【10月31日(月)国内市況と終値】
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*31日の金は小幅続伸。対ユーロでのドル安を受けて4298円まで上昇し約1カ月ぶりの高値を付けた。白金は堅調。今週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や10月の米雇用統計など利上げ時期を探る重要な経済イベントが続くが、12月の利上げは既にコンセンサスとなりつつあり、経済イベントが金相場を大きく動かす可能性は低そうだ。11月8日の米大統領選挙が終わるまでは保ち合いが続きそうだ。

*31日の中東産原油は反落。産油国の協調減産をめぐる協議に進展がなくNY原油が下落した上、為替も円高に振れたため、売りが優勢となった。石油製品も中東産原油になびいて反落。

*31日のゴムは3日ぶりに小反落。原油安や円高が嫌気された。

*31日のトウモロコシと一般大豆は円高を受けて反落。

*31日の東京外国為替市場のドル円相場は、104円台後半で保ち合いとなった。オセアニア時間に104円20銭台に下落したが、東京時間の早朝から買い戻しが先行し、104円90銭台まで浮上した。月末に伴う実需の買いが入ったようだ。ただ、ヒラリー氏の私用メール問題再燃による米大統領選への不透明感から、105円乗せには至らなかった。

*31日の日経平均株価は小反落。米大統領選を巡る問題で為替が円高に振れたため、売りが優勢となった。


第89回 『おしえて陳さん』 
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