【東京トウモロコシテクニカル分析】
東京トウモロコシは押し目を確認したようだ。

年初来高値2万8490円(4月30日)と年初来安値2万2680円(10月3日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、高値から0.38倍押し=2万6280円、0.5倍(半値)押し=2万5590円、0.62倍押し=2万4890円となり、20日には0.5倍押しラインを割り込んだ。

しかし、翌日には反発に転じ、0.5倍押しラインを上回って推移している。現在は、200日移動平均線(2万5790円)と転換線(2万5930円)を上回っており、17日の高値2万6560円からの調整安は終了したと見ていいだろう。

一目均衡表でも、再び”三役好転”状態になった。
三役好転(一目均衡表では、「買いシグナル」となる)とは、①.ろうそく足が雲を上回っている、②.転換線が基準線を上回っている、③.遅行線が実体を上回っている、状態を指す。

また、50日移動平均線と100日移動平均線がゴールデンクロスを示現しつつあり、長期的な上昇の条件が加わる。MACDが再びゴールデンクロスとなれば、新たな上昇相場再開のシグナルとなるだろう。

短期的には前回の高値2万6560円を目指す展開になるだろうが、より長期的に見るならば、N型パターンを当てはめると、2万6560円(11月17日高値)-2万2680円(10月3日安値)+2万5300円(11月20日安値)=2万9180円が算定される。

N型計算に関してはコチラ
⇒ http://www.ntaa.or.jp/technical/counting/count_ichimoku

達成時期としては、10月3日から11月17日または11月20日までの日柄が対等に延長されると想定すると、2015年1月~2月になると予想される。

以上は強気の見方だが、相場が2万5300円を下回った場合、下落相場に転換したと判断した方がいいだろう。


*東京トウモロコシ日足

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