【1月19日(木)国内市況と終値】
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*19日の金は反発。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに前向きな発言を受けて急速に円安が進んだため、買いが優勢となった。白金はドル建て白金の下落を受けて続落。

*19日の中東産原油は反落。為替相場は大きく円安・ドル高に振れたが、18日のNY原油が、米国内の増産観測を背景に急落したことから、売りが優勢となった。石油製品も原油安を受けて下落。引け後に発表された米石油協会(API)の週間在庫統計では、原油在庫は前週比504万2000バレル減と、市場予想(34万2000バレル減)を大幅に上回る取り崩しとなった。ただ、ガソリン在庫が975万1000バレル増(市場予想は202万3000バレル増)となり、石油製品在庫は増えていた。

*19日のゴムは円安を受けて続伸。タイ南部は昨年末あたりから天候が優れず、今年1月には大規模な洪水被害に見舞われた。今週末から来週にかけてまとまった雨が降るとの予報も出ており、さらに被害が広がれば、需給はかなりタイトになるとの見方が強まっている。

*19日のトウモロコシは円安を受けて3日続伸。一般大豆はまちまち。

*19日の東京外国為替市場のドル円相場は、114円台半ばから後半にかけて堅調に推移した。ドル円は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の利上げに前向きな発言で上昇した。

*19日の日経平均株価は続伸。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の利上げに前向きな発言を受けて、為替が円安に振れたことが好感された。1万9000円を回復し、堅調に推移した。


第99回 『おしえて陳さん』 
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