海外相場および市況】
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*NY金はドル高や利益確定売りを受けて3営業日ぶりに反落。9月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇し、前月の0.2%低下からプラスに転換。これを受けて外国為替市場でドル買いが進み、ドル建て金相場に割高感が生じたため売りが先行した。株式市場は反落していたため、下げ渋ったものの、マイナス圏で引けた。さらにカナダのオタワで起きた銃撃事件による不安と混乱により安全な逃避先として金が見直された一面もある。

*米欧石油市場の原油先物相場は急反落。米国の週間統計で原油在庫が前週に続いて大幅増となったことを受けWTIは80ドル台に値下がりした。米ドルの上昇と株価の下落も圧迫要因。北海ブレントも大幅安。ブレントは、豊富な供給を背景に6月の115ドルから値下がり、先週は4年ぶりの安値の82.60ドルを付けている。石油輸出国機構(OPEC)が生産抑制に消極的なことや、欧州と中国の経済成長減速で石油需要が弱まるとの懸念が背景にある。
ただ、80ドル割れの相場水準では米国のシェールオイルやカナダのオイルサンドの生産の伸びが鈍る可能性があるとの観測もあり、底値は近いと指摘する向きもある。

米エネルギー情報局(EIA)は、米原油在庫が710万バレル増加したと発表した。これはアナリスト予想(270万バレル増)の2倍以上の増加幅。製油所の稼働率が季節的なメンテナンスのため低下した。中西部では10月半ばの稼働率としては4年ぶりの低さとなった。

*コーンは3日ぶり反落。一時、7週間半ぶりの高値を付けたが、利食い売りに圧迫され、下落に転じた。米中西部全域で収穫が遅れ、加工業者や倉庫への出荷が抑えられていることは、下値を支えた。大豆は、一時1カ月超ぶりの高値まで続伸したものの、遅い段階で利食い売りや、商業筋のヘッジ売りに圧迫され下落に転じた。一方、収穫や作付けの遅れ、輸出需要の強さが下値を支えた。

*NY外国為替市場の円相場は、米経済指標の改善を受けて107円台に下落した。米労働省が朝方発表した9月の消費者物価指数は前月から0.1%上昇し、前月(0.2%低下)からプラスに転じ、市場予想の横ばいを上回った。米国の長期金利が当初上昇したこともドル買いの下支え要因となり、一時107円38銭をつけた。ただ、カナダの首都オタワで起きた銃撃戦を受けてリスク回避姿勢が強まり、米株式相場が下落。これを受けて、安全資産とされる円買いが強まり、ドルは軟化に転じた。ユーロは、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測を背景に軟調に推移。また、ECBによる大手銀行を対象とした特別検査(ストレステスト)に関して、6カ国の少なくとも11行が不合格になる可能性があると報じられたことも嫌気された。ユーロは対ドルで1.2648ドル、対円では135円52銭となった。

*英金融政策
この日公表されたMPC議事録では、世界経済への悲観論が強まったとの認識が示され、利上げ観測が後退した。政策金利は0.5%の据え置きとなった。

*NY株式相場は、原油価格の急落やカナダの銃撃事件を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり反落。米企業の決算が好調に推移していることから、米株相場は朝方はおおむねプラス圏で推移していたが、カナダの首都オタワで発砲事件が発生した後から徐々に利益確定売りが優勢となった。原油在庫の増加などで原油先物相場が急落したことも嫌気された。

【本日の主な経済指標およびイベント】
06:45 (NZ) 第3四半期消費者物価 [前期比] +0.3% +0.5% +0.3%
      (NZ) 第3四半期消費者物価 [前年比] +1.6% +1.2% +1.0%
10:45 (中国) 10月HSBC/マークイット製造業PMI・速報 50.2 50.2
16:30 (独) 10月PMI製造業・速報 49.9 49.5
16:30 (独) 10月PMIサービス業・速報 55.7 55.0
17:00 (ユーロ圏) 10月PMI製造業・速報 50.3 49.9
17:00 (ユーロ圏) 10月PMIサービス業・速報 52.4 52.0
17:30 (英) 9月小売売上高指数 [前月比] +0.2% 0.0% 
      (英) 9月小売売上高指数 [前年比] +4.5% +3.4% 
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 26.4万件 28.4万件 
22:00 (米) 8月住宅価格指数 [前月比] +0.1% +0.3% 
23:00 (ユーロ圏) 10月消費者信頼感・速報 -11.4 -12.0

*数値は順に、前回、予想、結果。

【10月22日 国内市況終値】
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*金は上伸。NY金の上昇を受け、高寄りしたが、その後はNY時間外の反落を受けて始値をやや下回って引けた。昨日のNY金は、インドによる金現物需要が高まりを受けて前日比7.00ドル高の1251.70ドルと、終値ベースでは約1カ月半ぶりの高値で終了した。インドでは、毎年秋にヒンズー教の祭礼が開催される。祭礼シーズンに合わせて、結婚式を挙げると幸せになれるとされ、婚礼が集中する。インドでは持参金制度が根強く残っており、嫁ぐ娘に金の宝飾品を持たせる風習があるため、この時期に金現物需要が高まる傾向がある。一方、21日のNY金融市場は、好調な米企業決算を受けた米株高や、堅調な米中古住宅販売などを背景に長期金利が上昇したが、金相場への影響は小さかった。白金はNY高と円安を受けて反発。

*中東産原油は反発。需給緩和懸念の後退を受けた欧米原油高や、為替の円安ドル高を反映し、プラス圏で推移した。石油製品は原油高になびき堅調に推移した。原油相場は23日に発表される10月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値の内容を待っている状況。日本時間22日午前に発表された米石油協会(API)の週間在庫統計によると、原油在庫は前週比120万バレル増の3億7190万バレルとなり、市場予想の270万バレル増を下回った。

*ゴムは堅調。為替の円安・ドル高や中東産原油高を眺めて買いが入った。中国汽車工業協会(CAAM)幹部が21日、今年の中国自動車販売の成長率が前年比4.6%増前後と、従来予想の8.3%増から減速するとの見通しを示したため、上値が抑えられた。明日23日に発表される10月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)を待っているようだ。

*コーンは上伸。降雨による米中西部の収穫の遅れや、為替の円安・ドル高を受けて高寄りしたが、時間外が軟調に推移したため、利益確定売りに上値は重くなった。一般大豆も収穫の遅れを受けたシカゴ相場高になびいた。

*東京外国為替市場のドル円相場は、株価が大幅高となり、107円を挟んで保ち合った。今夜発表される米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて、ドルの上値が重くなった。

9月の米CPIは前年同月比1.6%上昇(中央値)と、前月の1.7%上昇を下回る伸びが予想されている。食品やエネルギーを除いたコア指数の予想値は1.7%上昇。前月は1.7%上昇だった。 21日に発表された9月の米中古住宅販売件数(季節調整済み、年換算、以下同じ)は、前月比2.4%増の517万戸と、1年ぶりの高水準。市場予想値は510万戸。

*日経平均株価は米国株価の上昇を受けて買われた。米国では堅調な経済指標やアップルなど一部企業の好決算が好感されたほか、欧州でも追加金融緩和への期待感が支えとなった。市場は、これから本格化する主力企業の9月中間決算発表に期待しているようだ。

*東京金1時間足
4285円のレジスタンスラインを越えて、昨夜から4285~4300円のレンジに浮上している。4300円の上値抵抗線をブレイクすれば一段高の可能性が高まるだろう。4285円を割り込めば、ギャップの下限4273円でサポートされるかどうかがポイントになるだろう。ストキャスティックス(スロー12本)は下落しているが、30%台に達しており、間もなくボトム圏に入る可能性があり、反発する可能性は高いと予想する。

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