【5月18日(木)国内市況と終値】
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*18日の金は反発。前日のNY金が、トランプ大統領のロシア疑惑をめぐる政治的リスクを背景に上昇したことから、買いが優勢となった。白金は円高を受けて続落。

*18日の中東産(ドバイ)原油は反発。石油製品(バージ)も、原油高になびいて反発。米エネルギー情報局(EIA)が発表した最新のデータによると、原油在庫は前週に比べ180万バレル減少した。夏場のドライブシーズンに向け、在庫は減少傾向を示すとみられ、原油相場は強地合いが続きそうだ。

*18日のゴムは、円高を受けて8日ぶりに反落。上海ゴム相場の下げを受けて、下げ幅を拡大した。

*18日のトウモロコシは5日続落。一般大豆は軟調。トランプ政権に対する不信感から、リスク回避姿勢が強まり、為替が大幅な円高・ドル安に振れているため、円高を受けて穀物相場が押し下げられた。また、米農務省のクロップ・プログレスによると、トウモロコシの作付け進捗率は14日現在で71%と、過去5年平均の70%を上回った。発芽率も31%(過去5年平均は36%)と、おおむね順調。

*18日の東京外国為替市場のドル円相場は、111円台前半で終えた。早朝、トランプ大統領のFBIの捜査妨害疑惑などを嫌気した売りが継続し、一時110円50銭台に下落。その後は実需の買いなどで111円20銭台に回復した。

*18日の日経平均株価は大幅安。米国政治の先行き不安を背景とした前日のNYダウの大幅安や、為替の円高進
行を受けて、ほぼ全面安の展開となった。ドル円が110円台に下落
した場面では、日経平均株価の下げ幅が300円を超えた。


第115回 『おしえて陳さん』 
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