【ニュージーランドドル円テクニカル分析】

30日午前5時、ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)は、市場予想通り、政策金利の据え置き(3.50%)を発表した。これで2カ月連続の金利据え置きとなった。
 
3月から7月にかけて政策金利を2.5%から3.5%へ(100bsp)引き上げ、9月の声明では、政策金利がより中立的な水準に戻るためには追加利上げが必要と指摘していたが、今回の声明では、「今後の政策調整を検討するまでの判断期間は引き続き適切」と述べ、追加利上げの可能性を否定した。

成長が鈍化し、インフレ圧力も弱く、世界経済の先行き不透明感も高まっていることから、様子見姿勢を維持したようだ。

また、力強い建設活動や移民の流入、低金利を背景に国内経済はトレンドを上回るペースで拡大してきたが、鈍化する見通しだと指摘した。ニュージーランドドルについては依然、妥当ではなく、持続不可能な水準と繰り返し、通貨高への懸念を示した。

今回の発表を受けてニュージーランドは対ドルで下落。対円では前日の86円台から一時84.55円まで下落したが、円安の影響もあって東京時間には85円前半に戻している。

日足を見ると、年初来高値の89.92円(4月1日)と年初来安値の81.41円(2月4日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、0.38倍押し=86.69円、0.5倍(半値)押し=85.67円、0.62倍押し=84.64円となり、現状は0.62倍押しから0.5倍押しのレベルにある。

価格は50日、100日、200日の主要な移動平均線をすべて下回っており、下落相場にあるといえるだろう。29日の高値86.2円は50日移動平均線の抵抗を受けて押し返されている。

RSI(14日)は50%を割り込んでおり地合いは弱い。0.62倍押しのラインを割り込むと、16日の安値83.37円がサポートラインになりそうだ。
 
*ニュージーランドドル円日足

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