【11月28日(月)国内市況と終値】
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*28日の金は小反落。NY金時間外が反発したものの、為替の円高が進み、売りが優勢となった。白金も円高を受けて続落。

*28日の中東産原油は大幅続落。先週末の欧米原油相場が石油輸出国機構(OPEC)主導の減産合意に対する不透明感を背景に下落したほか、為替が円高・ドル安に振れたことから、売りが優勢となった。石油製品は原油になびいて安い。

*28日のゴムは、上海ゴム高を受けて反発し、先限は年初来の高値を更新した。

*28日のトウモロコシは6日ぶりに反落。シカゴトウモロコシ相場が、心理的な節目として意識される350セント付近で上値を抑えられているほか、為替がやや円高・ドル安に振れたことが地合いを圧迫した。一般大豆は続伸。

*28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前は売りが先行し一時111円30銭台まで売られたが、その後は日経平均株価の下げ幅縮小を受けて、112円台前半まで戻した。今週は30日に石油輸出国機構(OPEC)総会や、2日には11月の米雇用統計が発表される。重要イベント前にはポジション調整の売りが出やすいようだ。

*28日の日経平均株価は8日ぶりに小反落。為替の円安が一服したため、利益確定売りが優勢となった。また、30日の石油輸出国機構(OPEC)総会を控え、サウジアラビアが減産合意に消極的な態度を示していることからやや警戒感が高まっているようだ。


第93回 『おしえて陳さん』 
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