【米日の重要イベント終わり、株安・円高となった】

*米連邦準備制度理事会(FRB)は26、27日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを見送った。

FF金利を0.5%で据え置く。これで、3会合連続で追加利上げを見送った。

FRBはFOMC後の声明で「経済活動は減速したようだ」と言及し、景気判断を下方修正した。一方、雇用環境の改善や家計の実質所得の上昇は続いていると指摘したうえで、インフレ率が中期的に2.0%に向かっていくとの見通しも維持した。

また、「世界経済や金融市場の動向を慎重に見守っていく」と強調し、米国経済に悪影響が及ぶ事態に警戒感を示した。

今回の利上げ見送りは想定内だったため、株式、為替、金相場には大きな影響は出なかった。

FRBは3月のFOMCで、年内2回程度の利上げ見通しを示しているが、今回の声明からは、次回6月の会合での追加利上げを示唆している内容でもなく、FRBは追加利上げを急いではいないようだ。

CMEのFED WATCHを見ても、6月の会合でFF金利が0.75%に引き上げられる確率は25.0%に過ぎない。

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*日銀は、27、28日に開催された金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定した。
物価目標2%に達する時期を、2017年度中に後ずれさせた。

株式市場では、一部報道から追加の金融緩和を期待していた向きの失望売りが膨らんだ。

日経平均株価は、本日の高値(1万7572円27銭)から900円以上も下落し、前日比では600円以上の急落となった。

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株価の下落を受けて為替市場ではリスクオフの円買いとなり、急速に円高が進んだ。

ドル円相場は日銀金融政策決定会合の前の111円78銭から、会合後には一時108円76銭まで下落し、3円もの円高となった。


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