【7月24日 国内市況と終値】
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*金は反落。NY金時間外の大幅安を受けて売りが優勢となった。NY金時間外は、一時1072.30ドルと、約5年半ぶりの安値を付けた。来週は、28、29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)があるが、利上げへの積極的な言及があれば、一段と金売りが強まる可能性がありそうだ。RSI(14日)=22.4%。白金も反落。RSI(14日)=30.7%。

*中東産原油は6日続落。23日の欧米原油が供給過剰への懸念から下落した流れを引き継いで、売りが優勢となった。RSI(14日)=32.9%。石油製品も原油になびき続落。ガソリンのRSI(14日)=30.3%。灯油のRSI(14日)=31.2%。ギリシャ支援問題やイラン核協議がひとまず合意した後に、米国の原油在庫が増加していることが判明したため、先安観が強まったようだ。50ドルを下回ったことで、テクニカル的にも売り圧力が高まりそうだ。

*ゴムは大幅反落。週明け27日に納会を控え、新甫発会に伴うさや滑り懸念から売られた。中国の7月製造業PMIは48.2と前月の確報値49.4を下回った。上海ゴムは、この発表後に下げ幅を拡大した。RSI(14日)=40.4%。

*トウモロコシは堅調。RSI(14日)=51.6%。一般大豆はまちまち。RSI(14日)=46.2%。米国産地では、長雨が続いた天気が改善し、不作懸念が後退している。

*東京外国為替市場のドル円相場は、週末を控えて123円台後半で保ち合い。一時1244円台に乗せる場面もあったが、中国の経済指標が弱かったことで反落した。来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)があるため、市場は様子見気分が強まっているようだ。


*日経平均株価は、利益確定売りに反落。中国の製造業関連の景気指標が市場予想を下回ったため、売りが強まった。前日発表された米主要企業の決算も予想より悪かったため、警戒感が出ているようだ。


第24回 『おしえて陳さん』 
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