【8月28日 国内市況と終値】
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*金は反発。為替が円安に振れ、NY金時間外も反発したことから、買いが優勢となった。RSI(14日)=45.0%。昨日は、NYダウが急伸し、2日間で1000ドル近く値を戻した。また、4~6月期の米実質GDP(国内総生産)改定値は季節調整済み年率換算で前期比3.7%増と速報値の2.3%増から大幅に上方改定され、市場予想の3.2%増も上回った。金には弱材料だったが、リスクオンモードから原油が急反発したため、NY金の下げ幅は小さかった。白金は大幅続伸。RSI(14日)=48.6%。

*中東産原油は大幅続伸。世界同時株高となり、欧米原油相場が急反発したため、買いが優勢となった。RSI(14日)=42.1%。石油製品も大きく上昇。ガソリンのRSI(14日)=44.3%。灯油のRSI(14日)=42.2%。

*ゴムは大幅続伸。世界的な株価反発や原油高を受けて買い戻された。RSI(14日)=34.6%。

*トウモロコシは大幅高。27日のシカゴトウモロコシの上昇や、円安を受けて買い戻された。RSI(14日)=38.2%。一般大豆も急伸。RSI(14日)=32.0%。

*東京外国為替市場のドル円相場は、121円付近で保ち合い。日経平均株価を強材料に一時121円30銭近辺まで上伸したが、買い一巡後は伸び悩み、121円を割れる場面もあったが、その後は方向感もなく、121円台前半で保ち合いとなった。市場は、週末のジャクソンホールでのフィッシャーFRB副議長の講演を見極めたいようだ。

*日経平均株価は、大幅3日続伸。上げ幅が一時600円を超えて急騰する場面があった。終値では21日以来1週間ぶりに1万9000円台を回復した。前日の欧米株価が上昇し、本日の上海株も堅調に推移したため、買い安心感が広まったようだ。


第29回 『おしえて陳さん』 
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