7月26日(水)
【7月25日の海外相場および市況】
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*25日のNY金は小幅続落。翌日終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて売りが優勢となった。7月の消費者景気信頼感指数が前月から上昇し、市場予想も上回ったことを受けて、為替市場ではドルがユーロに対して買い戻され、ドル建て金に割高感が生じたことも重石となった。一部企業の好決算や原油相場の上昇を受けてリスクオフモードが後退したことも金を押し下げた。なお、FOMCでは政策金利は据え置かれるものの、声明で資産圧縮の具体的な開始時期に言及するかどうか、また物価動向についてどんな見解を示すかなどが注目されている。NY白金はドル高を受けて小幅続落。

*25日のNY原油は大幅続伸。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は前日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟産油国は、市場の需給均衡是正と世界的な供給過剰の緩和を図るため追加対策を講じる用意があると表明。さらに、サウジが8月の原油輸出量を日量660万バレルに抑制する意向も明らかにした。これを受けて、OPEC主導で需給引き締めに向けた新たな対策が講じられるとの期待が強まった。また、為替市場ではドイツの長期金利上昇などを背景にユーロ高・ドル安が進行し、ドル建て原油に割安感が生じたことも強材料となった。

*引け後に発表された米石油協会(API)による21日までの1週間の国内原油在庫は、前週比1020万バレル減の4億8700万バレルとなった。市場予想は260万バレル減だった。原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの在庫は260万バレル減。これを受けて、NY原油時間外は、0.49ドル高の48.38ドル近辺で推移している。

*25日のシカゴトウモロコシは下落。米中西部で降雨と低めの気温の天気予報が出たため、作物の生育が促されるとの見方が弱材料となった。シカゴ大豆は天候改善予報を受けて3日続落。

*25日のNY外国為替市場のドル円は、111円台後半に上昇した。欧米株高や金利上昇などを受けてリスク回避の円買いが一服し、翌日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えて、ドルが買い戻された。今回の連邦公開市場委員会(FOMC)では、イエレンFRB議長による記者会見なども予定されておらず、政策金利の据え置き決定が濃厚。ただ、FRBがFOMC終了後の声明で、保有資産圧縮の具体的な開始時期に言及するかどうか、またFRBが想定する「年内あと1回」の利上げを裏付ける物価動向についてどんな見解を示すか、などに注目が集まっている。

*25日のNYダウは4日ぶりに反発。建設機械大手キャタピラーとファストフード大手マクドナルドが朝方発表した2017年4~6月期決算は、純利益がいずれも前年同期比で2桁増となり、1株当たり利益も市場予想を上回った。好決算を受けてNYダウを押し上げた。また、サウジアラビアが8月の原油輸出量を抑制するとの報を受け、NY原油相場が急伸したことも強材料となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
07:45 (NZ) 6月貿易収支 +1.03億NZD(+0.74億NZD) +1.50億NZD +2.42億NZD
10:30 (豪) 4-6月期消費者物価指数 (前期比) +0.5% +0.4% --
       (豪) 4-6月期消費者物価指数 (前年比) +2.1% +2.2% --
17:30 (英) 4-6月期GDP・速報 (前期比) +0.2% +0.3% --
      (英) 4-6月期GDP・速報 (前年比) +2.0% +1.7% --
23:00 (米) 6月新築住宅販売件数 61.0万件 61.5万件 --
      (米) 6月新築住宅販売件数 (前月比) +2.9% +0.8% --
27:00 (米) FOMC政策金利発表 1.00-1.25% 

第125回 『おしえて陳さん』 
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