9月9日(水)
【9月8日の海外相場および市況】
ny0908

*3連休明け8日のNY金は4日連続の下落。上海株の上昇を受けて、欧米株も上昇し、リスク回避姿勢が弱まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週16、17日に控え、買いにくい状況。利上げが実施されれば、金利を生まない資産である金には不利となるため、政策発表までは上値の重い展開が見込まれている。RSI(14日)=46.9%。白金は株高を受けて3日ぶりに反発。RSI(14日)=49.8%。

*3連休明け8日のNY原油は続落。中国の8月の原油輸入が前月から減少したため、エネルギー消費大国である同国の需要見通しに警戒感が広がった。また、米国が対イラン制裁解除を含む核合意を履行できる見通しが強まる中、イランによる原油輸出が再開されれば、世界的な供給過剰に一段と拍車が掛かるのではないかとの観測が浮上したことも弱材料視された。RSI(14日)=52.5%。北海ブレント原油は大幅反発。欧州株の反発に加え、2015年4~6月期の欧州連合(EU)ユーロ圏諸国の実質GDP(域内総生産)改定値は前期比0.4%増となり、速報値の0.3%増から上方修正されたことが強材料視された。

*3連休明けのシカゴトウモロコシは続伸。米農務省が発表する作柄報告について、「優・良」の割合が前週比で低下すると予想されたことが強材料。RSI(14日)=41.5%。シカゴ大豆は反発。上海株の上昇を受けて、ショートカバーが入った。中国は世界最大の大豆輸入国。中国の8月の大豆輸入量は778万トンと、前年同月比で29%増加した。ただ、前月比では18.1%の減少。RSI(14日)=40.9%。

*3連休明け8日のNY外国為替市場のドル円相場は上昇。この日の上海株は中国政府の株価安定策を好感して約3%上昇し、欧州株も反発したため、NYダウも大幅高となった。リスクオンモードとなり、安全資産の円が売られ、ドルが買い戻された。ドル円は一時120円台まで反発したが、その後119円台後半に押し戻された。

*3連休明け8日のNYダウは、上海株の上伸が好感されて大幅反発。上海株は、中国当局が7日夜に発表した配当金の個人所得税免除などの株価下支え策が買い材料となった。ただ、16、17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定観測もあり、一段の上昇には懐疑的な見方もある。


【本日の主な経済指標およびイベント】
17:30 (英) 7月鉱工業生産 [前月比] -0.4% +0.1%
17:30 (英) 7月商品貿易収支 -91.84億GBP -95.00億GBP
21:15 (加) 8月住宅着工件数 19.30万件 19.05万件
23:00 (加) 加中銀政策金利発表 0.50%
30:00 (NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート 3.00%  

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。


第30回 『おしえて陳さん』 
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