【東京ガソリンテクニカル分析】

東京ガソリンは9月26日に、2015年4月限が発会した。需要期のはしりのため、3月限に対して上ザヤが買われ、日足の先限チャートでは、上放れた状況になった。一目均衡表の転換線、基準線そして雲の上限を上回った。遅行線も雲を超えており、上昇相場への条件が揃いつつあるようだ。

また、4月以降の高値と安値にフィボナッチリトレースメントを当てはめてみる。安値7万6520円(5月7日)、高値8万2320円(6月23日)より上昇幅は5800円であるから、高値より0.38倍押し=8万120円、0.5倍(半値)押し=7万9420円、0.62倍押し=7万8720円となるが、0.38倍押しの水準を超えており、全値戻しの可能性もあるかもしれない。

MACDは9月半ばからゼロラインを超えていたが、ほぼ横ばいに推移していた。ところが、ここに来てゴールデンクロスが示現しつつある。RSI(相対力指数14日)は60%を超えて上昇しており、上昇基調が強まってきている。

上昇相場に発展する可能性が出てきたが、まずは目先の上値抵抗線である8万1000円を超えることができるかどうかがポイントになるだろう。


*東京ガソリン日足
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