3月17日(金)
【3月16日の海外相場および市況】
ny0316

*16日のNY金は3日ぶりに反発。15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通りに0.25%の追加利上げを決定。同時に示された参加者の金利見通しでは、2017年中の利上げ回数は計3回と昨年12月時点の見通しを維持した。市場では、利上げペースの加速が否定されたため、ドル売りが強まり、米長期金利も下落して、金相場を押し上げた。ただ、オランダの総選挙では、反移民を掲げる極右政党の自由党が躍進しなかったため、金相場の上値を抑えた。今後は週末のG20とフランス大統領選や英国の欧州連合(EU)離脱などが材料になりそうだ。NY白金は3日ぶりに反発。

*16日のNY原油は小反落。米国内でのシェールオイル増産の動きを警戒した売りが強まった。FOMC後にドル安となったため、ドル建て原油に割安感が生じて買われた。また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は原油在庫水準が平均を上回り続ければ、減産が延長される可能性があると述べたことも強材料となった。しかし、この日は、、米エネルギー情報会社ジェンスケープの情報として、受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が前週比200万バレル超増加したと伝わったことなどが弱材料となり、売りが優勢となった。

*16日のシカゴトウモロコシは3日続伸。週間輸出成約高が、予想よりも好調な内容だったことが好感された。シカゴ大豆は9日ぶりに反発。ただ、ブラジルでの記録的な豊作予想に加え、米国での作付け拡大から上げ幅は限られた。

*16日のNY外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後から続いたドル売りが一服し、ドル円は113円台前半で小動きとなった。15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通りに0.25%の追加利上げを決定し、同時に示された参加者の金利見通しでは、2017年中の利上げ回数は計3回と昨年12月時点の見通しを維持した。利上げペースの加速が否定されたため、ドル売りが強まった。この日もドル売りが継続し、節目の113円を割り込むと、売り一服感から買い戻された。ただ、買いの勢いは続かず、その後はほぼ横ばいで推移した。米政府が議会に提出した予算教書の骨格は、大した内容はなく、材料視されなかった。オランダの総選挙も、反移民を掲げる極右政党の自由党は躍進せず、市場に安心感が強まった。今後は週末のG20とフランス大統領選や英国の欧州連合(EU)離脱などが材料になりそうだ。

*16日の日経平均株価は反落。15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通りに0.25%の追加利上げを決定。同時に示された参加者の金利見通しでは、2017年中の利上げ回数は計3回と昨年12月時点の見通しを維持した。市場は利上げペースの加速を警戒していただけに安心感が広がり、同日のダウは11ドル超上昇したが、この日は新たな買い材料に乏しく、利益確定売りが優勢になった。 一方、トランプ政権が16日、議会に提示した2018会計年度(2017年10月~18年9月)予算教書の骨格には、市場が期待する大型の税制改革は盛り込まれず、相場の後押しにはならなかった。逆に、米食品医薬品局(FDA)が徴収する医薬品や医療機器などの承認審査料を前年から2倍以上に引き上げる方針が示され、製薬大手株が売られ、相場の重石となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
06:30 (NZ) 2月企業景況感(PMI) 51.6(52.2) -- 55.2
19:00 (EU) 1月貿易収支 (季調前) +281億EUR -- --
19:00 (EU) 1月建設支出 (前月比) -0.2% -- --
22:15 (米) 2月鉱工業生産 (前月比) -0.3% +0.2% --
22:15 (米) 2月設備稼働率 75.3% 75.5% --
23:00 (米) 3月ミシガン大消費者信頼感指数・速報 96.3 97.0 


第107回 『おしえて陳さん』 
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