【 東京白金は調整安場面、下げ止まる可能性が高い 】
*米国の早期利上げ見通しが高まり、2月の米雇用統計の良好な結果もあって、3月の利上げが確実視され、それ以降の利上げペースも加速するとの見方から、ドルが買われ、新興国通貨が売り戻されている。

白金の最大の生産国である南アフリカの2016年10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)は、年率で前四半期に比べて0.3%減少し、7~9月期の0.4%増から失速となり、3四半期ぶりにマイナス成長に転じた。こうした要因から南アフリカランドは対ドルで下落し白金相場を押し下げた。

テクニカル的に見ると現在の3460円台は、2016年の安値3045円(1月21日)と2016年の高値3855円(8月12)の半値押しにあたる3450円をやや上回る水準にあり、現在は高値からの調整安場面と言える。FOMCの結果と声明を受けて、今後の方向性を探る展開になろう。

*南アフリカの白金生産者団体、ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)が9日発表した四半期リポートで、2017年の白金市場が12万オンスの供給不足との予想を示した。前年の供給不足は27万オンス。投資需要は前年比50%減の25万オンス、宝飾品需要は1%減の253万オンスの見通し。自動車業界の触媒需要は前年1%増加したが、今年は2015年の水準に戻る見込み。欧州の政治不安が自動車販売台数の伸びを抑制すると予想されている。

CFTC建玉3月7日時点:ファンドの白金買い越しは3万8627枚(前週比-5983枚)と減少。総取組高は6万8200枚と前週比3000枚の減少。

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*今週の予想レンジ:3400~3550円

*白金と金の逆ザヤ幅は、再び拡大傾向を見せている。直近では-958円(13日終値)。
白金と金のスプレッドは、「白金売り・金買い」が優勢となりそうだ。

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