【東京白金テクニカル分析】

東京白金は、10月6日の年初来安値4225円とその後につけた10月17日の安値4250円で2点底をつけた。4541円のネックラインをブレイクしたため、ダブルボトムが形成されて底入れとなった。ダブルボトムで形成されたレンジ(4225~4541円)を上抜けたことから、このレンジ幅を上方に伸ばして、4541-4225+4541=4857が上値目標値として算定される。8日に高値4833円をつけ、9日には高値4834円をつけたが、反落に転じて現時点では陰線となっている。一目均衡表の遅行線は雲の抵抗を受けて跳ね返されている。

価格的にはほぼ目標値に達したと言えるだろう。RSI(14日)も70%に達して反落しているので、オシレーターも高値に達した。ただ、4750円付近に200日移動平均線があり、4700円には転換線が位置している。更には4680円に100日移動平均線があるため、4680~4700円のゾーンはサポートとして有効に機能するだろう。終値が200日移動平均線を割り込んだ場合、4680~4700円までの下落が想定される。

4600円前半には基準線があり、4500円台で推移している50日移動平均線は上向きに転じているため、100日移動平均線を割り込んだ場合は、4500~4600円のゾーンでサポートされるだろう。

以上は調整安に入るとの見方だが、終値が4834円を上回れば、新たな上昇相場が再開されたと判断した方が良さそうだ。

*東京白金日足

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