【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランドは、対ドルで3週間ぶりの高値まで戻し、対円でも今月3日以来の高値まで上昇した。19日に発表された3月の消費者物価指数(CPI)は市場予想より弱かった。インフレの鈍化は南ア経済にはプラスに働くとの見方が強材料になった。また、ズマ大統領が銀行や鉱山を国有化するとの噂があったが、同大統領が否定したことで、南アランドは一段高となった。

*今週の南アランド円は保ち合いとなりそうだ。先週は大幅上昇し、利益確定売りも出やすくなっている一方で、インフレ率の低下は銀行や鉱山の国有化の否定を受けて買い戻しも入りやすく、総じて保ち合いとなりそうだ。

格付け会社ムーディーズは南アフリカの格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。ただし、今後30-90日間かかるとしており、この間に、政治的な安定が高まり、インフレ率もさらに落ち着けば、格下げは見送りになる可能性もある。

26日に発表される3月の生産者物価指数(PPI)は前年比で+5.5%と前回の+5.6%より低下する見込み。28日に発表される3月の貿易収支は54億南アランドと前回の52億南アランドより増加する見込み。

日足チャートでは、200日移動平均線にサポートされて反発し、20日移動平均線をブレイクして100日移動平均線に到達した。8円割れは遠のいた可能性が高い。

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予想レンジ:8.30円~8.60円


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