【東京金テクニカル分析】
東京金日足に一目均衡表を当てはめると、16日の大陰線で転換線を割り込み、短期的に上昇基調が崩れた。

昨夜の夜間取引では一時4460円まで下落し、基準線も割り込んでいる。現時点では4490円前後で推移しているため、基準線を上回っている。

年初来の安値4075円(6月2日)と年初来の高値4728円(12月10日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、0.38倍押し=4480円、0.5倍(半値)押し=4402円、0.62倍押し=4323円となり、現状は0.38倍押しのラインにサポートされていると言える。

よって、4490円前後で下げ止まって反発に転じる可能性もある。

しかし、MACDがすでにデッドクロスを示現しており、RSI(14日)=47.3%と50%を下回っているため、今後も売り圧力が出る可能性は高いだろう。

それゆえ、0.38倍押しラインを割り込む可能性を想定しておきたい。その場合、0.5倍押しの4400円前後まで下落すると予想する。ただ、4400円は12月1日に下げ止まって急反発した地点であり。0.5倍押しラインのすぐ下側には上昇しつつある50日移動平均線があるため、サポートラインとしては有効に機能しよう。4400円は押し目のポイントになるだろう。

*東京金日足
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