10月27日(火)
【10月26日の海外相場および市況】
ny1026
*週明け26日のNY金は反発。9月の米新築住宅販売は前月比11.5%減と、市場予想を下回ったことは若干の強材料となったようだ。米連邦準備制度理事会(FRB)は27、28日にFOMCを開催するが、今回も利上げを見送る公算が高い。市場では、FRBがFOMC終了後の声明で年内利上げの可能性についてどのように言及するか注目している。RSI(14日)=56.5%。白金は利益確定売りに続落。RSI(14日)=55.1%。

*週明け26日のNY原油は続落。米金融大手のゴールドマン・サックスは25日、ディーゼルやヒーティングオイルを含むディスティレート(留出油)の在庫が欧米で歴史的な高水準に膨れ上がっているとレポートした。これを受けて、供給過剰感が一段と強まった。季節外れの温暖な天候と、米製油所のメンテナンス期間が終わりに近づいていることも弱材料視された。RSI(14日)=41.3%。北海ブレント原油も需給の緩みが嫌気されて下落。

*週明け26日のシカゴトウモロコシは、小麦の急伸や米中西部の降雨予報で続伸。農家は将来の値上がり期待から、収穫の大半を貯蔵に向けているという。RSI(14日)=52.4%。シカゴ大豆はブラジル産地での天候回復予報で続落。RSI(14日)=46.4%。

*週明け26日のNY市場のドル円相場は、121円台前半で引けた。9月の米新築住宅販売件数は季節調済み年率換算で前月比11.5%減少し、販売件数は2014年11月以来の低水準に落ち込んだ。これを受けて一時120円60銭まで下落したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、買い戻された。米連邦準備制度理事会(FRB)は27、28日にFOMCを開催するが、今回も利上げを見送る公算が高い。市場では、FRBがFOMC終了後の声明で年内利上げの可能性についてどのように言及するか注目している。

*週明け26日のNYダウは小幅下落。9月の新築住宅販売は前月比11.5%減となり、株式市場には弱材料となった。27、28日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げが見送られる公算が高いが、市場は、声明で年内利上げの可能性についてどのように言及するか注目している。


【本日の主な経済指標およびイベント】
06:45 (NZ) 9月貿易収支 -10.35億NZD(-10.79億NZD) -8.25億NZD -12.22億NZD
18:30 (英) 第3四半期GDP・速報値 [前期比] +0.7% +0.6%
      (英) 第3四半期GDP・速報値 [前年比] +2.4% +2.4%
18:30 (南ア) 第3四半期失業率 25.0% 25.1%
21:30 (米) 9月耐久財受注 [前月比] -2.0%(-2.3%) -1.5%
      (米) 9月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] 0.0%(-0.2%) 0.0%
22:00 (米) 8月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +4.96% +5.10%
23:00 (米) 10月消費者信頼感指数 103.0 103.0
23:00 (米) 10月リッチモンド連銀製造業指数 -5 -3 

*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第37回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/