【7月22日 国内市況と終値】
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*金は続落。21日のNY金が年内の米利上げ観測を背景に9日続落したのを受け、売り優勢の展開が続いた。RSI(14日)=21.0%。NY金は、米利上げ観測を背景に下落基調が強まり、昨日の終値は1103.50ドルと約5年4カ月ぶりの安値となった。利上げ観測が後退しない限り上値が重く、まだ下値余地が残っていると見られている。市場は、来週28、29日に開催される米連邦市場公開委員会(FOMC)に注目している。7月の利上げは見送られそうだが、9月利上げを想起させるような話が出れば、さらに売り込まれる可能性が高い。白金は5日続落。RSI(14日)=24.8%。

*中東産原油は続落。21日の欧米原油相場は反発していたが、NY原油時間外の下落を受けてマイナス圏に沈んだ。RSI(14日)=37.2%。原油相場の下落に連れて石油製品も安く引けた。ガソリンのRSI(14日)=34.0%。灯油のRSI(14日)=34.4%。

*ゴムは、上海ゴム安や円高を受けて下落。RSI(14日)=44.5%。

*トウモロコシは反発。昨日のシカゴ相場の反発を受けて買戻しが優勢となった。RSI(14日)=50.3%。一般大豆は軟調。RSI(14日)=49.4%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、123円台後半で保ち合い。豪州の消費者物価指数(CPI)の発表を受けて豪ドルが対ドルで反発すると、ドル円にも調整売りが強まり、一時123円60銭台に下落した。日経平均株価が反落していたこともあって、やや円高基調で推移した。

*日経平均株価は7日ぶりに反落。海外株安や為替がやや円高で推移したため、売りが優勢となった。

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第23回 『おしえて陳さん』 
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