【7月29日(金) 国内市況と終値】
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*29日の金は3日ぶりに反落。日銀金融政策決定会合で、追加の金融緩和が決定されたが市場の期待を下回る規模で為替が大幅に円高となった。これを受けて売りが優勢となった。白金も円高を受けて反落。

*29日の中東産原油は、昨日のNY原油の下落と為替の円高を受けて売りが優勢となった。終値が2万7000円を割り込んだのは、4月19日以来、約3カ月ぶり。石油製品も原油になびいて安い。29日発表される米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの石油掘削リグ稼働数が、再びプラスとなればNY原油相場は40ドルを割り込む可能性が高まる。

*29日のゴムは、上海ゴム安や円高を受けて反落。

*29日のトウモロコシと一般大豆は円高を受けて反落。

*29日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加緩和が市場の失望を招き103円60銭で終えた。一時は105円60銭まで急反発したり、102円70銭まで急落する場面もあった。日銀は上場投資信託(ETF)の買い入れ額を年3.3兆円から6兆円に拡大した。金利はマイナス0.1%で据え置いた。事前には量・質・金利の3次元緩和予想があっただけに、失望感が強まり、ドル売り・円買いが強まった。

*29日の日経平均株価は反発。日銀金融政策決定会合で、上場投資信託(ETF)の買い入れ額を年3.3兆円から6兆円に拡大し、金利はマイナス0.1%の据え置きがそれぞれ決定された。緩和規模は市場の期待を下回った。日経平均株価は乱高下したものの、結局は、次回への期待も高まって反発して引けた。


第76回 『おしえて陳さん』 
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