【東京金テクニカル分析】
東京金日足は、7月下旬以降、レンジ相場が継続しており、方向性が明確になっていない。7月11日に4382円の高値を付けた後は反落に転じたものの、下値は一目均衡表の雲と200日移動平均線にサポートされて下げ止まった。その後の高値は4342円(8月15日)、安値は4219円(7月25日)であることから、4219~4342円のレンジが形成されたといえるだろう。

現在、一目均衡表の雲の中で推移しており、終値ベースで雲を上に放れるか、下に抜けるか注目される。雲の下限は現在4253円にあり、200日移動平均線4253円と一致している。MACDはデッドクロスした後にゼロラインを割り込んでおり、RSI(相対力指数)14日も50%を下回っていることから、やや弱基調に傾いていると言えるだろう。終値ベースで雲を割り込むと200日移動平均線も下回るため、その場合はレンジ相場を下に抜けて来る可能性が高まるだろう。
終値が4250円を維持するかどうかに注目したい。逆に、終値が4300円上回れば、雲の上限を超えるだけではなく、50日、100日、200日の主要な移動平均線を上回るため、レンジ相場を上抜ける可能性が高まるだろう。


*東京金日足
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