テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【12月22日 国内市況終値】
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*金は小動き。先週末19日のNY金は続伸したが、日中時間は、NY時間外が水準を切り下げたため、ほぼ変わらずとなった。終値は4600円を維持し、10日、25日、50日の移動平均線をすべて上回っている。RSI(14日)=56.5%。NY金は、クリスマス休暇を控えて、新規材料に乏しいため動きに乏しい。

*白金も材料難で小反落。終値は10日移動平均線を下回っているが、25日と50日の移動平均線を上回っている。RSI(14日)=50.4%。

*中東産原油は急反発。先週末19日の欧米原油相場が買い戻しに急伸した流れを引き継ぎ、大幅に高寄りした。NY時間外も続伸しているため買い優勢の展開が続いた。ただ、終値はまだ10日移動平均線に達していない。RSI(14日)=35.9%。NY市場は、クリスマス休暇を前に出来高が少なく、大幅に振れやすくなっているようだ。ロイター通信は、「サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は21日、仮にOPEC非加盟国が減産に踏み切っても、サウジは原油相場下支えを目的とした減産は行わないとの考えを示した」、「クウェートのオメール石油相はOPECは減産の必要がなく、緊急会合を開催することはないと述べた」、「イラクのメフディ石油相は21日、OPECの緊急会合は必要ないとの考えを示した」などと報じており、市場は今回の戻りも懐疑的に見ているようだ。石油製品も原油高になびき急反発。東京ガソリンは一時10日移動平均線に達したが、終値ではブレイクできなかった。RSI(14日)=36.5%。東京灯油の終値は10日移動平均線をブレイクした。RSI(14日)=38.7%。

*ゴムは続伸。新甫2015年6月限は一時、発会値比2円50銭高の207円50銭を付け、11月17日の高値208円に迫った。その後は戻り待ちの売りに上値を削った。25日移動平均線は200円台まで上昇し、地合いは強まっている。RSI(14日)=60.1%。

*トウモロコシは小反落。先週末19日のシカゴ相場が値下がりしたことから、売り優勢となった。RSI(14日)=69.1%と70%を割り込み、買われ過ぎ感はやや弱まった。ただ、シカゴ穀物市場では、小麦相場の先高観が強く、コーンも上値余地があるとの見方が強い。一般大豆もシカゴ相場安を受けて下落。20日高値ラインを更新し、RSI(14日)=64.3%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、下値では買い戻しが入って下げ渋り、119円台半ばで推移した。休日前とあって様子見気分も強く、保ち合いで推移した。

*日経平均株価は小幅ながら4営業日続伸。前週末の米国株高を好感して上昇して始まったが、明日の休日を控えて利益確保の売りが上値を抑えた。

*東京金1時間足
小動きながら堅調に推移し、終値は4600円を回復した。18本、36本、54本の3つの移動平均線を上回っており、MACDはゼロラインを越えて推移している。押し目完了から上昇相場へと移行している。4550~4630円のレンジに移行して、再度、4630円ブレイクを狙う展開になりそうだ。
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情報提供:(株)インベステック
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【東京金テクニカル分析】
東京金4時間足を見ると、一目均衡表の雲の中に入り込んで保ち合い状態に入っている。50本、100本、150本の移動平均線との関係を見ると、50本移動平均線を下回っているが、100本移動平均線の上値抵抗線に遭って、やはり保ち合い状態にある。ちなみに150本移動平均線は雲の下側にあり、11月7日以降、この150本線は重要なサポートラインとして機能している。よって、雲を割り込んでも、150本移動平均線を下回らない限り、上昇基調が崩れたとはいえないだろう。

MACDはゼロラインに差し掛かっており、これを上抜けるか、抵抗を受けて押し返されるかのポイントに来ている。

ただ、100本移動平均線に下値をサポートされ、150本移動平均線が上昇している状況にあるため、上に抜けて上昇相場が始まる可能性が高いだろう。24日朝には、基調転換の可能性が高まる雲のねじれの時間帯を迎えるため、休み開けの相場に注目したい。

*東京金4時間足
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【ドル円テクニカル分析】

ドル円相場4時間足を見ると、一目均衡表の雲の上限(119.645円)を目前にしてまさにブレイクするかどうかを試す状況にある。

ここからのシナリオは、①雲の上限をブレイクする、②雲の上限の抵抗を受けて押し返される、のいずれだが、①の場合、120円乗せにトライすることになろう。

②の場合、雲の下限が切り下がっていることから、これに連れて下落する可能性がある。この時、転換線(現在119.15円)、もしくは72本移動平均線(現在119.05円)で下げ止まるかどうかがポイントになろう。119円が維持されるなら、上値抵抗線である雲の上限が近いため、まだこれをブレイクして上昇相場が再開する可能性は高いが、119円を割り込むと、次のサポートラインは、雲の下限か、その下側にある200本移動平均線(現在117.80円)、そして基準線(現在117.60円)になる。再び118円を割り込む可能性もあるため、注意したいところ。

今週はクリスマス休暇に入り、来週は年末・年始となるため、取引参加者が極端に減少する。そのため、大口の玉が出ると一時的に急落、急上昇することが起きるため、イレギュラー的な動きが出る可能性もある。

とはいえ、基本的には、上昇トレンド(ドル高・円安)に変化はないと思われ、一時的な動きに惑わされないように注意したいところ。

*ドル円4時間足

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12月22日(月)
【12月19日の海外相場および市況】
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*週末19日のNY金は、安値拾いの買いなどを背景に3日続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)が17日の米公開市場委員会(FOMC)で利上げに対して慎重な姿勢を示したことが好感され、この日も買いが継続した。ただ、欧州や米国の株価が底堅く推移し、株式市場に資金が流入していることに加え、外為市場では対ユーロでドル高が進行したため、ドル建ての金は相対的な割高感から上値は重く、終値は1200ドルを回復できなかった。終値は依然として10日、25日、50日の移動平均線を下回っており、RSI(14日)=47.4%と弱基調が継続している。CFTC建玉12月16日時点:ファンドの買い越しは11万8408枚(前週比+3546枚)と買い越し幅は増加。総取組高は37万1743枚と減少。

*白金は続落。終値は依然として10日、25日、50日の移動平均線を下回っており、RSI(14日)=41.0%と弱基調が継続している。CFTC建玉12月16日時点:ファンドの買い越しは2万6741枚(前週比-662枚)と買い越し幅は微減。総取組高は6万6810枚と増加。

*週末19日のNY(WTI)原油相場は大幅反発。5年7カ月ぶりの安値で引けた前日の反動で、終日買い戻しが優勢だった。時間外取引中に、54ドル台前半から55ドルにかけてじりじりと上昇。通常取引時間には一気に56ドル台に乗せた。価格急落を受け、米国内の資源会社が採掘や設備投資に関わる計画を相次いで下方修正しているため、来年は米産油量の拡大ペースが鈍るとの見方が台頭したため、安値拾いの買いが強まった。ただ、世界的な需要低迷懸念と供給過剰感はなお根強く、57ドル手前で頭を押さえられた。終値はまだ10日移動平均線に達していない。RSI(14日)=28.8%。CFTC建玉12月16日時点:ファンドの買い越しは28万4079枚(前週比+2万2303枚)と買い越し幅は増加。総取組高は147万5862枚と増加。買いが増え、売りが減少している。北海ブレント原油も急反発し、心理的な節目の60ドルを上回って引けた。

*コーンはほぼ変わらず。輸出需要が増加したことを受け、週間ベースでは4週連続で上昇した。終値は410セントを維持し、10日、25日、50日の移動平均線をすべて上回っている。RSI(14日)=67.5%。CFTC建玉12月16日時点:ファンドの買い越しは26万8323枚(前週比+2711枚)と買い越し幅は増加。総取組高は122万4374枚と増加。ファンドは買い、売り共に減らしているが、実需筋が建玉を増やしている。

*大豆は、南米で作物の生育を促す雨が降るとの見方に売られた。アルゼンチンでは週末に降雨が予想され、ブラジルでも来週初めに雨が降るとの予報が出ている。米調査会社インフォーマ・エコノミクスはこの日、2015年の米国産大豆の作付面積を8878万エーカーと、これまでの見通し(8830万エーカー)から上方修正した。14年の作付面積は8420万エーカーだった。終値は10日移動平均線を下回ったが、25日と50日の移動平均線は上回っている。RSI(14日)=51.0%。CFTC建玉12月16日時点:ファンドの買い越しは2万2276枚(前週比-226枚)と買い越し幅は微減。総取組高は69万5296枚と増加。買いも売りも増加している。

*週末19日のNY外国為替市場のドル円相場は、日米金利格差の拡大観測から119円台半ばまで上昇した。日銀は同日の金融政策決定会合で、予想通り現在の量的・質的金融緩和策を維持することを決定した。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が17日に発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)声明は、実質的なゼロ金利政策からの脱却について慎重な姿勢を堅持しながらも、2015年中の利上げが期待される内容だったため、日米の金融政策の方向性の違いが明確になり、両国の金利格差の拡大が意識され、ドル買い・円売りが強まった。ただ、クリスマス休暇前の週末とあって取引高は少なかった。

*週末19日のNY株式市場は、原油相場の反発を好感して3営業日連続で上昇した。ダウが前日までの2日間で700ドル以上の値上がりとなった後の反動や、欧州の株安などを受けて売りが先行していたが、下落が続いた原油相場が持ち直したため、相場は上昇に転じた。ダウは今月5日に付けた終値ベースの史上最高値まで、あと154ドルの水準まで戻した。

【本日の主な経済指標およびイベント】
24:00 (米) 11月中古住宅販売件数 526万件 520万件
24:00 (ユーロ圏) 12月消費者信頼感・速報 -11.6 -11.0
30:45 (NZ) 11月貿易収支 -9.08億NZD -5.75億NZD 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

【12月19日 国内市況終値】
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*金は続伸。円安やNY時間外高を眺めて朝からジリ高で推移した。終値は10日、25日、50日の移動平均線を上回った。RSI(14日)=56.5%と強基調が続いている。昨夜のNY金は、17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに対して慎重との見方が広がったことから値を上げていたところに、スイス国立銀行(中央銀行)がマイナス金利を導入するとの発表をしたため、1213.90ドルまで上昇した。ただ、その後は為替相場のドル高・ユーロ安を背景にNY金は値を削り、小幅続伸で終了した。時間外取引は、約4~5ドル高で推移している。

*白金も、円安とNY時間外高を反映して切り返した。終値は10日移動平均線を下回っているが、25日と50日の移動平均線は上回っている。RSI(14日)=50.8%と強基調に転換した。


*中東産原油は反落。18日の欧米原油相場が需給緩和を背景に下落した地合いを引き継ぎ、円安にもかかわらず売り優勢の展開が続いた。RSI(14日)=25.9%。石油製品も中東産原油の下落になびき下落した。原油価格は、WTIが55ドル、ブレントが60ドルという心理的な節目を割り込んだものの、石油輸出国機構(OPEC)は引き続き減産に消極的姿勢を崩していないことから、先安観が払拭できていない。WTIは16日に付けた年初来安値53.60ドルを下抜くかどうかが注目される。AFP通信によると、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は18日、原油価格が下落しても、市場競争の圧力から減産はできないと語った。ロシアのプーチン大統領は18日の記者会見で、原油相場の先行きに関し、40ドルに下落しても対処するとの見方を示したが、一連の発言が弱材料視されたようだ。一方、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は18日、価格下落は長期化せず、石油市場は需給均衡を回復するとの見通しを示したが、減産する意思がなく、価格は市場に委ねると受け止められた。東京ガソリンはRSI(14日)=25.9%、東京灯油はRSI(14日)=27.9%。

*ゴムは小幅続伸。円安ながら上海相場の下落を受けて上値が重くなった。ただ、終値は10日、25日、50日の移動平均線をすべて上回っている。RSI(14日)=56.2%。15日に、タイ政府による現物買い介入の報道を受けて水準を切り上げているが、上値の重い展開が続いている。原油安による合成ゴム価格の下落も嫌気されているようだ。

*トウモロコシは伸び悩み。上昇相場を主導していたシカゴ小麦相場が、時間外取引で下落したため、シカゴコーンも軟化し、上値が重くなった。小麦に関しては、通貨ルーブルの急落で小麦が国外に流出し、国内供給が不足するとの懸念から、ロシア政府が輸出規制を強化するとの見方が広がり、シカゴの小麦相場が上昇基調を強め、トウモロコシや大豆などを押し上げた。終値は20日高値を更新し、10日、25日、50日の移動平均線をすべて上回っている。RSI(14日)=72.0%。一般大豆はシカゴ高になびいて続伸。終値は20日高値を更新し、10日、25日、50日の移動平均線をすべて上回っている。RSI(14日)=62.5%と基調は一段と強まった。

*東京外国為替市場のドル円相場は、株価の上げ幅拡大を受け、119円台前半へ一段高となった。日銀は金融政策決定会合で現状維持を決めた。マネタリーベースが「年間約80兆円」に相当するペースで増えるよう金融市場調節を行う方針を据え置いた。長期国債は「年間約80兆円」、指数連動型上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J-REIT)はそれぞれ「年間約3兆円、年間約900億円」に相当するペースで保有残高が増加するよう買い入れる方針も維持した。

*日経平均株価は、海外株高と円安を受けて、買いが優勢となった。原油安を背景とした世界的な株価の調整は終了したとして、市場は年末高への期待が高まっている。

*東京金1時間足
昨夜は4624円まで上昇し、上値抵抗線の4630円に迫ったが、ブレイクできずに押し返された。しかし、4550円のサポートが維持されて反発し、18本、36本、54本の3つの移動平均線を上回った。MACDはゼロラインを越えて上昇しており、押し目完了から上昇相場へと移行している。4550~4630円のレンジに移行して、再度、4630円ブレイクを狙う展開になりそうだ。
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情報提供:(株)インベステック
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