3月31日(火)
【3月30日の海外相場および市況】
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*週明け30日のNY金は、ドルの上昇を受けて売りが優勢となり続落した。終値は10日、25日、50日の移動平均線を下回った。RSI(14日)=47.8%。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長は27日の講演で、利上げに慎重な姿勢を強調したが、市場では年内の利上げ開始の見方が根強く、為替市場では、ドルが対ユーロで強含む展開となり、ドル建て金は割高感が強まり売りが強まった。ただ、中東情勢の緊迫化が地政学的リスクとして引き続き意識され、下値を支えたようだ。ギリシャの改革案をめぐり交渉が難航するとの不安も支援要因。ギリシャ政府は先週末、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)に対し、支援融資を受ける条件となる改革案を提出した。白金は続落。終値は10日、25日、50日の移動平均線を下回った。RSI(14日)=38.6%。

*週明け30日のNY原油は、需給緩和懸念が広がる中で売られ続落した。RSI(14日)=50.5%。主要6カ国とイランは、31日の交渉期限に向けて、イランの核開発問題をめぐる協議を続けている。イランへの制裁が解除されれば、同国産の原油輸出が再開し、需給が一段と緩和するとの懸念が広がった。また、為替市場では、ドルが対ユーロで上昇し、ドル建て原油に割高感が生じ、売られた。ただ、世界的な株高を受けて下げ幅は限定的だった。北海ブレント原油も反落。

*シカゴトウモロコシは、小麦相場の急伸受けて続伸。RSI(14日)=57.5%。31日の米農務省の作付け意向面積報告を控え、ポジション調整が入った。トウモロコシの作付け意向面積は減少するとみられている。シカゴ大豆は、作付意向面積の発表を控えてポジション調整から小反発。RSI(14日)=42.6%。

*週明け30日のNY外国為替市場のドル円相場は、年内の米利上げ観測を背景としたドルの買い戻しが優勢となり、120円台前半に上昇した。中国人民銀行(中央銀行)による追加緩和の噂をきっかけに、ドル円は海外市場で上昇基調に転じた。2月の米個人消費支出は前月から0.1%増加。市場予想平均の0.2%増には届かなかったものの、3カ月ぶりにプラスに転じた。また、NYダウの上昇もドル買い・円売りを後押しした。ユーロは、ギリシャ金融支援をめぐる協議への不安を背景に弱含んだ。

*週明け30日のNYダウは、海外株高を好感して大幅続伸。中国で金融緩和の観測が高まったことを受けて、アジアや欧州の株式が上昇。米国株も買いが先行した。企業の買収・合併(M&A)が相次いだことも、再編期待につながり、買い要因になった。一時、300ドル近く上昇し、1万8000ドルの大台を回復したが、引けにかけて伸び悩んだ。


【本日以降の主な経済指標およびイベント】
15:00 (独) 2月小売売上高指数 [前月比] +2.9%(+2.3%) -0.7%
   (独) 2月小売売上高指数 [前年比] +5.3% +3.4% 
16:55 (独) 3月失業者数 -2.0万人 -1.2万人
16:55 (独) 3月失業率 6.5% 6.5%
17:30 (英) 第4四半期GDP・確報値 [前期比] +0.5% +0.5%
   (英) 第4四半期GDP・確報値 [前年比] +2.7% +2.7%
18:00 (ユーロ圏) 2月失業率 11.2% 11.2%
18:00 (ユーロ圏) 3月消費者物価指数・速報 [前年比] -0.3% -0.1%
21:00 (南ア) 2月貿易収支 -242億ZAR -57億ZAR
21:30 (加) 1月GDP [前月比] +0.3% -0.2%
22:00 (米) 1月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +4.46% +4.60%
22:45 (米) 3月シカゴ購買部協会景気指数 45.8 51.7 --
23:00 (米) 3月消費者信頼感指数 96.4 96.4 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果