【NY原油テクニカル分析】

NY原油先物市場のWTIは、米経済の成長が強まり、需要が高まるとの見方からほぼ2週間ぶりの高値をつけた。依然として90~95ドルのレンジ内にあるものの、一目均衡表の転換線と基準線をブレイクし、遅行線も実体を上抜けているので、6月下旬から始まった下落基調にも転機が訪れている可能性がありそうだ。MACDはゴールデンクロスして上昇しており。RSI(相対力指数)14日は50%を超えてきている。

ただ、97~100ドルには雲が棚引いており、これが上値抵抗ゾーンになる可能性がある。10月中旬以降は、雲の上限、下限が共に切り下がり、厚みも増すため、このゾーンを上抜けて上昇相場に発展するのは困難かもしれない。


*NY原油日足
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