テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

【ニュージーランド失業率低下】
11月5日、ニュージーランド統計局は2014年第3四半期(7~9月)雇用統計を発表した。
失業率(季節調整済み)は5.4%となり、5年半ぶり低水準を記録した。前期から0.2ポイント低下した。事前の市場予想通り。
就業者数は234万6000人で、前期比0.8%増加。労働参加率は65.2%で前期比0.2ポイント上昇した。

移民増加で、人口増加率が過去10年間で最大を記録し、人口増加数(6万4000人増)を新規就業者数(7万2000人増)が上回ったため、失業率が低下した。

これを好感して、ニュージーランドドル円は急反発し、その後も堅調に推移している。

*ニュージーランドドル円5分足
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情報提供:(株)インベステック
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【豪準備銀行、政策金利据え置き】
11月4日、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の2.50%に据え置いた。据え置きは14会合連続。消費拡大の兆しがみられる一方、成長見通しが低下しているため、金利据え置きは正当化されると説明した。
 
鉱山部門の減速や輸出価格の下落を受け、市場では金利の据え置きが予想されていた。
 
スティーブンス総裁は「中銀は依然として、今後数四半期の成長はトレンドをやや下回ると予想する」とし、最近の声明での文言を踏襲。「現時点で出ている指標を踏まえると、金利の安定期間を設けることが最も賢明とみられる」とした。
 
総裁は声明で、豪ドル相場は基本的な価値に関する予想の大半を依然として上回っているとしつつ、一段の下落を求めることはしなかった。
 
豪ドル相場下落に向けた文言が強められなかったことから、豪ドルは上昇した。

連休明けの4日からの豪ドル円の動きを見ると、一時98.295円まで下落したものの、政策金利の据え置きにもかかわらず豪ドル高への牽制がなかったことから、反発に転じ、99円台を回復。昨夜のNY市場でも、99円台前半で推移した。

*豪ドル円15分足
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11月5日(水)
【11月4日の海外相場および市況】
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*4日のNY金はドル高の一服を背景に小幅な値動きとなり、ほぼ横ばいで推移した。日銀の追加金融緩和を受けた急速なドル高の流れが一服し、金相場も落ち着いた動きとなった。米貿易収支や製造業受注などの経済指標にも反応は薄かった。ただ、前日に引き続き2010年7月下旬以来、約4年3カ月ぶりの安値水準にあり、弱気相場となっていることから、ポジション調整目的の売りが相場を圧迫している。インドや中国などの実需筋の商いが低調なことも金相場の下押し要因となった。最大の金投資信託(ETF)SPDRゴールド・シェアーズには4日に、0.01トンの金が流入。10月16日以来初の流入となった。

*米欧石油市場では、WTI原油と北海ブレントがともに続落。世界的な供給過剰観測を背景に売りが強まった。WTIは一時、2011年10月以来、約3年1カ月ぶりの安値を付けた。ブレントも一時、2010年10月以来、約4年1カ月ぶりの安値を記録した。サウジアラビアは先に、アジアや欧州向けの原油輸出価格を引き上げる一方、米国向けの価格については引き下げることを決めた。この動きが4日も売り材料となった。石油輸出国機構(OPEC)は11月27日に総会を開催するが、今のところ、生産目標を引き下げるかどうかについて明確ではない。

*コーンは続落。米国産トウモロコシの記録的豊作を受けた売りを背景に、二日間での下落率は過去2カ月で最大となった。遅れ気味だった米国産トウモロコシの収穫は例年並みに追い付いたものの、カントリーエレベーターの貯蔵余力は限られているという。輸出需要の低迷も圧迫材料。米農務省が前日発表した週間輸出検証高は市場予想を下回った。米調査会社インフォーマ・エコノミクスは、2014年の米国産トウモロコシの生産について、イールド(単位面積当たり収量)を下方修正したが、収穫面積予想は引き上げ、結果的に生産高見通しについても上方修正となった。

*大豆は続落。収穫の進展に加え、テクニカルな売りに圧迫された。米調査会社インフォーマ・エコノミクスは、米国産大豆の生産見通しについて、39億9100万ブッシェル、イールド(単位面積当たり収量)についてもエーカー当たり47.9ブッシェルに、それぞれ下方修正した。米農務省の前日の発表によると、大豆の収穫進捗率は83%と、過去5年平均並みだった。

*NY外国為替市場のドル円相場は、利益確定売りに軟調。日銀の追加金融緩和を背景にドル円相場は前日、約6年10カ月ぶりに114円台の高値を付けた。その後は、急速に進んだドル高・円安の流れの反動から、ポジション調整目的でドル売り・円買いが強まった。米国債が買われ、長期金利が低下したこともドル売り要因。9月の米貿易統計では、貿易赤字が前月比7.6%増の430億3200万ドルと、赤字幅は市場予想の400億ドルを上回り5カ月ぶりに拡大した。一方で、9月の米製造業受注は前月比0.6%減と市場予想と一致した。ユーロは、堅調に推移。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を6日に控える中、ECB内で運営方針をめぐる対立があると報じられことから、市場では追加緩和観測が後退した。

*NY外国為替市場ではロシアやカナダ、ノルウェーなど石油輸出国の通貨が下落。原油価格が3年ぶりの安値を付けた事や、サウジアラビアが米国向け原油販売価格を引き下げた事が嫌気された。カナダドルは米ドルに対して5年ぶりの安値、ノルウェークローネは2009年3月以来の安値を付けた。

*オーストラリア中銀が政策金利を据え置いたため、ニュージーランドドルと豪ドルが上昇した。
 

*NYダウは、中国の電子商取引最大手、阿里巴巴(アリババ)の良好な決算に支えられ小幅反発。アリババの7~9月期決算は、利用者の伸びを追い風に総収入が53.7%増と大幅な増収。9月の上場時に史上最大となる約250億ドルを調達したアリババに対する投資家の関心度は高く、決算を好感した同社株の上昇が市場心理を支えた。逆に、資源株の下落は足かせになった。原油市場では、サウジアラビアによる米国向け原油価格の引き下げをきっかけとした売りがこの日も続き、原油安による業績への不安が強まった。一方、4日の中間選挙への市場の関心は薄かった。今回の選挙で共和党が8年ぶりに上下両院を制し、上下院で過半数を占める政党が一致しない「ねじれ」は解消されると見込まれているが、民主党のオバマ大統領と議会とのねじれは残るため、大きな変化は期待できないようだ。

【本日5日の主な経済指標およびイベント】
18:30 (英) 10月PMIサービス業 58.7 58.5
19:00 (ユーロ圏) 9月小売売上高 [前月比] +1.2% -0.8% 
      (ユーロ圏) 9月小売売上高 [前年比] +1.9% +1.4%
22:15 (米) 10月ADP全国雇用者数 +21.3万人 +22.0万人
24:00 (米) 10月ISM非製造業景況指数 58.6 58.0

*数値は順に、前回、予想。

【11月4日 国内市況終値】
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*金は上伸。日中取引では、為替が大幅に円安・ドル高に振れたことを受け、買いが優勢となった。白金も円安を受けて急反発。週明け3日のNY金先物相場は、為替相場のドル高・ユーロ安を映して、小幅続落し、本日の時間外取引も続落した。先週末10月31日のNY外為市場は、日銀による追加緩和決定を受けて、円売り・ドル買いが急速に進み、ドルは対ユーロでも買われ、ドル建て金に割高感が生じたことから、NY金相場は約4年3カ月ぶりの低水準となった。3日には、10月のISM製造業景況指数や10月の米新車販売台数などがいずれも好調な内容となり、為替市場ではドル買いが一段と加速。堅調な米景気を眺めて、リスク回避資産とされるNY金はさらに売りが強まった。10月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、量的緩和の終了などを決定。日銀は、原油価格の下落が物価の下押し要因として働いていることを理由に、10月31日の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切った。回復基調にある雇用情勢などをにらみながら利上げ時期を探る米国と、デフレ脱却を至上命題に量的・質的緩和を続ける日本との金融政策の違いから、今後もドル高・円安基調が続くとの見方が優勢。今週7日、10月の米雇用統計が発表されるが、改善が確認されれば、早期利上げが意識され、NY金は一段と下落する可能性がある。

*中東産原油は円安を受けてまちまち。石油製品はガソリンが安く、灯油はまちまち。大幅な円安を受けて、いずれも日中は堅調に推移していたが、需要期を過ぎたガソリンと、需要期を迎える灯油の違いが出たようだ。11月は決算を迎えるファンドが多く、また、27日に開催されるOPEC総会では、減産が決定されることはなさそうで、海外原油相場は一段安の可能性もありそうだ。

*ゴムは上海安眺めて続落。1日に発表された中国国家統計局による10月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は50.8と前月から0.3ポイント低下し、3日発表の非製造業PMIも53.8と前月から0.2ポイント低下した。中国の景気低迷を裏着ける指標が出たことが嫌気されたようだ。また、10月31日現在の上海のゴム指定倉庫在庫は前週比2285トン増の17万3792トンだった。

*トウモロコシ、一般大豆ともに堅調。シカゴ時間外取引はいずれも下落しているが、外為市場で急速に円安・ドル高が進んだため、買いが優勢となった。日銀の追加緩和や、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革、政府の経済対策への期待から、円相場は海外市場で一時約6年10カ月ぶりに114円台に下落するなど、為替市場では円安・ドル高の流れが続いていることが支援要因となった。

*東京外国為替市場のドル円相場は、利益確定の売りが続き小安い。ドル円は前日の米国市場で一時114円台前半まで上伸した後、利益確定売りが出たが、東京市場もこの流れを引き継いで売り優勢となった。日銀の追加緩和により、日米の金融政策の方向性の違いが際立ち、10月のISM製造業景況指数も予想以上に強かったことで、3日の米国市場ではドル買い・円売りが加速した。しかし、東京市場ではさらにドルを買い上がる材料はなく、利益確定売りに押され、113円台半ばまで軟化した。

*日経平均株価は、日銀の追加金融緩和で円安が進行したことを受け、大幅に4営業日続伸した。


*東京金1時間足
先週末には4200円の大台を割り込み、一時4184円まで下落したが、本日の日中取引では、ギャップアップして4250円台を維持した。これにより、18本、36本、54本の3本の移動平均線をすべて上回り、MACDもゼロラインを越えてきた。この強地合いが続き、4273円の上値抵抗線を超えて行けば、4300円の大台は見えてきそうだ。なお、本日のギャップアップにより4230円がサポートラインとなった。

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11月4日(火)

【10月31日の海外相場および市況】
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*週末31日のNY金はドル高・ユーロ安や米株高を背景に売られ急落した。終値ベースでは2010年7月29日(1171.20ドル)以来、約4年3カ月ぶりの安値となった。日銀の追加金融緩和や、年金積立金管理運用独立法人(GPIF)の新たな資産構成を受けて、円売り・ドル買いが進行。ドルは対ユーロでも買われ、一時2年2カ月ぶりの高値を付けた。このため、ドル建て金に割高感が強まり売り込まれた。また、日銀の金融緩和を受けて、リスク回避の動きが後退したことから、安全資産としての金を売る動きも広がった。1180ドルの水準は昨年12月と今年6月の2度の下落局面ではキープされていたが、今回はここを下回った。ただ、小売り需要は堅調で、米国の金貨の10月の販売は22%増となった。CFTC建玉10月28日時点:ファンド筋の買い越しは10万739枚(前週比-7245枚)と減少した。

白金は続落し、10月3日以来1カ月ぶりの安値水準で終了した。CFTC建玉10月28日時点:ファンド筋の買い越しは2万950枚(前週比-1546枚)と2週連続の減少。

*週末31日の米欧石油市場の原油相場は、日銀の追加金融緩和を受けたドル高を嫌気して続落した。月間ベースでは4カ月連続の下げとなった。WTIは一時80ドルを割り込んだが、引け間際でショートカバーが出て下げ幅を縮小した。10月のOPECの生産はアンゴラとナイジェリアが日量12万バレル減ったが、全体の生産は依然目標の日量3000万バレルを72万バレル上回る水準だった。OPECのバドリ事務局長は29日、15年にOPEC諸国の生産が変わる見込みは薄く、原油価格の下落を懸念していないと語った。CFTC建玉10月28日時点:ファンド筋の買い越しは26万7304枚(前週比-1万2797枚)と減少。

*コーンは反発。大豆や大豆ミール相場の上昇に支援された。大豆は大豆ミール上昇に追随して反発。コーンCFTC建玉10月28日時点:ファンド筋の買い越しは15万5340枚(前週比+2万9020枚)と3週連続の増加。

大豆CFTC建玉10月28日時点:ファンド筋の買い越しはー737枚、売り越しに転じた。

*週末31日のNY外国為替市場の円相場は、日銀の追加緩和決定などを背景に売り込まれ、2008年1月以来約6年10カ月ぶりに112円台に急落した。日銀はこの日の政策決定会合で、追加金融緩和を決定。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内外の株式投資を倍増させる新しい基本ポートフォリオ(資産構成)を発表した。これを受けて、海外市場では今後の日米金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが活発化。円は一気に110円台へ下落した。この日発表されたロイター・米ミシガン大学の10月の消費者景況感指数(確報値)、10月のシカゴ地域の景況指数がいずれも市場予想を上回ったことから、円売り・ドル買いが一段と加速。また、米株式相場が堅調に推移したこともドル買いの支援材料となり、円は一時112円47銭まで急落した。ユーロは対ドルで2012年8月下旬以来2年2カ月ぶりに一時1.24ドル台まで下落。一方、対円では9月23日以来1カ月ぶりに140円台を回復した。日銀の追加緩和は、マネタリーベース目標額を年間約80兆円に相当するペースで増加するよう調節し、従来の「年間約60兆-70兆円」から引き上げる。また、指数連動型上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J-REIT)の買い入れも「それぞれ年間約3兆円、年間約900億円に相当するペース」に拡大する。

*週末31日のNY株式市場は、日銀の追加金融緩和を好感した買いでほぼ全面高となり、約1カ月半ぶりに終値での史上最高値を更新して終了した。日銀の追加緩和は、投資マネーの流入期待につながり、世界的な株高に発展した。欧州の主要株価は英国が1.3%高、ドイツが2.3%高、フランスが2.2%高など。米連邦準備制度理事会(FRB)が今週、量的金融緩和の終了を決定したばかり。その直後のタイミングで日銀が追加緩和に踏み切り、世界的には緩和が続くとの安心感を誘った。この日発表された経済統計で米国の給与・賃金の伸びが堅調だったほか、民間の景気指標も市場予想を上回ったことで、景気先行きへの楽観的な見方が広がり、一段と買い進まれた。

【11月3日の海外相場および市況】
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*週明け3日のNY金はドル高・ユーロ安の進行などから小幅続落し、約4年3カ月ぶりの安値を更新して引けた。米株相場が軟化したことが安全資産としての金相場を下支えしたが、ドルが対ユーロで上伸し、ドル建て金相場の割高感につながった。米サプライ管理協会(ISM)が発表した10月の製造業景況指数は59.0と、前月比上昇し市場予想の56.2も大きく上回り、ドル買いが一段と強まった。中国で週末に発表された10月のHSBC製造業景況指数(PMI)の確報値は、前月から上昇したものの、構成指数は景気の鈍化懸念を示していた。中国国家統計局が発表した同月の非製造PMIは53.8で、8カ月ぶりの低水準となった前月から一段と低下した。主要消費国の景気減速に対する警戒感も、金相場の下押し要因となった。WTI原油相場が3%近く急落し、10年6月以来の安値となる78ドル付近となったことも弱材料。

*世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・シェアーズが3日公表したデータによると、10月の資金流出額は10億ドルを超えた。金価格が現在の4年ぶり安値水準から一層下落すると見込み、投資家が金保有量を減らした。10月のSPDRの金保有量は28.7トン減少し、6年ぶり低水準。月間ベースでは今年最大の減少。

*週明け3日の欧米市場の原油相場は、サウジアラビアがアジアや欧州向け原油輸出価格を引き上げる一方で対米価格を引き下げたことを受けて2ドル急落した。WTIは2012年半ば以来の水準まで落ち込んだ。ドル高に加え、中国の経済成長に対する懸念から地合いは弱まった。北海ブレントは、サウジ国営石油会社サウジアラムコがアジアや欧州への原油売却価格を引き上げたことを受けて一時的にプラス圏に反発したが、同社は一方で米国向け価格を引き下げた。先週の日銀の追加緩和策を受けて上げていたドルはこの日続伸、対円相場は7年ぶりの高値、対ユーロでは2年ぶり高値をつけた。原油相場を圧迫した。

*コーンは反落。収穫に適した良好な天候や大豆相場の急落に圧迫された。ただ、100日移動平均を上回る水準を維持して引けた。大豆は供給量が増加したことなどを受け反落した。

*週明け3日のNY外国為替市場の円相場は、日銀の追加金融緩和をきっかけとした円売りに歯止めが掛からず、一時114円21銭と、2007年12月27日以来約6年10カ月ぶりに114円台に下落した。円は対ユーロでも売られ、一時142円56銭と、4月4日以来約7カ月ぶりの安値を付けた。東京市場が祝日で休場となる中、欧米市場では前週末の日銀の追加金融緩和発表を受けた円売り・ドル買いの流れが加速。米国が来年6月にも利上げに踏み切るとの観測が強まる中、日米金利差拡大を見込んだ円売りの流れが継続し、一段安となった。米サプライ管理協会(ISM)が発表した10月の製造業景況指数が59.0と前月から上昇したほか、市場予想の56.2も大幅に上回ったことも、円売りを強めた。ユーロは、ユーロ圏の景気先行き不安などを背景にアジア取引時間帯に対ドルで一時2012年8月下旬以来2年2カ月ぶりの安値を付けた。

*週明けのNYダウは3営業日ぶりに下落した。ダウは前週末、日銀の金融緩和や年金積立金管理運用独立法人(GPIF)の運用改革を好感し、史上最高値を更新した。この日は、4日の米中間選挙、7日の米雇用統計などを控えて様子見姿勢が強い中、序盤に取引時間中の最高値を再び更新した後は、利益確定売りに押された。 米建設支出が前月比0.4%減と低迷したため、住宅関連株が売られた。原油安を受けてエネルギー関連株も下落した。一方、日銀の追加緩和やGPIF改革は、引き続き投資家の安心感につながっている。

【3日の主な経済指標およびイベント】
10:00 (中国) 10月非製造業PMI・速報 54.0 -- 53.8
18:30 (英) 10月PMI製造業 51.6 51.4 53.2
24:00 (米) 10月ISM製造業景況指数 56.6 56.1 59.0

*数値は順に、前回、予想、結果。

【本日4日の主な経済指標およびイベント】
09:30 (豪) 9月貿易収支 -7.87億AUD -18.50億AUD
09:30 (豪) 9月小売売上高 [前月比] +0.1% +0.3%
12:30 (豪) RBAキャッシュターゲット 2.50%
18:30 (英) 10月PMI建設業 64.2 63.5
19:00 (ユーロ圏) 9月生産者物価指数 [前年比] -1.4% -1.5%
22:30 (米) 9月貿易収支 -401億USD -402億USD
30:45 (NZ) 第3四半期失業率 5.6% 5.5%

*数値は順に、前回、予想。


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