【ポンド円テクニカル分析】

ポンド円は現在177円50銭を挟んで小幅な保ち合い相場で推移している。4時間チャートを見ると、12本移動平均線と24本移動平均線が重なり、48本移動平均線に接近している。24本高値ライン=178円75銭、24本安値ライン=176円65銭と値幅は2円10銭となり、テクニカル的にもボラティリティが低下していることがわかる。

ストキャスティックス(スロー12本)50%レベルにあり、地合い的には中立状態にある。MACDは20日にデッドクロスしてから下落しており、現在ゼロラインに接近している。上昇のモメンタムは弱まっているが、ゼロラインを割り込まずに反転反発すれば再び上昇相場が始まると考えられるが、24本高値ラインである178円75銭をブレイクする必要があるだろう。

ここで抵抗を受けて押し返されるパターンもあり、注意が必要だろう。このラインを上回れば180円台乗せが達成される可能性が高く、次いで、前回の高値180円76銭(9月19日)の更新が視野に入ってくるだろう。

逆に、48本移動平均線を割り込んで24本安値ラインである176円65銭も下回ってくると、MACDもゼロラインを割り込む格好になり、下落基調が強まるだろう。この場合、次のサポートラインである175円で下げ止まるかどうかが注目される。

*ポンド円4時間チャート
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