4月27日(木)
【4月26日の海外相場および市況】
ny0426

*26日のNY金は小幅続落。23日のフランス大統領選の第1回投票結果を受けて欧州情勢の先行き不安などが後退したことから、売りが継続したが、北朝鮮をめぐる地政学的リスクが依然くすぶっていることから、下値も限定的だった。また、市場には、トランプ米大統領による税制改革案への期待が強かったが、ムニューシン財務長官とコーン米国家経済会議(NEC)委員長が発表した税制改革案では、大幅な法人税減税を柱とする概要が事前の報道内容とほとんど変わらず、財源や導入時期などの詳細も明らかにしなかったことから、ドルが売り戻され、金相場の支援要因になった。NY白金は4日続落。

*26日のNY原油は小幅続伸。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、原油在庫が前週比360万バレル減と、市場予想の170万バレル減を大きく上回る取り崩しとなった。これを受けて、一時50.20ドルまで上昇した。ただ、ガソリン在庫が予想の100万バレル減に反して340万バレルの積み増しとなったため、その後は低調なエネルギー需要が意識され、上げ幅を削った。

*26日のシカゴトウモロコシは反落。米中西部での作付けに適した天候の回復や、トランプ米政権が北米自由貿易協定(NAFTA)からの撤退を検討しているとの報道に圧迫された。シカゴ大豆は続落。トウモロコシ安やブラジル通過レアル安が弱材料になった。

*26日のNY外国為替市場では、ドル買いが先行した後、米税制改革案の発表を受けて売り戻され、ドル円相場は往って来いとなった。トランプ米大統領による税制改革案への期待からドル円は111円80銭近くかで上昇したが、ムニューシン財務長官とコーン米国家経済会議(NEC)委員長が税制改革案を発表すると、流れが反転した。大幅な法人税減税を柱とする概要が事前の報道内容とほとんど変わらず、財源や導入時期などの詳細も明らかにしなかったことから、ドルが売り戻され、一時110円87銭まで下落した。

*26日のNYダウは3日ぶりに小反落。この日発表された米税制改革案には、法人税率の35%から15%への引き下げや、米企業が海外に投資した資金を本国に環流する際の税率を1回限り引き下げることなどが盛り込まれた。法人税の「国境調整」は見送られた。米政権は「過去最大規模の税制改革だ」と強調したものの、同案の内容は事前報道とおおむね同じで、市場の期待は急速に萎んだ。


【本日の主な経済指標およびイベント】
*ヨハネスブルグ休場(フリーダムデー)
未定 (日) 日銀金融政策決定会合
未定 (日) 日銀展望レポート
10:30 (豪) 1-3月期輸入物価指数 (前期比) +0.2% -0.5% --
18:00 (EU) 4月経済信頼感 107.9 108.2 --
18:00 (EU) 4月消費者信頼感・確報 -3.6 -3.6 --
20:45 (EU) 欧州中銀金融政策発表 0.00% -- --
21:00 (独) 4月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.6% +1.9% --
21:30 (米) 3月耐久財受注 (前月比) +1.8% +1.3% --
   (米) 3月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) +0.5% +0.4% --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.4万件 24.5万件 --
21:30 (米) 3月卸売在庫 (前月比) +0.4% +0.2% --
23:00 (米) 3月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) +5.5% -1.0%


第113回 『おしえて陳さん』 
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