4月28日(火)
【4月27日の海外相場および市況】
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*週明け27日のNY金は、大幅反発。終値は1200ドルを回復し、50日移動平均線を上回った。RSI(14日)=52.8%。前週末24日のユーロ圏財務相会合では、対ギリシャ追加支援をめぐる協議が続けられたが、包括的な経済改革リストの提出を改めて求める結果にとどまった。このため、安全資産とされる金が買われた。為替市場では、ユーロが対ドルで反発したため、ドル建て金に割安感が生じ、1200ドルの節目を回復した。市場は、29日に発表される連邦公開市場委員会(FOMC)声明から、利上げ時期の手掛かりを探ろうとしている。白金はユーロが対ドルで反発したことから買われた。終値は1150ドルを回復し、25日移動平均線を上回った。RSI(14日)=50.7%。

*週明け27日のNY原油は続落。RSI(14日)=61.9%。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが24日に公表した調査では、国内石油掘削リグの稼動数が703基と前週比31基減少となった。20週連続の減少となり、減少ペースも前週から加速したため、当初は買いが先行した。また、イエメンではサウジアラビア軍などによる空爆やイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」が絡む衝突が続いていることから、地政学的リスクを懸念した買いもあった。しかし、28日に米石油協会(API)、29日にエネルギー情報局(EIA)の石油在庫統計を控えていることから、利益確定売りが強まって反落に転じた。米国では石油リグの稼働数が減少しているが、原油在庫は15週連続で増加し、過去最高の4億8900万バレルに達している。北海ブレント原油は反落。

*シカゴトウモロコシは、米中西部の穀倉地帯で今週は乾燥天候になるとの見通しを受け、作付けが加速するとの見方が広がり、6営業日連続下落となった。一時約6カ月ぶり安値を付けた。RSI(14日)=36.5%。

*シカゴ大豆は輸出需要が堅調なことを受けて反発。週間輸出検証高(17~23日)によると、米国産大豆の検証高は31万1622トンで、市場予想レンジ(12万5000~27万5000トン)を上回った。RSI(14日)=49.8%。

*週明け27日のNY外国為替市場のドル円相場は、材料も特になく119円付近で小動きとなった。29日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明や、1~3月の米GDP(国内総生産)速報値の発表を控えて、様子見気分が強まった。格付け大手フィッチ・レーティングスが日本国債の格付けを一段階引き下げたことは円売り要因となった。ユーロは、ギリシャが欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)との支援協議を担当する交渉チームを再編成したとの報を受けて、交渉進展に期待が出たことから、対円、対ドルで買われた。対ドルでは一時1.0927ドルと、4月7日以来約3週間ぶりの高値を付けた。

*週明け27日のNYダウは、今週開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利益確定売りが優勢となり、反落した。欧州株高を好感して買いが先行したものの、28、29の両日開かれるFOMCを前にいったん利益を確保する売りに押され、株価はマイナスに転じた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
17:30 (英) 第1四半期GDP・速報値 [前期比] +0.6% +0.5%
   (英) 第1四半期GDP・速報値 [前年比] +3.0% +2.6% 
22:00 (米) 2月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +4.56% +4.70% 
23:00 (米) 4月消費者信頼感指数 101.3 102.2 
23:00 (米) 4月リッチモンド連銀製造業指数 -8 -2 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第12回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/