【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は上昇した。29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、一時ドル円が4月以来の円高になったことから、豪ドル円も85円70銭台まで急落したが、その日のNY市場では、良好な米経済指標を受けて、ドル円が反発したため、豪ドル円も上昇した。その後のドル円は総じて堅調に推移したため、豪ドル円を押し上げた。30日に発表された7月住宅建設許可が前月比1.7%減と予想の5.0%減を上回ったことも好感された。

*今週の豪ドル円はボラテリティが高まりそうだ。今週は豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会が開催され、経済指標も複数発表される。

5日は、4-6月期経常収支(予想-75億豪ドル、前回-31億豪ドル)、また、豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会が開催される。今回も政策金利は史上最低水準の1.50%に据え置かれよう。

6日は4-6月期国内総生産(GDP)(前年比予想+1.8%、前回+1.7%).

7日は7月小売売上高 (前月比予想+0.2%、前回+0.3%)、7月貿易収支(予想+9.50億豪ドル、前回+8.56億豪ドル)。

RBAの利上げ見通しはディスインフレを受けて後退しているが、声明に豪ドル高牽制が入るかどうか。

先週は隣国のニュージーランド準備銀行銀行(RBNZ、ニュージーランド中銀)のウィーラー総裁がニュージーランドドル安を促す発言をしたこともあり、豪ドル高懸念への表明が警戒される。

その後は、GDPがポイントになるが、予想通りの数字であれば豪ドルをサポートしよう。また、小売売上高、貿易収支も重要指標であり、上下の振れが大きくなりそうだ。

<強材料>
①.7月の住宅建設許可は前月比-1.7%だったが、予想の-5.0%を上回った。
②.格付け会社ムーディーズが中国の今年のGDP成長率見通しを6.6%から6.8%へ、2018年の見通しを6.3%から6.4%へとそれぞれ引き上げた。

<弱材料>
①.インフレ率の低下を受けて利上げ見通しが後退。
②.アジア圏の地政学的リスクの高まり。

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予想レンジ:86.00円~89.00円


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