【4月21日(金)国内市況と終値】
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*21日の金は円安を受けて3日ぶりに反発。白金も3日ぶりに反発。金相場は、週末のフランス大統領選の第1回投票を前に様子見姿勢が強まっている。これまで中東や朝鮮半島の地政学リスクとともに、フランス大統領選の不透明感から、NY金は安全資産として買われてきたが、ここにきて調整に入っている。目先は、23日のフランス大統領選が注目材料だが、第1回投票で過半数を得る候補はいないとみられており、5月7日の決選投票を前提に動いているようだ。世論調査によると、フランス大統領選は欧州連合(EU)離脱や「反イスラム」を唱える極右政党のルペン党首と、中道系独立候補マクロン前経済相がリードしており、市場もこの2人の決選投票になるとの見方を強めている。しかし、ここにきて急進左派・左翼党のメランション元共同党首が存在感を高めているという。

*21日の中東産原油は小反発。石油製品は小動き。この日はNY原油が50ドル台後半を維持し、ドル円相場が109円台前半に上昇したため、下げ止まったようだ。産油国の協調減産延長により、価格が維持されることへの期待が根強い。

*21日のゴムは大幅続伸。円安や上海ゴム相場の反発で買いが優勢となった。

*21日のトウモロコシは続落。一般大豆は小安い。今週に入り、米中西部の雨がちな天候に伴う作付け遅れへの懸念が後退しており、シカゴコーンの上値は重くなっているようだ。今後の米中西部の降水量は、南部と東部が平年並みから多めと予想されるものの、北西部ではむしろ、平年並みから少なめの見込みという。南米の豊作を背景に輸出市場の供給圧力が強まっている。

*21日の東京外国為替市場のドル円相場は、フランス大統領選を控えて動きにくく、109円台前半で保ち合い。23日にフランス大統領選の第1回投票が実施される。上位4候補は接戦で、反EUを掲げる候補者が決選投票に進むことへの警戒感は根強く、結果を見るまでは動きにくいようだ。

*21日の日経平均株価は円安を受けて大幅反発。ただ、23日のフランス大統領選挙の第1回投票や、地政学リスクを背景に、高値圏でのもみ合いが続いた。


第113回 『おしえて陳さん』 
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