9月28日(木)
【9月27日の海外相場および市況】
ny0928

*27日のNY金は続落し、6週間ぶりの安値をつけた。前日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて、年内の追加利上げを見込んでドル買いが強まるなか、この日はトランプ政権が発表する税制改革案への期待や、8月の耐久財受注が市場予想を上回ったこともあり、ドルが一段高となって、ドル建て金は割高感から売られた。ただ、北朝鮮リスクなどが依然くすぶっており下値は限定的だった。NY白金はドル高を受けて続落。

*27日のNY原油は反発。米原油在庫が予想に反して減少に転じたことなどが支援材料となった。米エネルギー情報局(EIA)週報によると、22日までの1週間の米原油在庫は前週比180万バレル減と、市場予想の340万バレル増に反して4週間ぶりに減少。ディスティレート(留出油)在庫は800万バレル減と、取り崩し幅は予想の約4倍となった。一方、ガソリン在庫は90万バレル減の予想に反し、110万バレルの積み増しだった。製油所の稼働率は5.4%上昇し88.6%。製油所の大半が操業を再開したため、8月のハリケーン「ハービー」上陸(8月25日)以来の高水準となった。このため、ハリケーンの影響で閉鎖されていた製油所の操業再開も好感された。また、イラク北部クルド自治政府の独立問題で中東地域の地政学的リスクが再燃していることに加え、原油供給の混乱が懸念されていることも強材料となった。ただ、為替市場では、ドル高が進み、ドル建て原油には割高感が強まり、上値は抑えられた。

*27日のシカゴトウモロコシは小反発。小麦高が支援材料となった。シカゴ大豆は、輸出需要の増大を受けて反発。

*27日のNY外国為替市場では、米税制改革実現への期待を背景としたドル買いに押され、ドル円は112円台後半に上昇した。前日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて、年内の追加利上げを見込んでドル買いが強まるなか、この日はトランプ政権が発表する税制改革案への期待も重なって、ドル円は一時7月中旬以来約2カ月半ぶりに113円台に上昇した。8月の耐久財受注が市場予想を上回ったこともあり、一時113円26銭まで上昇した。しかし、連邦法人税率の引き下げなどを盛り込んだ税制改革案の詳細が明らかになると利益確定のドル売りが強まって、112円台後半に軟化した。

*27日のNYダウは5日ぶりに反発。トランプ大統領はこの日、公約に掲げる税制改革の新たな案を発表し、連邦法人税率を現行の35%から20%に引き下げる意向を表明。大型減税による経済活動の活発化への期待感から、株価が押し上げられた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
18:00 (EU) 9月経済信頼感 111.9 112.0 --
18:00 (EU) 9月消費者信頼感・確報 -1.2 -1.2 --
18:30 (南ア) 8月生産者物価指数 (前年比) +3.6% +4.1% --
21:00 (独) 9月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.8% +1.8% --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 25.9万件 27.0万件 --
21:30 (米) 4-6月期GDP・確報 (前期比年率) +3.0% +3.0% --
21:30 (米) 4-6月期個人消費・確報 (前期比年率) +3.3% +3.3% --
21:30 (米) 4-6月期GDPデフレーター・確報 (前期比年率) +1.0% +1.0% --
21:30 (米) 4-6月期コアPCEデフレーター・確報 (前期比年率) +0.9% +0.9% --
21:30 (米) 8月卸売在庫 (前月比) +0.6% +0.4% --
27:00 (メキシコ) メキシコ中銀政策金利発表 7.00% 


第134回 『おしえて陳さん』 
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