3月16日(木)
【3月15日の海外相場および市況】
ny0315

*15日のNY金は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を前に小幅続落。ただ、終値は1200ドルを維持した。利上げが確実視される米連邦公開市場委員会(FOMC)での結果待ちの中、オランダ下院選の投票が始まり、イスラム系移民排斥を主張する極右・自由党(PVV)の躍進を警戒して安全資産としての金需要にも支えられ、下げ幅は小幅だった。引け後に終了したFOMCでは、政策金利の0.25%引き上げを決定された。ただ、FOMC参加者による最新の景気・金利見通しでは、昨年12月時点と同じ年内計3回の利上げを想定していることが明らかとなり、4回への上方修正を織り込みつつあった市場は一斉にドル売りで反応した。ドル安を受けて、NY金時間外は20ドル以上も急伸し、1222ドル前後で推移している。NY白金は続落。時間外はドル安を受けて8ドル強反発し、962ドル前後で推移している。

*15日のNY原油は8日ぶりに反発。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、原油在庫が前週比20万バレル減と、市場予想の370万バレル増に反して減少した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り0.25%の利上げが決定された。ただ、声明で利上げ見通しを昨年12月と同じく3回を想定していることが判明し、ドルが急落した。このため、ドル建て原油に割安感が強まり買いが強まった。

*15日のシカゴトウモロコシは続伸。1カ月半ぶりの安値を付け、買いが優勢となった。ただ、南米の豊作により今後数週間にわたって世界の市場が供給過剰になるとの見方から、上げ幅は抑えられたシカゴ大豆は8日続落。米油実加工業者協会(NOPA)が15日発表した2月の大豆圧砕高は1億4279万2000ブッシェルと、予想を下回ったことが嫌気された。

*15日のNY外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明などの発表を受け、年内の利上げペース加速を見込んで買い進まれていたドルの巻き戻しが活発化し、ドル円は113円台前半に急落した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日終了したFOMCで、政策金利の0.25%引き上げを決定した。ただ、FOMC参加者による最新の景気・金利見通しでは、昨年12月時点と同じ年内計3回の利上げを想定していることが明らかとなり、4回への上方修正を織り込みつつあった市場は一斉にドル売りで反応した。2週間ほど前から、FRBはさらにタカ派的になるのではないかと前のめりになっていたため反動も大きく、ドル円は114円60銭近辺から1円以上急落した。

*15日のNYダウは反発。この日の米連邦公開市場では、予想通り0.25%の追加利上げが決定された。注目されていたFOMC参加者らによる金利見通しは、2017年末と18年末の中央値が昨年12月時点の水準で据え置かれ、ともに年間の想定利上げ回数は3回のままだった。利上げペースは加速しないとの見方から、株式市場には安心感が強まった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
未定 (日) 日銀金融政策決定会合
06:45 (NZ) 10-12月期GDP (前期比) +1.1%(+0.8%) +0.7% +0.4%
      (NZ) 10-12月期GDP (前年比) +3.5%(+3.3%) +3.2% +2.7%
09:30 (豪) 2月就業者数 +1.35万人(+1.37万人) +1.60万人 --
09:30 (豪) 2月失業率 5.7% 5.7% --
17:30 (スイス) スイス中銀政策金利発表 -0.75% -- --
19:00 (EU) 2月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +2.0% +2.0% --
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利発表 8.00% -- --
21:00 (英) BOE政策金利発表 0.25% -- --
21:00 (英) BOE議事録
21:30 (米) 2月住宅着工件数 124.6万件 126.4万件 --
21:30 (米) 3月フィラデルフィア連銀製造業指数 43.3 30.0 --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.3万件 24.0万件 --
21:30 (米) 2月建設許可件数 128.5万件(129.3万件) 126.8万件 --

第107回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/