【5月27日 国内市況と終値】
tk05257

*金は3営業日ぶりに反落。RSI(14日)=58.1%。昨夜のNY金がドル高や年内の米利上げ観測を背景に、約2週間ぶりに1190ドルを割り込んだ流れを引き継ぎ、売りが優勢となった。先週末のイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演発言や、好調な米経済指標が続いたことから、再び年内の利上げ実施が意識され、金は上値の重い展開になっている。白金も軟調。RSI(14日)=53.1%。

*中東産原油は反落。RSI(14日)=53.1%。昨夜の欧米原油相場がドル高などを背景に下落した流れから、売りが優勢となった。石油製品も原油安に連れて反落。ガソリンのRSI(14日)=52.5%。灯油のRSI(14日)=57.6%。供給過剰懸念が強まる中、原油相場は最近、上値が重くなっている。これに加えて、ギリシャ債務問題をめぐる不透明感から、ドルが円やユーロなど主要通貨に対して大きく上昇したことも弱材料。ただ、過激派組織「イスラム国」の攻勢で、地政学的リスクが高まっていることは支援要因。

*ゴムは利益確定売りに軟化する場面もあったが、円安と上海ゴムの上昇を受けて、引けにかけては持ち直した。RSI(14日)=69.3%。為替市場では円安・ドル高が進み、7年10カ月ぶりに123円台を付け、上海ゴム相場も、中国株の上昇を背景とした投機資金の流入観測から、急上昇している。アジアの大手天然ゴムメーカーが4月に、シンガポール商品取引所(SICOM)での受け渡しをやめると発表したことで、以前のような安値が出にくくなっているようだ。チャート的には240円、245円、250円の節目が意識されそうだ。

*トウモロコシは下落。昨夜のシカゴトウモロコシが昨年10月以来の安値を付けたことを受けて売りが先行した。RSI(14日)=47.9%。引け後発表された米クロップ・ブログレスで示されたトウモロコシ新穀の作柄は、主要18州の優・良の合計は74%と非常に高かった。作付けは92%(前週は85%)、発芽は74%(56%)とそれぞれ進んだ。一般大豆はまちまち。RSI(14日)=45.6%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、利益確定売りを受けて123円台前半から122円台後半に下落した。海外市場でのドル買い・円売りの流れを受けて、一時123円30銭まで続伸したが、その後は伸び悩んだ。急激に進んだドル高の反動から利益確定売りが優勢となり、123円を割り込む展開となった。

*日経平均株価は、円安進行を受けて企業業績拡大への期待が強まり、9営業日連続高となった。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)が年内に事実上のゼロ金利解除に踏み切るとの観測から、昨夜のNYダウは下落しており、東京市場でも警戒感が強まる可能性はありそうだ。


第15回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


6月5日 米雇用統計スペシャルコラボレーション
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150605/