【6月2日(金)国内市況と終値】
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*2日の金は円安を受けて堅調。白金は反落。昨日のNY金は、米民間雇用指標が市場予想を大きく上回り、雇用統計も強い内容になるとの見方が広がり、反落。NYダウが史上最高値を更新したことも金の地合いを圧迫した。

*2日の中東産(ドバイ)原油は続落。石油製品(バージ)も原油安に連れて下落。米エネルギー情報局(EIA)が1日発表した週間在庫統計によると、原油は前週比640万バレル減の5億0990万バレル。米石油協会(API)の在庫は870万バレル減少しており、ともに市場予想(250万バレル減)を大きく上回った。 一方、ADP雇用統計が強い内容となったことで、為替市場でドル買われ、ドル建て原油に割高感が広がり、売りが優勢となった。

*2日のゴムは8日続落。上海ゴム安を受けて売られ、先限は200円の大台を回復できなかった。

*2日のトウモロコシは堅調。一般大豆はまちまち。

*2日の東京外国為替市場のドル円相場は、5月の米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢が強まり、111円台後半で小動き。

*2日の日経平均株価は大幅続伸し、1年半ぶりに2万円の大台を回復して引けた。昨日のNYダウが史上最高値を更新し、為替も円安で推移したため、買いが優勢となり、上げ幅が300円を超えた。米株高で、日本株の割安感が一段と強まり、2万円の大台を突破した。


第118回 『おしえて陳さん』 
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