【11月6日(金) 国内市況と終値】
tk1106

*6日の金は6日ぶりに反発。NY金時間外が反発し、為替も円安で推移したため、買いが優勢となった。10月の米雇用統計は、日本時間の今夜10時半に発表される。市場予想は非農業部門就業者数が前月比18.5万人増で、これに沿った数字であれば、利上げ機運が高まり、ドル高・NY金安となりそうだ。RSI(14日)=38.4%。白金は5日ぶりに反発。RSI(14日)=46.1%。

*6日の中東産原油は小幅続落。5日の欧米原油が供給過剰懸念から下落したため、売りが優勢となった。ただ、為替が円安で推移したため、下げ幅小さかった。RSI(14日)=50.0%。石油製品は円安を受けて小反発。ガソリンのRSI(14日)=51.4%。灯油のRSI(14日)=46.3%。5日のロイター通信は、12月4日に開催される石油輸出国機構(OPEC)の定例総会では、OPEC非加盟の主要産油国の減産協力が得られなければ、OPECは12月の総会で生産目標を据え置く公算が大きいと報じている。

*6日のゴムは株高、円安を受けて小反発。RSI(14日)=31.1%。

*6日のトウモロコシは、シカゴ安を受けて下落。RSI(14日)=31.8%。一般大豆も安い。RSI(14日)=52.6%。昨日のシカゴ大豆は、輸出低迷で20セントも下落した。最新の輸出成約高は65.5万トンと、前週の208.7万トンや予想レンジ下限の140万トンを大きく下回った。為替のドル高も輸出には障害になっているようだ。

*6日の東京市場のドル円相場は、日経平均株価の上昇を受けて121円台後半で堅調に推移した。今夜発表される10月の米雇用統計の市場予想は非農業部門就業者が18.5万人増、失業率が5.0%。これに沿った数字であれば、12月の利上げに対して強材料となるため、ドル円は一段高になる可能性がある。

*6日の日経平均株価は続伸。2015年9月中間決算では、トヨタが過去最高になるなど市場心理が好転している。テクニカル的には、本日の終値で200日移動平均線を上回った。


*第39回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/