【4月20日(木)国内市況と終値】
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*20日の金は続落。19日のNY金がドル高を背景に反落した流れを受けて、売りが優勢となった。白金はNYダウの下落を受けて続落。NY金は地政学リスクを背景に短期間で値を上げてきたが、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。一時は1275.40ドルまで下落したが、北朝鮮情勢をめぐる地政学的リスクの根強さや、フランス大統領選の先行き不透明感から、安全資産である金の下値は支えられている。

*20日の中東産原油は大幅続落。19日のNY原油が、需給緩和観測を背景に下落したことから、売りが優勢となった。石油製品も原油になびいて続落。NY原油は、米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で米ガソリン在庫の予想外の増加が示されたことや国内原油生産の拡大を嫌気して、2週間ぶりの安値に下落した。EIAによると、直近週の米原油在庫は100万バレル減少と、予想よりも小幅な減少にとどまり、ガソリン在庫は、季節的傾向とは逆の150万バレル増となった。

*石油輸出国機構(OPEC)は、ウィーンの本部で総会の開催を予定する5月25日に、非加盟産油国との協議も行う予定。今年下半期の減産延長について判断を下すという。サウジアラビアなど多くの主要加盟国は、ロシアやその他非加盟国の合意があれば、減産延長を支持する考え。ただ、ロシアは、ノバク・エネルギー相が今月、国内石油会社と近く減産について協議すると述べたものの、減産を支持するかについては明らかにしていない。


*20日のゴムは売られ過ぎもあって、円安を受けて堅調。ただ、東南アジアの産地では減産期が終了し、中国でも南部産地の国産ゴムの収穫が始まったため、ゴムの需給は緩和が予想されている。

*20日のトウモロコシは下落。一般大豆は反発。トランプ政権が地球温暖化対策を見直す方針を示している影響で、米国内のバイオディーゼル需要は鈍化するとの見方が広がっている。

*20日の東京外国為替市場のドル円相場は、108円台後半で膠着状態。午前中に五・十日による国内輸入
企業の買いや株高に支援されて一時109円台に乗せたが、買い一巡後はやや水準を切り下げ、108円90銭前後を軸とした狭いレ
ンジで推移している。

*20日の日経平均株価は小反落。為替が円安に振れたことで、日経平均株価は一時1万8500円を回復した。3月の輸出総額が市場予想を大きく上回ったことも好感された。ただ、北朝鮮情勢や、フランス大統領選の行方が意識され、上値を買い上がるほどの勢いはなかった。


第112回 『おしえて陳さん』 
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