【ユーロ円テクニカル分析】

ドル円が120円目前まで上昇し、クロス円も堅調に推移している。ユーロは対ドルで1.230ドルと年初来安値を更新しているにも関わらず、対円では147円台で保ち合っており、年初来の高値圏で推移している。しかし、4時間足を見ると、11月中旬以降はレンジ相場が形成されており、ユーロが対ドルで一段安になると、ユーロ円も現在のレンジを下抜ける可能性が出てくるため注意が必要だろう。

現況は、上値149.15円(11月20日の高値)、下値145.585円(11月24日の安値)で形成されるレンジ内で推移している。

一目均衡表を見ると、現在の価格は雲の上側にあるが、転換線と基準線とほぼ同水準にある。遅行線は実体の上側にあるので、上昇の条件は崩れていないため、レンジの上限を再び目指す可能性は高いだろう。

レンジの上限をブレイクした場合、レンジ幅149.15-145.585=3.565円を上限に上乗せして、149.15+3.565=152.715円が上値目標値として算定される。

しかし、雲の厚みが薄く横ばいで動いているため、サポートゾーンとしての威力も弱く、下に抜けるリスクにも注意したい。

MACDはゼロラインより上で推移しているが、ゼロラインが近づいており、RSI(14日)は52%で地合い的にはやや強い程度と言えるだろう。

今夜はECB政策理事会があり、ユーロの変動が大きくなることが予想される。

なお、10月以降の高値149.15円と安値134.13円(10月16日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、高値から0.38倍押し=143.44円、0.5倍(半値)押し=141.64円、0.62倍押し=139.84円となり、レンジの下限145.585円を下回った場合、0.38倍押しラインのあるレベル143円台が最初のサポートになるだろう。  

しかし、レンジの下限を下抜けた場合、レンジ幅を下方に伸ばして、145.585-3.565=142.02円が下値目標値として算定されるが、0.5倍押しのレベルにほぼ相当する。


*ユーロ円4時間足
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