【3月14日(火)国内市況と終値】
tk0314

*14日の金は3日ぶりに反落。白金も安い。NY金は、14、15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、小幅な値動きとなっている。15日のFOMC声明発表と、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が注目されている。

*14日の中東産原油は、為替の円安を受けて5日ぶりに反発。石油製品は、原油高になびいて堅調。14日に発表される石油輸出国機構(OPEC)月報で、減産状況が確認されるまで様子見が強まっている。減産の1月実績と2月の調査結果を見ると、設定された減産目標の履行が進んでいない国がある一方で、OPEC盟主のサウジアラビアの減産幅は極めて大きく、同国が全体の順守率を押し上げている。OPEC全体よりもサウジ以外の加盟国別の減産履行状況がポイントになりそうだ。

*14日のゴムは3日ぶりに反落。上海ゴム相場の下落を反映して売りが優勢となった。

*14日のトウモロコシと一般大豆は下落。いずれも南米産の豊作が予想されており、供給過剰感から売りが優勢となった。

*14日の東京外国為替市場のドル円相場は、手掛かり材料難から114円台後半で膠着している。今夜から米連邦公開市場委員会(FOMC)、明日からは日銀金融政策決定会合がそれぞれ開催される。結果が出るまでは様子見姿勢が強まりそうだ。

*14日の日経平均株価は4日ぶりに小反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで様子見姿勢が強まった。ドル円相場が114円台後半で推移したことが、下支え要因となり、1万9600円台で底堅く推移した。


第107回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/