7月27日(木)
【7月26日の海外相場および市況】
ny0727

*26日のNY金は3日続落。この日公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えて、利益確定売りが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日のFOMCで、大方の予想通り政策金利の据え置きを決定した。イエレンFRB議長の会見はなかった。声明では、資産圧縮の開始時期について「比較的早期」と表明し、早ければ9月にも資産圧縮に着手する方針を示した。ただ、物価認識に関しては「目標の2%を幾分下回っている」から「目標の2%を下回っている」に下方修正し、インフレ動向に警戒感を示した。これを受けて、追加利上げ時期が後ずれするのではないかとの観測が強まり、米長期金利が低下し、ドルが急落した。ドル安を受けてNY金時間外は13ドル程度反発し、1262ドル台に上昇している。

*26日のNY原油は3日続伸し、2カ月ぶりの高値をつけた。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)週間在庫統計では、原油在庫が720万バレル減と大幅な取り崩しとなった。石油製品についてもガソリンが100万バレル減、ディスティレート(留出油)が190万バレル減と在庫の圧縮が明らかとなり、一時48.87ドルまで上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のベネズエラで政情不安が広がっていることや、OPEC主導の協調減産が免除されているナイジェリアが自主的に増産を制限する意向と報じられたことも支援要因。

*26日のシカゴトウモロコシは4日ぶりに反発。ただ、米中西部の主要生産地で、降雨と気温低下の天気予報が出たため、上値は抑えられた。シカゴ大豆はトウモロコシに連れて4日ぶりに反発。

*26日のNY外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けて米長期金利が低下したため、ドル売り・円買いが進み、ドル円111円台前半に下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日のFOMCで、大方の予想通り政策金利の据え置きを決定した。イエレンFRB議長の会見はなかった。声明では、資産圧縮の開始時期について「比較的早期」と表明し、早ければ9月にも資産圧縮に着手する方針を示した。ただ、物価認識に関しては「目標の2%を幾分下回っている」から「目標の2%を下回っている」に下方修正し、インフレ動向に警戒感を示した。これを受けて、追加利上げ時期が後ずれするのではないかとの観測が強まり、米長期金利が低下したことから、ドル売り・円買いが進行した。

*26日のNYダウは続伸し、史上最高値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、利上げペースは緩やかになるとの見方が広がった。FOMCでは、事前予想通りに政策金利は据え置かれた。声明では、注目された金融危機後の量的金融緩和で膨らんだ資産圧縮の開始時期について「比較的早期」と表明し、早ければ9月にも決定する方針を示した。ただ、市場関係者は、最近の軟調なインフレ指標を受け、物価認識を「目標の2%を幾分下回っている」から「目標の2%を下回っている」と下方修正したことに注目し、年内の追加利上げを慎重に進めるハト派的な姿勢と受け止められた。一方、ヤマ場を迎えている米主要企業の2017年4~6月期決算では、堅調な業績が相次いだ。


【本日の主な経済指標およびイベント】
10:30 (豪) 4-6月期輸入物価指数 (前期比) +1.2% +0.7% --
18:30 (南ア) 6月生産者物価指数 (前年比) +4.8% +4.4% --
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利発表 8.00% -- --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 23.3万件 24.0万件 --
21:30 (米) 6月耐久財受注 (前月比) -0.8% +3.5% --
      (米) 6月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) +0.3% +0.4% --
21:30 (米) 6月卸売在庫 (前月比) +0.4% +0.3% 

第125回 『おしえて陳さん』 
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