6月29(月)
【6月26日の海外相場および市況】
ny0626

*週末26日のNY金は、6日ぶりに小反発。一時1167.10ドルと、3週間ぶりの安値を付けたが、ギリシャ金融支援をめぐる交渉の先行き不透明感から、反発に転じた。ただ、対ユーロでのドル高を背景にドル建て金に割高感が生じ、上値は限定的だった。RSI(14日)=43.2%。CFTC建玉6月23日時点:ファンドの金買い越しは9万5114枚(前週比+1万9391枚)と買い越し幅は増加。総取組高は43万0978枚と前週比1万5260枚の増加。ファンドは売りを減らし、買いを増やしている。

*週末26日の白金は反落。RSI(14日)=42.3%。CFTC建玉6月23日時点:ファンドの白金買い越しは1万9482枚(前週比-3834枚)と買い越し幅は減少。総取組高は8万4121枚と前週比1643枚の増加。ファンドは買いを減らし、売りを増やしている。

*週末26日のNY原油は、3日続落。RSI(14日)=50.1%。ギリシャ支援問題をめぐり、6月末の期限までに同国と欧州連合(EU)など債権団による交渉に折り合いが付くかどうか不透明な状況。また、今月末に最終合意期限が迫るイラン核問題をめぐる同国と主要6カ国による協議の行方に関しても、合意して対イラン制裁が解除されれば、世界的な供給過剰がさらに深刻化することになり、需給緩和が強まる可能性があり、一時58.76ドルの安値を付けた。しかし、クウェート市内にあるイスラム教シーア派のモスクで過激派組織「イスラム国」による自爆テロが発生し、中東地域のエネルギー供給に影響を及ぼすのではないかとの不安が相場を押し上げ、下げ幅を縮めた。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが26日公表した統計によると、今週の米石油掘削リグ稼働数は前週比3基減の628基と、2010年8月以来の低水準となった。減少は29週連続となったが、過去5週間では最も少ない減少幅となった。北海ブレント原油は小反発。CFTC建玉6月23日時点:ファンドの原油買い越しは32万7433枚(前週比+300枚)と買い越し幅は微増。総取組高は165万0025枚と前週比1988枚の減少。ファンドは買い、売り共に減らしている。

*週末26日のシカゴトウモロコシは、米国の大雨懸念で大幅上昇。RSI(14日)=74.4%。5~6月に米中西部で降った大雨は、一部で記録的な雨量に達し、作付けされたばかりの耕地が水浸しになった。CFTC建玉6月23日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは4万6313枚(前週比-1万9065枚)と売り越し幅は減少。総取組高142万7005枚と前週比2万9355枚の減少。ファンドは売り、買い共に減らしている。

*週末26日のシカゴ大豆は続伸。米主要産地で大雨が降り、作付けを終えた地域の収量が減少するリスクが高まっているという。RSI(14日)=63.5%。CFTC建玉6月23日時点:ファンドは大豆を買い越しに転じた。買い越しは3万0218枚(前週比+5万0130枚)。総取組高70万1538枚と前週比3万6011枚の減少。ファンドは売り、買い共に減らしている。

*週末26日のNY外国為替市場のドル円相場は軟化した。欧州連合(EU)など債権団が税金や年金などの項目で一段の譲歩を求める一方、国民負担の軽減を目指すギリシャ政府はこの日も協議を継続したが、両者の隔たりは埋まらなかった。現行の支援期限が今月末に迫る中、週末に詰めの交渉が持ち越された形となり、リスク回避からやや円が買われた。

*週末26日のNYダウは小反発。ギリシャの金融支援交渉をめぐる不透明感が相場の重しとなり、徐々に上げ幅を縮小した。ギリシャと他のユーロ圏諸国は27日に再び会合を開く予定。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 5月鉱工業生産・速報 [前月比] +1.2% -0.8% 
   (日) 5月鉱工業生産・速報 [前年比] +0.1% -2.3% 
21:00 (独) 6月消費者物価指数・速報 [前月比] +0.1% +0.2% 
   (独) 6月消費者物価指数・速報 [前年比] +0.7% +0.5% 
23:00 (米) 5月中古住宅販売成約 [前月比] +3.4% +1.0%
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。


第20回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/