テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【東京白金テクニカル分析】

東京白金日足の年初来高値4994円(7月3日)と年初来安値4225円(10月6日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、安値から0.38倍戻し=4517円、0.5倍(半値)戻し=4610円、0.62倍戻し=4702円となるが、現在、4700円を挟んだ水準で保ち合っているため、0.62倍戻しのレベルを回復したと言えるだろう。

一目均衡表を見ると、日足は転換線と基準線を上回り、どちらも雲を上抜けている。遅行線は実体を上回っているが、まだ雲の下側にあるため、これが上値を抑える要因として働いている。50日、100日、200日の主要な移動平均線を見ると、50日線は既に上抜けており、直近では100日線がサポートラインになっている。しかし200日線が上値抵抗線として機能しており、しばらくは、0.62倍戻しのラインを挟んで保ち合いが続きそうだ。

しかし、MACDはゼロラインを越えて上昇しているし、50日移動平均線は下落から横ばいに転じており、今後は上向きに転じていくため、今後は相場の下値を押し上げていくだろう。

4530円の上値抵抗線をブレイクしているため、10月6日の年初来安値4225円とその後の安値である17日の4250円での安値によるダブルボトムが形成されて底入れとなったことを考えると、ダブルボトムで形成されたレンジ(4225~4530円)を上抜けていることから、このレンジ幅を上方に伸ばして、4530-4225+4530=4835円が上値目標値として算定される。

終値で200日移動平均線を上抜いてくれば、4800円台回復は時間の問題だろう。

*東京白金日足

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情報提供:(株)インベステック
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【豪ドル円テクニカル分析】
昨日2日、豪中銀は政策金利を過去最低の2.5%に据え置いた。豪中銀は声明で、主要商品価格はこの数カ月間で大幅に下落したと指摘し、豪ドル相場に関しては、国内経済の均衡の取れた成長を達成するためには豪ドルの下落が必要となると述べた。

本日発表された、オーストラリアの第3四半期GDPは、前期比で+0.3%と予想の+0.7%を下回った。前回は+0.5%。前年比でも、+2.7%と予想の+3.1%を下回った。前回は2.7%と前回発表の3.1%から下方修正された。

予想を下回るGDPの発表を受けて、豪ドル円は100円後半から100円前半へと急落したが、10時に発表された11月の中国HSBCサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が、53.9と前回(53.8)より若干改善されたため、心理的な節目となる100円のサポートラインが維持された。

ただ、4時間チャートを見ると、価格は一目均衡表の雲の下側にあり、転換線と基準線も下回っている。遅行線は雲と実体を割り込みつつあり、上昇基調が弱まっている。MACDはゼロラインの下側で推移しており、ストキャスティックス(スロー18本)もデッドクロスして下向きに転じている。下落する条件が揃っており、100円を割り込む可能性が高いことに注意したい。
その場合、現在100~102.86円(11月22日高値)でレンジが形成されているため、このレンジ幅102.86-100=2.86円をレンジの下限から下に伸ばして、100-2.86=97.14円が下値目標値として算定される。

また、10月以降の安値は91.75円で、高値は102.86円なので、これにフィボナッチリトレースメントを当てはめると、0.38倍押し=98.64円、0.5倍(半値)押し=97.31円、0.62倍押し=95.97円となるが、半値押しがほぼ算定した数値と一致するため、97円台はサポートラインとして有効に機能しそうだ。

以上は弱気の見方だが、相場が100円を維持して雲を上抜ければ、レンジの上限である102円を目指す展開になるだろう。

*豪ドル円4時間足
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【ドル円テクニカル分析】

ドル円は、昨日の午前中、4時間チャートで転換線を下回っていることから、調整安の可能性に注意したいとしたが、昨夜のNY市場では、上昇に転じて転換線を超えて、さらには直近の高値だった119.17円をブレイクした。これにより、117.225~119.17円のレンジを上抜けたことになったので、新たな上昇相場が開始したと見ていいだろう。MACDもゴールデンクロスを示現して上昇再開となっている。

当面の高値の目安はレンジ幅119.17-117.225=1.945円をレンジの上限に上乗せして、119.17+1.945=121.115円が算定される。

大局的には72本移動平均線にサポートされている限りは、上昇相場が継続していくと見ていいだろう。

*ドル円4時間足
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12月3日(水)
【12月2日の海外相場および市況】
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*NY金は、ドル高に押されて反落し、終値は1200ドルを割り込んだ。外国為替市場でドルが反発に転じたため、ドル建て金相場に割高感が生じ売りが出た。最近の原油安を背景にインフレ懸念が後退していること、原油安を背景に米景気の先行きに楽観的な見方が広がっていること等が金の売り要因。アジアの現物需要が金相場を支えているが、最大の消費国・中国での相場プレミアムは2日時点でオンス当たり1ドル未満と買い意欲の高まりはまだ弱い。

*海外石油相場は、前日の急反発を受けた戻り待ちの売りに下落。イラク政府は2日、中央政府に属するキルクーク州の油田から日量30万バレルを、クルド自治区から日量25万バレルをトルコを通じて輸出することで合意したと発表したことが弱材料になった。米原油先物市場の当初証拠金を引き上げたことや、ドル高も圧迫要因。

*コーンは、米国内の記録的豊作に加え、南米の生育条件が望ましい状況にあることから、供給増懸念に圧迫されて急落した。南米のトウモロコシ生産国であるアルゼンチンやチリでは、今季の降水量は今のところ十分な量であり、生産懸念は小さいという。大豆は、大豆油の下落が弱材料となって大幅下落となり、1000セントの大台を割り込んだ。ブラジルやアルゼンチンでの好天も、圧迫材料という。

*NY外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)幹部の発言や米長期金利の上昇などを背景に上昇した。FRBのフィッシャー副議長、NY連銀のダドリー総裁は1日、原油安によるインフレ低下は一時的で、米国や世界経済にとってはプラスであるとの見解を示した。また、両総裁は米国の利上げについても前向きな姿勢を示した。さらに、米債券売りに伴う長期金利の上昇やNYダウが史上最高値を更新して終了したことも、ドル買い・円売り材料となった。ドル円は一時119円29銭と2007年8月上旬以来7年4カ月ぶりの高値を付けた。

*フィッシャーFRB副議長は、低金利を「相当な期間」維持するとの文言については、「当局がその削除に数カ月前よりも近づいているのは明白だ」と述べた。

*昨日2日、豪中銀は政策金利を過去最低の2.5%に据え置いた。豪中銀は声明で「主要商品価格はこの数カ月間で大幅に下落した」と指摘した。

*NY株式市場は、原油安を契機としたエネルギー業界再編への期待から反発し、2営業日ぶりに史上最高値を更新して終了した。11月の米新車販売は、同月としては13年ぶりの高水準となり、10月の米建設支出も前月比1.1%増。堅調な米経済を示すこうした統計も買い材料となった。4日の欧州中央銀行(ECB)理事会で追加金融緩和が決定されるとの期待も押し上げ要因となった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
09:30 (豪) 第3四半期GDP [前期比] +0.5% +0.7%
      (豪) 第3四半期GDP [前年比] +3.1% +3.1%
10:00 (中国) 11月非製造業PMI 53.8
18:30 (英) 11月PMIサービス業 56.2 56.5 
19:00 (ユーロ圏) 10月小売売上高 [前月比] -1.3% +0.5%
      (ユーロ圏) 10月小売売上高 [前年比] +0.6% +1.6%
22:15 (米) 11月ADP全国雇用者数 +23.0万人 +22.2万人
24:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数 57.1 57.5
24:00 (加) 加中銀政策金利発表 1.00%
28:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【12月2日 国内市況終値】
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*東京金は大幅上昇。先限は一時4630円と2013年5月以来1年半ぶりの高値を付けた。為替の円安基調が継続し、1日のNY金が大幅上昇したことから、ショートカバーや新規の買いが入った。今週は5日に11月の米雇用統計が発表されるが、好調な内容が予想されている。為替市場ではドル高が進行すると予想され、ドル建て金相場にはマイナス要因になるが、円建て金には円安が支援要因となる可能性が高い。

*中東産原油は5営業日ぶりの大幅反発。1日の欧米原油が、買い戻しに急伸したことを受け急反発した。石油製品も中東産原油高に追随し急伸した。OPEC総会の発表を受けて急落した後の反動が出た形で、落ち着いた動きになるには時間がかかりそうだ。4日に発表される米エネルギー情報局(EIA)週間原油在庫で、ガソリンの需要動向が注目されそうだ。米国のガソリン価格は低下しており、需要が増加していれば相場には強材料になろうが、逆に減少していれば弱材料になるだろう。

*ゴムは、石油製品高を受けた買い戻しに反発。ただし、上海相場が上値重く推移したので、終値は200円の大台を回復できなかった。中国の11月製造業購買担当者景況指数(PMI)が低下し、景気に減速感が広がっている事が、上海ゴム相場の上値を抑えているようだ。対米タイヤ輸出の減少観測も嫌気されている。生産国タイでは、これから増産期を迎える事も弱気要因。

*トウモロコシ、一般大豆は反発。シカゴ相場が小麦高を受けて上昇した流れを引き継いだ。シカゴ穀物市場では、小麦相場が急伸し6月上旬以来約半年ぶりの高値を付け、コーンや大豆の牽引役となった。ロシアは先月27日、天候不順の影響で15年の穀物収穫高が8600万トンと、14年より2割近く減少するとの見通しを公表した。ユーリエフ副農相は、国内の穀物市場を守るために、15年に穀物輸出関税の導入を検討する可能性を示唆した。ロシアは世界有数の小麦生産国だが、干ばつ被害を受けた10年には穀物の禁輸措置を打ち出した。

*東京外国為替市場のドル円相場は、株価上昇を受けて118円台半ばで底堅く推移している。ただ、上値を追う勢いはなかった。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、日本の政府債務格付けを「Aa3」から1段階引き下げ「A1」とすると発表した。

*オーストラリア準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利 を過去最低の2.5%に据え置いた。金利据え置きはこれで1年4カ月連続。スティーブンス総裁は声明で金利と通貨に関して、豪ドル相場はその基礎的価値に関する予想の大半を引き続き上回っており、国内経済の均衡の取れた成長を達成するためには為替レートの下落が必要となる公算が大きいと述べた。

*日経平均株価は軟調に始まったが、後場には押し目買いが優勢となって切り返した。堅調な米国経済への期待感と最近の原油安や円安進行による企業業績改善への期待も強いようだ。

*東京金1時間足
昨日の安値4376円が底値になって、昨夜の夜間取引では急反発に転じた。ギャップを埋めるどころか、主要な移動平均線をすべてブレイクし、一気に年初来高値を更新する急騰となった。これにより上昇相場に転換し、基調は押し目買いとなった。4500円台で値固めして一段高になりそうだ。
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